YPG主体のシリア民主軍報道官「国民軍であるシリア政府軍のラッカ市解放作戦への参加を禁じるものはない」(2017年3月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官はプレス向け声明を出し、「シリア政府軍のラッカ市解放作戦への参加を禁じるものはない。なぜなら、政府軍は、テロとダーイシュにとっての筆頭支援者であるトルコ軍とは異なり、国民軍だからだ…。我々は常に、シリアの祖国で暮らす人々こそが、自分たちの地域を解放する権利を有しており、シリア軍はシリアの祖国を構成する基本的な一部分であり、それ以外の軍、つまりトルコ軍が持たない権利を有している」と述べた。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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