アスタナ8会議が開幕、反体制派は逮捕者釈放の争点化を狙う(2017年12月21日)

カザフスタン外務省主催のもと、同国の首都アスタナで、ロシア、トルコ、イランを保証国とする停戦協議「アスタナ8会議」が開幕した。

アスタナ入りしたバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団は、ホセイン・ジャーベリー・アンサーリー外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)を団長とするイラン代表団、アレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を団長とするロシア代表団とそれぞれ会談した。

またこれに先立ち、ロシア代表団は、イラン代表団、セダト・オナル外務大臣特別顧問を団長とするトルコ代表団と個別に会談した。

ロシアのソチでの開催が決まっている「シリア諸国民大会」については、会議期間中にロシア、トルコ、イランの代表団が準備に向けて協議する予定だという。

SANA(12月21日付)が伝えた。

SANA, December 21, 2017

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月21日付)によると、アスタナ8会議に参加するためにアスタナを訪問中のシリア軍事革命諸勢力代表団は声明を出し、国連の技術チームと会談し、シリア政府によって拘置されている逮捕者釈放の問題について協議したと発表した。

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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