ロジャヴァ支配下のマンビジュ市のアラブ人部族長・名士がYPG主体のシリア民主軍の諜報機関解体を求め、デモを呼びかける(2018年1月13日)

アレッポ県では、『ハヤート』(1月14日付)によると、マンビジュ市で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の諜報機関がブー・バンナー部族の青年2人を拷問の末に殺害した件に関して、地元のアラブ人部族長や名士数十人が声明を出し、人民防衛隊に2人の遺体の引き渡し、同地で逮捕や殺害を繰り返す諜報機関の解体、マンビジュ市および同市一帯の地元の立法評議会および執行評議会の改編などを求めるとともに、「部族のストライキ」と銘打った抗議運動を呼びかけた。

AFP, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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