トルコの支援を受ける反体制武装集団とPYDの交渉決裂、PYDはタッル・リフアト市一帯からの撤退要求を拒否(2018年1月20日)

アスタナ3会議まで反体制武装集団の代表団(シリア革命軍事諸勢力代表団)の報道官を務めていたウサーマ・アブー・ザイド氏は、ツイッターのアカウントを通じて、アレッポ県アフリーン市一帯でのトルコ軍および反体制武装集団の軍事作戦本格化を前に、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)と反体制武装集団(自由シリア軍)の間で行われていた折衝が失敗に終わったことを明らかにした。

この折衝で、反体制武装集団側は、PYDに対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍をアレッポ県のタッル・リフアト市および同地周辺のアラブ人の村々から撤退するよう求めたが、PYDはこれを拒否したという。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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