YPG主体のシリア民主軍はアフリーン市近郊でトルコ軍兵士9人を殲滅(2018年2月6日)

アレッポ県では、ANHA(2月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シーア村に侵攻したトルコ軍と交戦し、兵士9人を殺害した。

ANHA, February 6, 2018

ANHA(2月6日付)によると、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団は、シャッラー村近郊のマイダーニカ村、ジャーマー村、シーヤ町近郊のハッジ・バリール村、ブルブル町近郊のジリー村、シャイフールザ村一帯、ジャンディールス市近郊のムハンマディーヤ村、ダイル・バッルート村、シーヤ町近郊の放送塔一帯、ラージュー町近郊を爆撃・砲撃、シリア民主軍と交戦した。

一方、TRT(2月6日付)は、トルコ軍部隊がアフリーン市西部にある人民防衛隊(YPG)の教練キャンプを制圧したと伝えた。

なお、SANA(2月6日付)によると、トルコ軍が「オリーブの枝」作戦の開始を発表した1月20日以降の民間人死者は148人、負傷者は365人にのぼるという。

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イドリブ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のバルースク・ハサカ報道官がANHA(2月6日付)に明らかにしたところによると、トルコ軍部隊が、アティマ村にある避難民キャンプを砲撃した。

砲撃に曝されたのは、同キャンプに身を寄せているアフリーン市一帯の民間人だという。

AFP, February 6, 2018、ANHA, February 6, 2018、AP, February 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2018、al-Hayat, February 7, 2018、Reuters, February 6, 2018、SANA, February 6, 2018、TRT, February 6, 2018、UPI, February 6, 2018などをもとに作成。

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