ホワイト・ヘルメットは、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/syriacivildef)を通じて、5日深夜から6日未明にかけて、シリア軍がダマスカス郊外県東グータ地方のハムーリーヤ市を塩素ガスを装填した砲弾で攻撃し、市民少なくとも30人が呼吸困難などの中毒症状を訴えたと発表した。
中毒症状を訴えた市民のほとんどは女性と子供で、ホワイト・ヘルメットの隊員2人も救出作業中に呼吸困難を訴えたという。
ドゥラル・シャーミーヤ(3月5日付)は、複数の活動家の話として、シリア軍がハムーリーヤ市に塩素ガスを装填した「樽爆弾」複数発を投下したのだという。
Following a Regime #chlorine gas attack in #Hamorieh city, more than 30 suffocation cases including women, children, #CivilDefense volunteers, only hours after the Aid convoy arrived and left #EasternGhouta . This is attack number 8 in 2018 pic.twitter.com/IlbByRMP2d
— The White Helmets (@SyriaCivilDef) 2018年3月5日
AFP, March 6, 2018、ANHA, March 6, 2018、AP, March 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2018、al-Hayat, March 7, 2018、Reuters, March 6, 2018、SANA, March 6, 2018、UPI, March 6, 2018などをもとに作成。
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