YPG主体のシリア民主軍「オリーブの枝」作戦による民間人死者は227人」(2018年3月7日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは声明を出し、トルコ軍が「オリーブの枝」作戦開始を宣言した1月20日以降の、アレッポ県アフリーン郡の被害状況を発表した。

それによると、シリア民主軍側の戦闘員死者数は283人、民間人死者数は227人(うち子供32人、女性28人)、負傷者数は651人(うち子供87人、女性93人)、トルコ軍および反体制武装集団側の死者数は1,588人だった。

またトルコ軍戦闘機による無差別爆撃は1,026回、ヘリコプターによる爆撃は56回、トルコ軍と反体制武装集団による無差別砲撃は3,307回に及んでいるという。

AFP, March 7, 2018、ANHA, March 7, 2018、AP, March 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 7, 2018、al-Hayat, March 8, 2018、Reuters, March 7, 2018、SANA, March 7, 2018、UPI, March 7, 2018などをもとに作成。

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