トルコ軍と反体制武装集団はアフリーン市に向けて進軍を続け、要衝のカフルムズ村を制圧(2018年3月9日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、シャラーン村近郊のカフルムズ村、カシュクダール山一帯、ブルブル町近郊のスーラーイール村を制圧した。

一方、ANHA(3月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターによると、トルコ軍がアフリーン市タルナダ地区を砲撃し、3人が死亡した。

また、トルコ軍は、シャッラー村一帯でまマティーナー村、マアルスキー村、マリーミーン村、ウールトゥークラーク村、ティッバ村、マズラア村、ジンディールス近郊のカフルサフラ村、ブルブル町近郊のバーヒジャ村、ブーキー村を爆撃・砲撃、反体制武装集団とともにシリア民主軍と交戦した。

**

ハサカ県では、SANA(3月9日付)によると、トルコ国境に面するラアス・アイン市の住宅街にトルコ軍が撃った迫撃砲弾1発が着弾した。

AFP, March 9, 2018、ANHA, March 9, 2018、AP, March 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2018、al-Hayat, March 10, 2018、Reuters, March 9, 2018、SANA, March 9, 2018、UPI, March 9, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.