シリア政府とアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動はロシアの仲介により東グータ地方ハラスター市から戦闘員と家族を退去させることで最終合意(2018年3月21日)

シャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)のムンズィル・ファーリス氏は報道声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方のハラスター市からの戦闘員の退去について、シリア政府と最終合意に達したことを明らかにした。

合意は、ロシア政府の仲介のもと、両者の代表団によって交わされ、ハラスター市で籠城を続けてきたシャーム解放機構の戦闘員と退去を希望する民間人がシリア北部に退去すること、退去を希望しない者の残留が定められているという。

戦闘員らの退去は22日午前7時から開始される予定。

ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、これにより戦闘員1,500人とその家族6,000人が退去する見込みだという。

al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018

AFP, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018などをもとに作成。

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