東グータ地方ではラフマーン軍団支配地域からの戦闘員退去とイスラーム軍支配下のドゥーマー市からの住民脱出続く(2018年3月29日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月29日付)によると、ラフマーン軍団、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の支配下にあった東グータ地方南東部のアルバイン市、ザマルカー町、アイン・タルマー村、ダマスカス郊外県ジャウバル区から、戦闘員2,143人を含む7,003人が大型バス128人に分乗し、同地をあとにし、イドリブ県方面に向かった。

SANA, March 29, 2018

また東グータ地方ドゥーマー市からワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの人道回廊を経由して、住民数百人が新たにシリア政府支配地域に退去し、シリア軍、シリア赤新月社によって保護された。

SANAによると、2月27日に設置された同人道回廊を経由して避難した住民の数は1万7,000人以上にのぼるという。

ドゥーマー市の人口は推計で13万5,000人。

SANA, March 29, 2018

AFP, March 29, 2018、ANHA, March 29, 2018、AP, March 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2018、al-Hayat, March 30, 2018、Reuters, March 29, 2018、SANA, March 29, 2018、UPI, March 29, 2018などをもとに作成。

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