シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、14日早朝(3時55分)、米英仏がミサイル約110発を首都ダマスカスなどに向けて発射、これに対してシリア軍防空システムがそのほとんどを撃破したと発表した。
声明によると、防空システムをかいくぐったミサイル複数発が着弾し、ダマスカス県バルザ地区にある研究センター内の教育および実験用の施設1棟が被害を受けたという。
人的被害はなかったという。
また、ヒムス市近郊の軍事拠点を狙っていた思われるミサイル複数発の進路が逸れて着弾し、民間人3人が負傷したという。
SANA(4月14日付)が伝えた。
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一方、シリアの外務在外居住者省の正式筋は、米英仏によるシリアへの攻撃を「国際法や国連憲章に違反する…無思慮」だとして「もっとも強い表現で非難」した。
SANA(4月14日付)が伝えた。
AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。
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