イドリブ県で二つのアル=カーイダ系組織が交戦、シャーム解放委員会がシリア解放戦線支配下のハーン・シャイフーン市を制圧し、ハマー県北部に進軍(2018年4月15日)

イドリブ県では、ANHA(4月15日付)、『ハヤート』(4月16日付)などによると、アル=カーイダ系のシャーム解放委員会とシリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)が県南部一帯で交戦した。

シリア人権監視団によると、交戦はハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市で激しく行われ、多数が死傷したという。

この戦闘で、シャーム解放委員会は、ハーン・シャイフーン市を含むイドリブ県南部(タッル・アース村、マアッルタマーティル村、ジャバーラー村、マアッルズィーター村、カフルサジュナ村、ラカーヤー村、サジュナ村、ヒーシュ村、サフヤーン村、シャイフ・ダーミス村、カフルマスダ村、マダーヤー村、アーミリーヤ村)を制圧するとともに、ハマー県北部にも進軍、ムーリク市およびシリア政府支配地域に面する一帯を制圧、マアッラト・ヌウマーン市からムーリク市に至る街道を遮断した。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月15日付)によると、シリア・ロシア両軍が県北部のハムラート村、クナイトラート村、サリーム村一帯への攻撃を激化させた。

一方、SANA(4月15日付)によると、反体制武装集団がヒムス市アッバースィーヤ地区を砲撃し女性1人と女児1人が負傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月15日付)によると、シリア・ロシア両軍が県南部のワーディー・ジャイスィーヤ一帯への攻撃を激化させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー・パレスチナ難民キャンプを砲撃し、パレスチナ人複数を含む10人が負傷した。

AFP, April 15, 2018、ANHA, April 15, 2018、AP, April 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2018、al-Hayat, April 16, 2018、Reuters, April 15, 2018、SANA, April 15, 2018、UPI, April 15, 2018などをもとに作成。

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