ダルアー県各所からヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団などが撤退し、代わってシリア軍が進駐(2018年5月22日)

アナトリア通信(5月22日付)は、レバノンのヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受けるファーティミーユーン旅団といった民兵組織が、ダルアー県のダルアー市、アトマーン村、ヒルバト・ガザーラ町、ダマスカス・アンマン街道(国際幹線道路)一帯からサナマイン市方面に撤退し、シリア軍がこれに代わって進駐を開始したと伝えた。

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一方、スマート・ニュース(5月22日付)によると、ダルアー県マハッジャ町を支配下に置く反体制武装集団が、シリア当局によって拘束されている住民全員の釈放を条件に、シリア政府と停戦交渉に応じることを決定した。

AFP, May 22, 2018、Anadolu Ajansı, May 22, 2018、ANHA, May 22, 2018、AP, May 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2018、al-Hayat, May 23, 2018、Reuters, May 22, 2018、SANA, May 22, 2018、SMART News, May 22, 2018、UPI, May 22, 2018などをもとに作成。

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