ロシアとトルコの取引を受け、シリア軍、YPGがロジャヴァ支配下のタッル・リフアト市(アレッポ県)から撤退(2018年6月3日)

『ハヤート』(6月4日付)は、複数の消息筋の話として、第4師団と共和国護衛隊の車列が、タッル・リフアト市からヌッブル市方面に撤退し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)も市内の施設を解体したと伝えた。

またYPG主体のシリア民主軍も、マンビジュ市方面に撤退したという。

シリア軍、YPGの撤退は、ロシアとトルコが、タッル・リフアト市一帯のロジャヴァ支配地域への反体制武装集団の引き渡しと、ラタキア県北部、イドリブ県北西部からの反体制武装集団の撤退を合意したのを受けたもの。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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