ロジャヴァ支配下のタブカ市(ラッカ県)一帯で何者かがシリア民主軍施設を襲撃、戦闘員を殺害(2018年7月12日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月12日付)によると、県西部のハマーム村で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が所轄する「人民の家」が何者かの襲撃を受けて、炎上した。

またシリア民主軍はタブカ市近郊のタブカ航空基地で何者かに殺害されたシリア民主軍隊員1人の遺体を発見した。

これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)はタブカ航空基地近くでシリア民主軍戦闘員を殺害したとする犯行声明を出した。

一方、シリア民主軍は、ラッカ市で開設された民主保守党の事務所を閉鎖処分とした。

民主保守党は先週、ラッカ市一帯の部族名士らが新たに結成した政治組織。

AFP, July 12, 2018、ANHA, July 12, 2018、AP, July 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 12, 2018、al-Hayat, July 13, 2018、Reuters, July 12, 2018、SANA, July 12, 2018、UPI, July 12, 2018などをもとに作成。

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