ダルアー県では、SANA(7月15日付)によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で活動を続けてきた反体制武装集団のうち、シリア政府との和解と免罪を希望しない戦闘員とその家族の第1陣が、シリア政府との停戦合意に基づき、政府が用意した大型バスに分乗し、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配が続くイドリブ県への退去を開始した。
第1陣は407人で、ダルアー市のサジュナ地区に手配された大型バスに分乗し、シリア赤新月社の車輌に伴われて、ダルアー市を後にした。
また、武装集団は前日に引き続き、戦車、装甲車、大砲など重火器・中火器の引き渡しを行った。
このほか、ダルアー市ダルアー・バラド地区で武装集団に拉致されていた男性5人が無事解放された。
一方、ガバーギブ町では、シリア軍を支持する集会が行われ、住民らが参加した。
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ドゥラル・シャーミーヤ(7月15日付)は、戦闘員とその家族を載せてダルアー市ダルアー・バラド地区を去ったバスの車列がハマー県北部のカルアト・マディーク町に到着したと伝え、その写真を掲載した。
AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。
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