ハサカ市でYPG総司令官とハサカ市県知事が会談、ハサカ産原油のシリア政府支配地域への搬送などについて意見を交わす(2018年7月29日)

ハサカ県では、『ハヤート』(7月30日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が分割統治するハサカ市で、シリア政府側のジャーイズ・ハンムード・ムーサー県知事とロジャヴァの人民防衛隊(YPG)のスィーバーン・ハンムー総司令官と会談した。

会談は8ヶ月ぶりで、両者はハサカ県の治安問題、経済問題について意見を交わし、話題は同県で算出される原油をタルトゥース県バーニヤース市の精製所にトレーラーで輸送することの是非にも及んだという。

また、ムーサー県知事は、9月16日に投票が予定されている統一地方選挙への立候補を希望する市民に対して圧力をかけない旨約束したという。

AFP, July 29, 2018、ANHA, July 29, 2018、AP, July 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2018、al-Hayat, July 30, 2018、Reuters, July 29, 2018、SANA, July 29, 2018、UPI, July 29, 2018などをもとに作成。

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