シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はイドリブ市、カフルナブル市で活動家や医療スタッフを拘束(2018年12月10日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がカフルナブル市で、ハマー自由医療局を襲撃し、ムラード・シャイフ・ムスタファー局長と医療スタッフ複数人を拘束、連行した。

拘束の理由は不明。

al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018

シャーム解放機構はまた、活動家のアブー・イマード氏をイドリブ市で拘束した。

拘束の理由は不明だという。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(12月11日付)によると、ムスタファー局長は11日に釈放された。

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シリア大会設置委員会は、イドリブ県バーブ国境通行所のサロンで会合を開き、ファウワーズ・ハラール氏をムハンマド・シャイフ氏に代わるシリア救国内閣の首班に任命、新内閣11人の人事を承認した。

シャイフ内閣は9人の閣僚からなっていたが、ハラール内閣は法務、教育、保健、経済、内務、地方行政福祉、人間開発避難民、ワクフ、高等教育など11閣僚から構成されているという。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018, December 11, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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