イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、シャーム解放機構が13日のロシア軍によるイドリブ中央刑務所への爆撃に乗じて脱獄した服役者を摘発するための大規模な捜索活動を行った。
捜索活動はサルミーン市、ムサイビーン村、イドリブ市近郊で行われた。
サルミーン市では脱獄した服役者の1人で、アブー・ハマームを名のるダーイシュ(イスラーム国)幹部がシャーム解放機構の治安部隊に追い詰められ、民家で自爆し、住民1人が巻き添えとなり負傷したという。
AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.