YPG主体のシリア民主軍はバーグーズ避難民キャンプを解放、ダーイシュ戦闘員1,000人が投降するも、1,000人は抵抗を続ける(2019年3月19日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月19日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村での戦闘を続け、同地近郊にある避難民キャンプ(バーグーズ・キャンプ)を解放した。

これを受け、ダーイシュの戦闘員訳1,000人がシリア民主軍に投降した。

しかし、シリア民主軍のアドナーン・アフリーン司令官によると、戦闘員1,000人が投降を拒否し、バーグーズ村の丘陵地帯で抵抗を続けているという。

AFP, March 19, 2019、ANHA, March 19, 2019、AP, March 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2019、al-Hayat, March 20, 2019、Reuters, March 19, 2019、SANA, March 19, 2019、UPI, March 19, 2019などをもとに作成。

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