「人民自由人」を名のるグループがトルコ占領地での「テロ」への報復として、ラッカ県県でYPG主体のシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃(2019年7月30日)

「人民自由人」を名のるグループがツイッターのアカウント(https://twitter.com/ahrar_alshaab/)を通じてビデオ声明を出し、ラッカ県で、「クルディスタン労働者党(PKK)の犬ども」(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍)のパトロール部隊を襲撃したと発表した。

襲撃は、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域各所でのシリア民主軍による「テロ攻撃」への報復で、直接の被害を与えたという。

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アレッポ県では、ANHA(7月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村(アフリーン郡シャッラーン町近郊)を砲撃した。

AFP, July 30, 2019、ANHA, July 30, 2019、AP, July 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2019、Reuters, July 30, 2019、SANA, July 30, 2019、SOHR, July 30, 2019、UPI, July 30, 2019などをもとに作成。

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