アサド大統領は首都ダマスカスで、シリアを訪問中のイタリアの議員使節団と会談した。
議員使節団はパオロ・ロマーニ元老院(上院)議員を団長とし、会談では、危機解決に向けた政治プロセス、復興などシリア情勢の進捗について意見が交わされた。
アサド大統領は会談で、シリア情勢に対するほとんどの欧州諸国の対応は当初から現実に即しておらず、それを今も続けている、と批判した。
これに対して、使節団は、現実に即さない西側メディアの報道は欧州世論において次第に影響力を失っており、欧州諸国政府は、これまでと違う現実に即した政策手法をとる必要があると答えた。
使節団はまた、ハムーダ・サッバーグ人民議会議長とも個別に会談した。
SANA(9月22日付)が伝えた。
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なお、SANA(9月23日付)によると、イタリアの使節団は23日にイマード・ハミース首相と会談した。
AFP, September 22, 2019、ANHA, September 22, 2019、AP, September 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2019、Reuters, September 22, 2019、SANA, September 22, 2019、SOHR, September 22, 2019、September 23, 2019、UPI, September 22, 2019などをもとに作成。
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