ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月23日付)を公開し、9月22日に難民1,451人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは438人(うち女性132人、子供223人)、ヨルダンから帰国したのは1,013人(うち女性304人、子供517人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は411,199人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者129,679人(うち女性39,280人、子ども66,436人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者281,520人(うち女性84,493人、子ども143,564人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,646,677人(うち女性1,994,003人、子供3,389,805人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 640,479人(うち女性192,431人、子供326,922人)となった。
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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは3人(うち女性0人、子供0人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は35,692人(うち女性11,061人、子供16,263人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,280人(うち女性393,620人、子供660,029人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 23, 2019をもとに作成。
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