ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月30日付)を公開し、12月29日に難民1,108人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは327人(うち女性98人、子供167人)、ヨルダンから帰国したのは781人(うち女性234人、子供398人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は510,719人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者163,426人(うち女性49,419人、子ども83,644人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者347,293人(うち女性104,231人、子ども177,109人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,682,935人(うち女性2,004,881人、子供3,408,297人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 739,999人(うち女性222,308人、子供377,675人)となった。
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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は37,662人(うち女性11,516人、子供17,095人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,306,258人(うち女性394,075人、子供660,861人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 30, 2019をもとに作成。
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