YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの戦略拠点タブカ航空基地を完全制圧(2017年3月26日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が声明を出し、タブカ市南部のダーイシュ(イスラーム国)の戦略拠点タブカ航空基地を完全制圧したと発表した。

Syria.liveuamap.com, March 26, 2017

 

AFP, March 27, 2017、AP, March 27, 2017、ARA News, March 27, 2017、Champress, March 27, 2017、al-Hayat, March 28, 2017、Iraqi News, March 27, 2017、Kull-na Shuraka’, March 27, 2017、al-Mada Press, March 27, 2017、Naharnet, March 27, 2017、NNA, March 27, 2017、Reuters, March 27, 2017、SANA, March 27, 2017、UPI, March 27, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県北西部アフリーン市郊外への越境砲撃を再開、YPG戦闘員4人が死亡(2017年3月26日)

アレッポ県では、ARA News(3月26日付)によると、トルコ軍が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市郊外一帯への砲撃を再開し、人民防衛隊と交戦した。

この戦闘で、人民防衛隊の戦闘員4人が死亡したという。

ARA News, March 26, 2017

 

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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米軍の支援を受けるYPG主体のシリア民主軍と親アサド政権の「ラッカの鷹」がダーイシュの戦略拠点タブカ航空基地に突入し、50%を制圧(2017年3月26日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官が、タブカ市近郊のダーイシュ(イスラーム国)の戦略拠点の一つタブカ航空基地を攻略し、その50%を制圧したと発表した。

戦闘は基地内で続いているという。

これに関して、クッルナー・シュラカー(3月26日付)は親政権系サイトの情報として、親政権民兵組織の「ラッカの鷹」がタブカ航空基地に突入した、と伝えた。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍とシリア・エリート部隊はラッカ市東部のカラーマ村をダーイシュから奪取し制圧したと発表(2017年3月26日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、「ユーフラテスの怒り」の戦いにおいて同組織と連携するシリア・エリート部隊(アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏が率いるシリア・ガド潮流の民兵組織)は、それぞれ声明を出し、ラッカ市東部に位置する要衝のカラーマ村をダーイシュ(イスラーム国)から奪取、制圧したと発表した。

Youtube, March 26, 2017

また、ARA News(3月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タブカ市西方の東アジャル村、西アジャル村を新たに制圧した。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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米軍の爆撃でアサド湖東のタブカ・ダムが利用不能、決壊の危機が高まるなかダーイシュは住民に避難呼びかけ(2017年3月26日)

ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(3月26日付)は、ダーイシュの福祉局(ディーワーン)消息筋の話として、米軍の空爆・砲撃によって、ユーフラテス・ダム(タブカ・ダム)が利用不能となり、すべての水門が水没したと伝えた。

これに関連して、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(3月26日付)は、ダム決壊の危険が高まっており、ダーイシュのヒスバ(宗教警察)がタブカ市住民の避難を呼びかけていると伝えた。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Raqqa-sl, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでシャーム解放機構とダーイシュが交戦(2017年3月26日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の激戦が続くハマー県北部でロシア軍の誤爆相次ぐ(2017年3月26日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(3月26日付)によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府支配下のムハルダ市を誤爆し、多数の住民が死傷した。

また親政権系の複数のサイトによると、25、26日にロシア軍による誤爆が相次ぎ、シリア軍兵士10人が死亡、多数が負傷したという。

Twitter, March 26, 2017
Twitter, March 26, 2017
Twitter, March 26, 2017
Twitter, March 26, 2017

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がハラファーヤー市、ラターミナ町、スーラーン市、マアルダス村、ハッターブ村、マジュダル村、ハジャーマ村、カフルヌブーダ町、タッル・フワーシュ村、ザカート村など県北部一帯を空爆、カムハーナ村、マアッルザーフ町、アルザ村一帯でシャーム解放機構、ナスル軍、イッザ軍、イドリブ自由軍、ウズベク人、トゥルキスタン人、コーカサス人戦闘員と交戦した。

これに対して、反体制武装集団はマアーン村、ムガイル村、ブライディージュ村のシリア軍拠点などを砲撃した。

他方、SANA(3月26日付)によると、シリア軍が県北部のタイバト・イマーム市、ハラファーヤー市、ラターミナ町、スーラーン市北部一帯、タッル・ウスマーン村、タッル・フワーシュ村、ムーリク市でシャーム解放機構の拠点を空爆した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が拠点とするジャウバル区各所、カーブーン区を空爆・砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイン市、ザマルカー町、アイン・タルマー村を空爆、フーシュ・サーリヒーヤ村、タッル・ファルザート村、ジスリーン町を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、郵便局西部一帯、カラク地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍がマスハラ村でシャーム解放機構の拠点を攻撃した。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道上のマスカナ市に向け進軍、ダーイシュから4カ村を新たに制圧(2017年3月26日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月26日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市南東部でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続け、ウンム・ティーナ村、ラスム・ジャイスィー村、タッル・アブー・マクバラ村、ジャフィーラト・ガザール村を制圧し、アレッポ市とラッカ市を結ぶ街道に位置するダーイシュの拠点都市マスカナ市に向けて進軍を続けた。

SANa, March 26, 2017

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーイル油田一帯を「樽爆弾」で空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市南部墓地地区、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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スワイダー県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍が県東部のアシュハイブ丘、ディヤーサ採水場地区一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハマー県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍が県東部のウカイリバート町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を」空爆した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍がビイル・カサブ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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最高交渉委員会代表団はジュネーブでシリア軍による爆撃・攻撃、強制移住を非難(2017年3月26日)

最高交渉委員会の代表団がスイスのジュネーブでスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

会談後、団長を務めるナスル・ハリーリー氏は「アサド政権と宗派主義的民兵、イラン・イスラーム革命防衛隊、アル=カーイダ、ダーイシュ(イスラーム国)のテロがシリアのテロを典型」としたうえで、シリア軍による空爆・攻撃、強制移住(反体制武装集団戦闘員の退去)を非難し、「真の停戦が伴われない限り、政治プロセスが意味や信頼を得ることはない」と主張した。

『ハヤート』(3月27日付)が伝えた。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月24~25日の2日間でラッカ市、タブカ市を重点的に爆撃(2017年3月26日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月24~25日の2日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

3月24日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して14回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(4回)、タブカ市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

3月25日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して30回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、タブカ市近郊(9回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 26, 2017、AP, March 26, 2017、ARA News, March 26, 2017、Champress, March 26, 2017、al-Hayat, March 27, 2017、Iraqi News, March 26, 2017、Kull-na Shuraka’, March 26, 2017、al-Mada Press, March 26, 2017、Naharnet, March 26, 2017、NNA, March 26, 2017、Reuters, March 26, 2017、SANA, March 26, 2017、UPI, March 26, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県北部における反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市での爆破テロで少なくとも3人死亡(2017年3月25日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月25日付)によると、シャーム解放機構を含む反体制武装集団の拠点都市アアザール市内のバス・ターミナル近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、3人が死亡した(ARA News(3月25日付)によると、死者は7人)。

ARA News, March 25, 2017

AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。

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米国はラッカ市解放を見据えて警察部隊を教練、YPG主体のシリア民主軍は同市の自治に向け、アラブ人を中心とする民政評議会設置を検討(2017年3月25日)

ロイター通信(3月25日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の高官2人の話として、米国がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市解放を見据えて、米国が同地の治安維持に当たる警察組織の教練を支援していると伝えた。

同高官によると、ラッカ市解放を見据えて、シリア民主軍は同市の自治を担う民政評議会の設置を検討しており、そのメンバーは、同市の人口構成に配慮し、アラブ人を中心に構成される予定だという。

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ラッカ県では、ARA News(3月25日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ラッカ市北東部に位置するカラーマ村を制圧した。

また、アサド湖東部に位置するタブカ市西部郊外でダーイシュと交戦した。

AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。

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避難民2,000人がダマスカス郊外県ズィヤービーヤ町への帰宅を開始(2017年3月25日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月25日付)によると、戦火を逃れた避難生活を続けてきたズィヤービーヤ町の住民約2,000人が帰宅を開始した。

ズィヤービーヤ町の住民の大規模帰宅は今回が3回目で、紛争前の人口約1万5,000人のうち、すでに2,890人が帰宅している。

SANA, March 25, 2017

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ヒムス県では、ロイター通信(3月25日付)などによると、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団のうち、停戦合意に基づきアレッポ県ジャラーブルス市方面への退去を希望する戦闘員とその家族の第2陣の出発が、ハマー県北部でのシャーム解放機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団とシリア軍の戦闘激化を受けて延期された。

AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末アレッポ県ダイル・ハーフィル市近郊の6カ村を制圧(2017年3月25日)

アレッポ県では、SANA(3月25日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ダイル・ハーフィル市近郊のウンム・マラー村、シャリーマ村、ジャナート・サラーマ村、ハーッド・フーシュ村、クサイル村、ハラーイジュ・ダッハーム村を制圧し、同地の治安と安定を回復した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月25日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県北部のカウカブ村をシャーム解放機構などからなる反体制武装集団から奪還する一方、ダマスカス郊外県、イドリブ県を激しく爆撃(2017年3月25日)

ハマー県では、SANA(3月25日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と戦闘の末、県北部のカウカブ村を制圧し、治安と安定を回復した。

シリア人権監視団によると、シリア軍による激しい攻撃を受け、反体制武装集団はカウカブ村一帯から撤退したが、戦闘は継続されているという。

シリア軍はまた、ズーワール村一帯、ラターミナ町、ハマーダト・ウマル村、サトヒーヤート村一帯を激しく空爆・砲撃し、反体制武装集団と交戦した。

Kull-na Shuraka’, March 25, 2017

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のハムーリーヤ市の中心街に対してシリア軍戦闘機が実施し、女性・子供8人を含む少なくとも16人が死亡、50人あまりが負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が拠点とするジャウバル区に対して、シリア軍が15回の空爆を実施、また同地およびティシュリーン地区一帯、バルザ区一帯で両者が交戦した。

一方、SANA(3月25日付)によると、ジャウバル区、ダマスカス郊外県東グータ地方を拠点とする反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発がクスール地区に着弾し、4人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヤードゥーダ村一帯、ダルアー市各所を地対地ミサイルなどの砲弾で砲撃した。

一方、SANA(3月25日付)によると、シリア軍がインヒル市・スラヤー村街道、東ムライハ町東部、イブタア町、ダルアー市各所で、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

また、シャーム解放機構に属する反体制武装集団がダルアー市サハーリー地区の住宅街を砲撃し、民家が被害を受けた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(クッルナー・シュラカー(3月25日付)によるとロシア軍戦闘機)がカフルナブル市、郊外の野戦病院を空爆し、利用不能としたほか、アルバイーン山各所、マアッラト・ヌウマーン市、フバイト村、ハーン・シャイフーン市、イブリーン村を砲撃・空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(3月25日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機が25日未明にイドリブ市を空爆し、シリア政府支配地域で拘束した女性を拘置している施設が被弾、女性収監者10人を含む15人が死亡した。

AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。

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シリア政府代表団はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に「テロとの戦い」に関する書類を提出(2017年3月25日)

バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団は、スイスのジュネーブでスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談し、「ジュネーブ5会議」(ジュネーブ4会議第2ラウンド)で協議が予定されている4つの議題のうちの第4の議題である「テロとの戦い」に関する書類をデミストゥラ氏に提出した。
SANA(3月25日付)が伝えた。

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一方、デミストゥラ特使は、ロシア、トルコ、イランに対して、シリア国内での停戦維持に向けて取り組みを強化するよう呼びかけた。

AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県東部のダーイシュの拠点都市ダイル・ハーフィル市を制圧(2017年3月24日)

アレッポ県では、ARA News(3月24日付)によると、バーブ市南東部に位置する拠点都市ダイル・ハーフィル市からダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員が撤退、シリア軍が同地を制圧した。

Syria.liveuamap.com, March 24, 2017
SANA, March 24, 2017

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍とトルコ軍はアレッポ県北西部のアフリーン市郊外で交戦(2017年3月24日)

アレッポ県では、ARA News(3月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市郊外一帯で、人民防衛隊主体のシリア民主軍とトルコ軍が交戦を続けた。

戦闘はトルコ国境に近いブルブル村一帯で行われ、トルコ軍は同地に砲撃を加えた。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍報道官「国民軍であるシリア政府軍のラッカ市解放作戦への参加を禁じるものはない」(2017年3月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官はプレス向け声明を出し、「シリア政府軍のラッカ市解放作戦への参加を禁じるものはない。なぜなら、政府軍は、テロとダーイシュにとっての筆頭支援者であるトルコ軍とは異なり、国民軍だからだ…。我々は常に、シリアの祖国で暮らす人々こそが、自分たちの地域を解放する権利を有しており、シリア軍はシリアの祖国を構成する基本的な一部分であり、それ以外の軍、つまりトルコ軍が持たない権利を有している」と述べた。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市西部のタブカ・ダムに到達(2017年3月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のジーハーン・シャイフ・アフマド報道官は、米軍の支援を受けたシリア民主軍がアサド湖東部に位置するタブカ・ダムに到達したと発表した。

スプートニク・ニュース(3月24日付)によると、小スワイディーヤ村を拠点とするシリア民主軍が、タブカ・ダム(ユーフラテス・ダム)一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダムに到達、ダムの一部を制圧したという。

Syria.liveuamap.com, March 24, 2017

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、Sputnik News, March 24, 2016、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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ハマー県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との攻防戦続く(2017年3月24日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構、ナスル軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、イドリブ自由軍、イッザ軍、ウズベク人、トゥルキスタン人、コーカサス人戦闘員などからなる反体制武装集団は、県北部のカムハーナ村一帯、ズール・クサイイーヤ村、シャイザル町一帯、マアッルザーフ町一帯でシリア軍と交戦し、トゥワイム村のシリア軍拠点などを砲撃した。

Kull-na Shuraka’, March 24, 2017

クッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、反体制武装集団はカムハーナ村に突入し、シリア軍と交戦した。

これに対して、ロシア軍戦闘機が、タイバト・イマーム市、マアルダス村、カムハーナ村一帯を激しく空爆した。

またシリア軍はトゥルール・ハムル村一帯を砲撃した。

この戦闘で、シリア軍はシャイザル町を奪還した。

このほか、ブダイリジュ村一帯でもシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘が激化した。

一方、SANA(3月24日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北部(シャイザル町一帯など)に侵攻中のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、また同地一帯を空爆した。

Syria.liveuamap.com, March 24, 2017

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のジャルマーナー市に迫撃砲弾複数発が着弾した。

これに対して、シリア軍はマガル・ミール村一帯を「樽爆弾」で空爆した。

シリア軍はまた、東グータ地方のザマルカー町、アルバイン市を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、バシーリーヤ村を「樽爆弾」で空爆した。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県ジャウバル区北部の工場地区一帯をシャーム解放機構などからなる反体制武装集団から再奪還(2017年3月24日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はジャウバル区、カーブーン区を地対地ミサイルと思われる砲弾などで砲撃、ジャウバル区北の工場地区、バルザ区のハーフィズ通り一帯でラフマーン軍団、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、ジャウバル区北部の工業地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、ジャウバル区・カーブーン区間のすべての地域、紡績工場の再制圧を完了した。

SANA, March 24, 2017

SANA(3月24日付)によると、これに対して、ジャウバル区、カーブーン区を拠点とする反体制武装集団が撃った迫撃砲は、ハーリド・ブン・ワリード通りに着弾し、子供1人が負傷した。

Syria.liveuamap.com, March 24, 2017

 

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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反体制武装集団はダルアー県、ダマスカス郊外県でダーイシュと交戦(2017年3月24日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、南部部族自由人連合がラジャート高地にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点フーシュ・ハマード地区を制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 24, 2017

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東カラムーン地方のマフサー地区近郊で反体制武装集団とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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ジャアファリー国連シリア代表「米国、トルコの支援を受けて行われるラッカ市攻撃は合法的ではない」(2017年3月24日)

バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団が、中断していた反体制派代表団との和平協議「ジュネーブ5会議」(ジュネーブ4会議第2ラウンド)に出席するため、スイスを訪問し、ジュネーブの国連本部でスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

会談後の記者会見で、ジャアファリー氏は、ダマスカス県東部のジャアバル区一帯でのシャーム解放機構、ラフマーン軍団、イスラーム軍の攻勢について触れ、こうした攻撃がジュネーブやアスタナ(カザフスタン)での和平協議のたびに激化していると非難、その背後にトルコの諜報機関がいると断じた。

そのうえで、デミストゥラ氏との会談では、「テロとの戦い」という「ジュネーブ5会議」における第4の議題について集中的に意見を交わしたことを明らかにした。

一方、ラッカ市をめぐる攻防戦に関して、ジャアファリー氏は「米国、あるいはトルコの支援を受けて行われるラッカ市でのダーイシュ(イスラーム国)に対する攻撃は、バッシャール・アサド大統領との連携がなされない限り、合法的ではない」と述べた。

SANA(3月24日付)が伝えた。

SANA, March 24, 2017

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『ハヤート』(3月25日付)によると、「ジュネーブ5会議」に参加する反体制派の一つの最高交渉委員会の代表団の団長を務めるナスル・ハリーリー氏は、国連安保理決議第2254号や2012年のジュネーブ合意に基づき、「政治移行とそれに関連する事柄、つまり…新憲法、選挙実施に(議論を)集中させねばならない」と述べた。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月23日、ラッカ市近郊に対して過去最大規模の爆撃を実施(2017年3月24日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月23日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して35回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は22回で、すべてラッカ市近郊で実施された。

有志連合がラッカ市一帯に20回以上の空爆を実施するのはこれが初めて。

AFP, March 24, 2017、AP, March 24, 2017、ARA News, March 24, 2017、Champress, March 24, 2017、al-Hayat, March 25, 2017、Iraqi News, March 24, 2017、Kull-na Shuraka’, March 24, 2017、al-Mada Press, March 24, 2017、Naharnet, March 24, 2017、NNA, March 24, 2017、Reuters, March 24, 2017、SANA, March 24, 2017、UPI, March 24, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダーイシュの拠点都市タブカ市を爆撃し、民間人87人を殺害(2017年3月23日)

ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(3月23日付)によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つタブカ市内の第2地区にあるパン製造・配給所とその周辺の商店などを空爆し、民間人87人が死亡した(シリア人権監視団によると、少なくとも民間人13人が死亡)。

Kull-na Shuraka’, March 23, 2017

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一方、クッルナー・シュラカー(3月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市北部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ムシャイリファ村、シャフナート村を制圧した。

AFP, March 23, 2017、AP, March 23, 2017、ARA News, March 23, 2017、Champress, March 23, 2017、al-Hayat, March 24, 2017、Iraqi News, March 23, 2017、Kull-na Shuraka’, March 23, 2017、al-Mada Press, March 23, 2017、Naharnet, March 23, 2017、NNA, March 23, 2017、Raqqa-sl, March 23, 2017、Reuters, March 23, 2017、SANA, March 23, 2017、UPI, March 23, 2017などをもとに作成。

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フランスのエロー外相「ラッカ市解放後、同市はアサド政権でなく、「穏健な反体制派」に引き渡されるべき」(2017年3月23日)

フランス外務省は、22日に米ワシントンDCで開催された有志連合参加国閣僚級会合で、フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣が米国に対して、ダーイシュ(イスラーム国)からラッカ市を解放した後の青写真を示す求めていたことを明らかにした。

エロー外務大臣は会合で、「米新政権がラッカ市攻撃を主導する勢力を選ぶこと、そして解放後の同市などの将来を確定できると判断するのは難しいと感じている…。いずれにせよ、フランスは、ラッカ市解放後、同市がアサド政権ではなく、「穏健な反体制派」に引き渡されなければならないと考えている」と述べたという。

『ハヤート』(3月24日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2017、AP, March 23, 2017、ARA News, March 23, 2017、Champress, March 23, 2017、al-Hayat, March 24, 2017、Iraqi News, March 23, 2017、Kull-na Shuraka’, March 23, 2017、al-Mada Press, March 23, 2017、Naharnet, March 23, 2017、NNA, March 23, 2017、Reuters, March 23, 2017、SANA, March 23, 2017、UPI, March 23, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍はロジャヴァの拠点都市アフリーン市の防衛・警護を担うことでYPGと合意するなか、トルコ軍は同地一帯への越境砲撃・爆撃を続ける(2017年3月23日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月23日付)は、シリア駐留ロシア軍が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊との間で、アレッポ県北西部のロジャヴァの拠点都市アフリーン市の防衛・警護にあたることを合意したと伝えた。

この合意に基づき、ロシア軍はジンディールス町郊外に派遣した部隊に加えて、警察犬数百匹を人民防衛隊に供与する予定だという。

なお、ロシア軍のアフリーン市一帯への展開に関して、トルコ外務省は駐アンカラ・ロシア大使館を呼び出し、遺憾の意を伝えたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市近郊のタワーマ村一帯が戦闘機(所属明示せず)の空爆を受けた。

また、トルコ軍所属の車輌多数が、国境を越えて、同地一帯に進入し、オリーブの樹木などを伐採し、監視ポストの建設、堀の掘削を行った。

AFP, March 23, 2017、AP, March 23, 2017、ARA News, March 23, 2017、Champress, March 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2017、al-Hayat, March 24, 2017、Iraqi News, March 23, 2017、Kull-na Shuraka’, March 23, 2017、al-Mada Press, March 23, 2017、Naharnet, March 23, 2017、NNA, March 23, 2017、Reuters, March 23, 2017、SANA, March 23, 2017、UPI, March 23, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区で元戦闘員625人が新たに投降し恩赦を受ける(2017年3月23日)

ヒムス県では、SANA(3月23日付)によると、戦闘継続を希望する反体制武装集団戦闘員およびその家族約1,400人が退去したヒムス市ワアル地区で、元戦闘員625人が武器を棄て当局に投降、2016年政令第15号に基づき恩赦を受けた。

AFP, March 23, 2017、AP, March 23, 2017、ARA News, March 23, 2017、Champress, March 23, 2017、al-Hayat, March 24, 2017、Iraqi News, March 23, 2017、Kull-na Shuraka’, March 23, 2017、al-Mada Press, March 23, 2017、Naharnet, March 23, 2017、NNA, March 23, 2017、Reuters, March 23, 2017、SANA, March 23, 2017、UPI, March 23, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュの拠点都市ダイル・ハーフィル市とラッカ県方面を結ぶ兵站路を遮断(2017年3月23日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月23日付)によると、シリア軍および親政権武装勢力がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市ダイル・ハーフィル市東部一帯で、ダーイシュとの戦闘の末にウンム・ティーナ村を制圧、ダイル・ハーフィル市とラッカ県方面を結ぶダーイシュの唯一の兵站路を遮断した。

Kull-na Shuraka’, March 23, 2017

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ヒムス県では、SANA(3月23日付)によると、シリア軍がバーリダ地区一帯、アーイド・ハッスーン丘一帯、ラッフーム村、スフナ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月23日付)によると、シリア軍が第137連隊基地南西部一帯、ダイル・ザウル市とティーム油田を結ぶ街道一帯、ダイル・ザウル市南部の墓地地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 23, 2017、AP, March 23, 2017、ARA News, March 23, 2017、Champress, March 23, 2017、al-Hayat, March 24, 2017、Iraqi News, March 23, 2017、Kull-na Shuraka’, March 23, 2017、al-Mada Press, March 23, 2017、Naharnet, March 23, 2017、NNA, March 23, 2017、Reuters, March 23, 2017、SANA, March 23, 2017、UPI, March 23, 2017などをもとに作成。

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