ダーイシュ・メンバー数十人がグワイラーン刑務所からの逃亡に成功、刑務所内で遺体22体発見(2022年1月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のグワイラーン刑務所(北・東シリア自治局管理下)からダーイシュ(イスラーム国)のメンバー数十人が、同地への襲撃・脱獄事件に伴う戦闘と混乱のなか、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の追跡を逃れて逃亡に成功した。

また、グワイラーン刑務所では新たにダーイシュ・メンバーの遺体22体が発見された。

同監視団によると、刑務所を襲撃したダーイシュのメンバーらは、刑務所職員らを首を切り落として殺害、遺体を焼くなどの残忍な行為を働いていたという。

惨殺された職員のほどんとは、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市の出身者だという。

これにより、1月20日以降の戦闘などでの死者は、373人となった。

内訳は、ダーイシュ・メンバーが268人、シリア民主軍、内務治安部隊(アサーイシュ)、刑務所周平が98人、住民が7人。

一方、シリア民主軍広報センターは声明を出し、1月20日にダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの襲撃を受け、ダーイシュ・メンバーが立て籠もりを続けていたグワイラーン刑務所内で捜索・掃討作戦を終了したと発表した。

ANHA(1月30日付)が伝えた。

また、SANA(1月30日付)によると、シリア赤新月社のハサカ県支部が、ハサカ市のグワイラーン刑務所の襲撃・脱獄事件に伴う戦闘と混乱を受けて、北・東シリア自治局の支配下にあるグワイラーン地区、ズフール地区から政府支配下の治安厳戒地区に避難した住民に支援物資の配給を続けた。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(1月30日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ハマーム市、アブー・ハルドゥーブ村でシリア民主軍に所属するハジーン軍事評議会がダーイシュ(イスラーム国)のメンバー9人を逮捕した。

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ラッカ県では、SANA(1月30日付)によると、シリア民主軍が県東部のライヤーシュ村の民家で強制捜査を行い、住民多数を拘束した。

AFP, January 30, 2022、ANHA, January 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2022、Reuters, January 30, 2022、SANA, January 30, 2022、SOHR, January 30, 2022などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構と共闘する「穏健な反体制派」の一つイッザ軍とシリア軍が捕虜交換(2022年1月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構と共闘する「穏健な反体制派」の一つイッザ軍とシリア軍が、ナイラブ村・タルナバ村近郊で捕虜交換を行った。

シリア軍は捕虜として拘束していたイッザ軍の戦闘員3人を、イッザ軍はイラン人士官(准将)の遺体とシリア軍兵士5人の遺体をそれぞれ引き渡した。

一方、トルコ軍の憲兵隊は、ダリーヤ村の農場で子供1人を銃で撃ち射殺した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3148310918744976

AFP, January 30, 2022、ANHA, January 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2022、Reuters, January 30, 2022、SANA, January 30, 2022、SOHR, January 30, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で57人、北・東シリア自治局支配地域で37人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で30人(2022年1月30日)

保健省は政府支配地域で新たに57人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者295人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、1月30日現在のシリア国内での感染者数は計51,341人、うち死亡したのは2,986人、回復したのは38,303人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/239668845007766

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに37人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、1月30日現在のシリア国内での感染者数は計37,451人、うち死亡したのは1,525人、回復したのは2,525人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性23人、女性14人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市22人、マーリキーヤ(ダイリーク)市12人、アームーダー市2人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1779211188935477

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月30日に新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1,684人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡1人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計93,073人、うち死亡したのは2,363人、回復したのは76,515人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1764348903769993

AFP, January 30, 2022、ACU, January 30, 2022、ANHA, January 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2022、Reuters, January 30, 2022、SANA, January 30, 2022、SOHR, January 30, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民279人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は746,783人に(2022年1月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月29日に難民279人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民276人(うち女性83人、子供141人)、ヨルダンから帰国したのは3人(うち女性1人、子供2人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は746,783人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者349,369人(うち女性104,992人、子ども177,883人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,414人(うち女性119,276人、子ども202,692人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,282人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は976,063人(うち女性292,926人、子供497,497人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,823人(うち女性41,466人、子供34,098人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,419人(うち女性424,021人、子供677,867人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3148306022078799

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2022をもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県とハマー県の砂漠地帯でダーイシュに対して16回の爆撃を実施(2022年1月29日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍がラッカ県ラサーファ砂漠とハマー県のイスリヤー村の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して16回の爆撃を実施した。

AFP, January 30, 2022、ANHA, January 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2022、Reuters, January 30, 2022、SANA, January 30, 2022、SOHR, January 30, 2022などをもとに作成。

スプートニク通信:米主導の有志連合とシリア民主軍はダーイシュ幹部司令官のグワイラーン刑務所脱獄を支援(2022年1月29日)

スプートニク通信(アラビア語版、2022年1月29日付)は、複数の消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官多数が、ハサカ県ハサカ市のグワイラーン刑務所からダイル・ザウル県の砂漠地帯に移送されたと伝えた。

移送された司令官は、アラブ諸国、ベルギー、オランダの出身者約750人で、そのなかには多数の幹部司令官も含まれているという。

移送は、米軍がグワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件に伴う混乱に乗じて行ったもの。

同消息筋によると、ダーイシュのスリーパーセルが刑務所を掌握し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との間で戦闘が始まった最初の数時間で、シリアとイラクの国境に近いダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸のブーカマール市一帯の砂漠地帯、ビシュリー山東部への逃走経路が確保され、米国が主導する有志連合の偵察機複数機が脱獄したダーイシュの司令官らを監視、迂回路へと誘導したという。

逃走先のダイル・ザウル県の砂漠地帯は、米国が違法に駐留を続けるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)へと通じている。

司令官らの移送は数回に分けて行われた。

この間、シリア民主軍は、注意を逸らすため、刑務所やその周辺地域を混乱させるような行動をとる一方で、刑務所周辺の拠点3カ所から撤退し、有志連合によって設定された逃走ルートに向かう抜け道を確保したという。

また、これと並行して、シリア民主軍は、収監者が投降したとして、彼らを計画的に刑務所の外から、刑務所に近い2カ所へと移動させ、司令官らはここから四輪駆動車やバスに分乗して、ダイル・ザウル県の砂漠地帯に向かったという。

司令官らを載せた四輪駆動車やバスは、シリア民主軍の特殊部隊が護衛するとともに、有志連合の偵察機複数機がこれを監視・誘導した。

同消息筋は、ダーイシュ司令官らの脱獄幇助の狙いについて、ダーイシュをシリア東部で再生し、同地が混乱することは、シリア東部への米軍や有志連合の違法駐留継続の根拠を与えると指摘している。

AFP, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県下バクラス村で正体不明の武装集団がシリア軍の拠点を襲撃、軍事情報局第217課の兵士4人が死亡(2022年1月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある下バクラス村で正体不明の武装集団がシリア軍の拠点を襲撃、軍事情報局第217課の兵士4人(司令官1人を含む)が死亡した。

AFP, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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グワイラーン刑務所で抵抗を続けていたアブー・ウバイダを名乗るアミールと彼に忠誠を誓った20人のメンバーが投降(2022年1月29日)

ハサカ県では、ANHA(1月29日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)ファーティマ・ザフラー高校近くで、内務治安部隊(アサーイシュ)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、グワイラーン刑務所(工業高校)を襲撃・脱走事件に関与したダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと交戦した。

スリーパーセルは5人からなり、戦闘で1人が死亡した。

アサーイシュとシリア民主軍はまた、グワイラーン刑務所の近く(パン製造所近く)でダーイシュのメンバー3人を拘束した。

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一方、シリア人権監視団によると、グワイラーン刑務所ではシリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)が米軍の監督のもとに、施設内に立て籠もるダーイシュのメンバー5人に人質としていた刑務所職員らの救出作戦を敢行した。

人質をとっていたダーイシュ・メンバー5人のうち3人はシリア民主軍によって殺害され、2人は着用していた自爆ベルトを爆発して死亡した。

人質の消息はいまだ不明だという。

なお、1月20日以降の戦闘での死者は270人、内訳はダーイシュのメンバーが189人、シリア民主軍、アサーイシュ、刑務所守衛が74人、住民7人。

また、刑務所内に立て籠もり、抵抗を続けてきたアブー・ウバイダを名乗るアミール(司令官)と彼に忠誠(バイア)を誓った20人のメンバーが投降し、シリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)がこれを拘束され、所持していた武器を押収した。

これに対して、グワイラーン地区では、自爆戦闘員少なくとも4人からなるダーイシュのスリーパーセルが、アガワート通りのコミューン(北・東シリア自治局における最小の自治政体)長と住民3人を要撃し、拘束した。

AFP, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊を砲撃(2022年1月29日)

ラッカ県では、ANHA(1月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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ダマスカス県キスワ市および同市近郊のザーキヤ町で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが始まる(2022年1月29日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月29日付)によると、キスワ市に和解センターが新たに設置され、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが始められた。

また、ザーキヤ町では、和解センターの開設を祝う式典が催され、ムウタッズ・アブー・ナスル・ジャムラーン・ダマスカス郊外県知事、ラドワーン・ムスタファー・バアス党ダマスカス郊外支部指導部書記長、アブドゥッラフマーン・ハティーブ人民議会議員らが祝辞を述べた。


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ダルアー県では、SANA(1月29日付)によると、昨年8月にダルアー市のフーリーヤート・センターで開始されていた指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられ、多くの県民が手続きを済ませた。

フーリーヤート・センターでの手続きは1月29日まで延長されることが27日に決定されていたが、関係当局は手続きの期間を1月30日まで再延長することを決定した。


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ダイル・ザウル県では、SANA(1月29日付)によると、1月19日にダイル・ザウル市スポーツ・サロンで開設された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

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ラッカ県では、SANA(1月29日付)によると、1月12日にサブハ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ組織の一つアンサール・イスラームがシリア政府の支配下にあるハマー県、アレッポ県を砲撃(2022年1月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ組織の一つアンサール・イスラームがシリア政府の支配下にあるガーブ平原のシール・サハーブ地区にあるシリア軍拠点複数カ所を砲撃、複数の兵士が死傷した。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアンカーウィー村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ組織の一つアンサール・イスラームがシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、フライフィル村、バーラ村、バイニーン村、ファッティーラ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3147608245481910

AFP, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で54人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で0人(2022年1月29日)

保健省は政府支配地域で新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者296人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、1月29日現在のシリア国内での感染者数は計51,284人、うち死亡したのは2,984人、回復したのは38,008人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/239093781731939

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月28日に新型コロナウイルス感染者752人が完治する一方、新規の感染者は確認されなかったと発表した。

これにより、同地での感染者数は計93,068人、うち死亡したのは2,363人、回復したのは71,831人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1763496200521930

AFP, January 29, 2022、ACU, January 29, 2022、ANHA, January 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2022、Reuters, January 29, 2022、SANA, January 29, 2022、SOHR, January 29, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民331人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は746,504人に(2022年1月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月28日に難民331人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民324人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は746,504人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者349,093人(うち女性104,909人、子ども177,742人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,411人(うち女性119,275人、子ども202,690人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,972人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は975,784人(うち女性292,842人、子供497,354人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,804人(うち女性41,464人、子供34,092人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,400人(うち女性424,023人、子供677,858人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3147605512148850

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 29, 2022をもとに作成。

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グワイラーン刑務所内外でシリア民主軍、アサーイシュによるダーイシュの捜索・掃討続くなか、避難住民が帰宅を開始(2022年1月28日)

ハサカ県では、ANHA(1月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)で、内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊(Yekîneyên Antî Teror、YAT)の支援を受けて、施設内での捜索・掃討活動を継続した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍とアサーイシュは、グワイラーン地区、ズフール地区、ブーマイーシュ地区、ナースィラ地区などでも捜索・掃討活動を行った。

同監視団によると、捜索・掃討活動中にシリア民主軍YATの隊員がダーイシュ・メンバーによって銃で撃たれて死亡した。

これにより、1月20日以降の戦闘での死者は262人となった。

内訳は、ダーイシュ・メンバー181人、シリア民主軍、アサーイシュ、刑務所守衛74人、住民7人。

 

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シリア人権監視団によると、政府の支配下にある市内の治安厳戒地区に避難していたグワイラーン地区の住民が帰宅を開始した。

AFP, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県マアバダ市近郊で機関銃を発砲(2022年1月28日)

ハサカ県では、ANHA(1月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマアバダ(カルキールキー)町近郊のダーラーフィー・カラー村に向けて機関銃を発砲した。

AFP, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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ダルアー市のフーリーヤート・センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年1月28日)

ダルアー県では、SANA(1月28日付)によると、昨年8月にダルアー市のフーリーヤート・センターで開始されていた指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられ、多くの県民が手続きを済ませた。

フーリーヤート・センターでの手続きは1月29日まで延長されることが27日に決定されている。

AFP, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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シリア軍はハサカ県治安厳戒地区への米軍装甲車の進入を阻止(2022年1月28日)

ハサカ県では、SANA(1月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のパレスチナ通りの中ほどに位置するナジュマ薬局の脇から市の中心街(治安厳戒地区)に入ろうとした米軍の装甲車2輌の進行を、同地に設置されている検問所に駐留するシリア軍兵士らが阻止し、退却させた。

AFP, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県でシリア民主軍、シリア軍の拠点を襲撃、シリア民主軍は同県とラッカ県で住民多数拘束(2022年1月28日)

ラッカ県では、SANA(1月28日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同管理下にあるM4高速道路沿線のシャリカ村に突入し、住民3人を拘束、連行した。

またラカタ村でも、留守中の民家1棟に押し入り、金銭や貴金属を盗み出した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア民主軍の検問所(ヒンディー検問所)を襲撃、両者の間で激しい戦闘が発生した。

一方、SANA(1月28日付)によると、シリア民主軍が、スワイダーン・ジャズィーラ村に突入し、住民多数を拘束、連行した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュの武装グループは、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市近郊のサアルー村でも、シリア軍の拠点を襲撃し、両者の間で激しい戦闘となった。

AFP, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、イドリブ県、アレッポ県を砲撃(2022年1月28日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のザクーム村、カーヒラ村、アンカーウィー村、クライディーン村、灌漑計画地区を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマジュダリヤー村、ナイラブ村、マアーッラト・ナアサーン村、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、バーラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村、タディール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町でダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーの男性1人が、正体不明の武装集団によって頭を銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3146895388886529

AFP, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で53人、北・東シリア自治局支配地域で29人(2022年1月28日)

保健省は政府支配地域で新たに53人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者299人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月28日現在のシリア国内での感染者数は計51,230人、うち死亡したのは2,982人、回復したのは37,712人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/238518618456122

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が完治し、????人が死亡したと発表した。

これにより、1月28日現在のシリア国内での感染者数は計37,414人、うち死亡したのは1,524人、回復したのは2,524人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性17人、女性16人。

また地域の内訳は、ハサカ県のカーミシュリー市20人、マーリキーヤ(ダイリーク)市6人、アームーダー市2人、ダルバースィーヤ市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1777947092395220

AFP, January 28, 2022、ACU, January 28, 2022、ANHA, January 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2022、Reuters, January 28, 2022、SANA, January 28, 2022、SOHR, January 28, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民346人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は746,173人に(2022年1月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月27日に難民346人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民341人(うち女性103人、子供174人)、ヨルダンから帰国したのは5人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は746,173人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者348,769人(うち女性104,812人、子ども177,577人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,404人(うち女性119,273人、子ども202,686人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,972人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は975,453人(うち女性292,743人、子供497,185人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,804人(うち女性41,464人、子供34,092人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,400人(うち女性424,023人、子供677,858人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3146894298886638

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 28, 2022をもとに作成。

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ハダス・チャンネル:イスラエルは2022年に入ってシリア領内で3回の特殊作戦を実施していた(2022年1月27日)

ハダス・チャンネル(1月27日付)は、イスラエル治安筋の話として、イスラエルが2022年に入ってシリア領内で3回の特殊作戦を実施していたと伝えた。

同治安筋は、作戦は航空部隊と諜報部隊の高度な連携のもと複数カ所を正確に狙ったもので、占領下のゴラン高原に対する「イランの民兵」の脅威を排除することが目的だったとしつつ、標的が何だったか具体的に明らかにはしなかった。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、al-Hadath, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊などを砲撃、シリア軍との戦闘でシリア国民軍戦闘員1人死亡(2022年1月27日)

アレッポ県では、ANHA(1月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、アルカミーヤ村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村、シャフバー・ダムを砲撃した。

シリア人権監視団によると、バーブ市近郊のハムダーン村一帯で、シリア国民軍がシリア軍との激しく交戦し、シリア国民軍の戦闘員1人が死亡した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、トルコ占領下のバーブ市近郊のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村に設置されている基地から、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるクールフユーク村、ハーリディーヤ村を砲撃した。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍は声明でグワイラーン刑務所で「カリフ国の幼獣」を拘束してきたことに釈明(2022年1月27日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは、グワイラーン刑務所(ハサカ県ハサカ市)に収容されている子供850人の安全が深刻な危険に晒されているとして懸念を表明した1月25日のUNICEFの声明に応えるかたちで声明を出し、「カリフ国の幼獣」として知られるダーイシュ(イスラーム国)の児童戦闘員を拘束してきたことに釈明した。

声明の骨子は以下の通り:

シリア民主軍総司令部は(UNICEF)の声明を歓迎すると同時に、無視し得ない真実の全貌を明らかにしたい。

シリア民主軍はこれらの児童(カリフ国の幼獣)の拘束を、避けられない一時的選択肢として余儀なくされていた。それは彼らの安全と同時に、社会の安全を守るためであり、この問題に対処するうえでの適切な解決策がもたらされるまでの一時的な措置である。

児童たち(カリフ国の幼獣)は組織(ダーイシュ)の成人戦闘員から隔離されていた。彼らには国連の提言のもと、特別房が用意された…。また国連の提言に基づき、我が部隊はすべての人道関係機関が彼らを訪問し、更生プログラムを実施する機会を与えてきた。

我が部隊は児童らを第1級の犠牲者として扱ってきた。児童保護にかかるすべての文書、条約を順守していると改めて明言したい…。

我が部隊は国連と国際社会に何度も、そして正式にこの問題に対して責任を果たし、解決策を検討するよう呼びかけてきた…。また、国際社会と人道機関に、北・東シリア自治局への充分な支援を行い、シリアの児童と外国人の児童のための更生施設を設置する必要があると呼びかけてきた。だが、これらの呼び掛けは耳に届いてない。

北・東シリア自治局はこれまで多くの児童の身柄を出身国の代表団に引き渡してきた。

国連とほとんどの加盟国、とりわけテロ組織ダーイシュと結びついた国民がいる国は、シリア北・東地域に収容されている自国民の問題を無視してきた。道義的、法的義務を果たさず、何年も北・東シリア自治局にダーイシュとのテロとの戦いの遺産を負担として押し付けてきた。

上記の真実を踏まえて、シリア民主軍は国連に対して、これらの国に自国民…、とりわけ女性や子供を早急に帰国させるよう促すことを真剣に呼び掛ける…。またUNICEFなどの人道機関に自治局を支援するよう呼び掛けたい。

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UNICEFシリア事務所のヴィクトル・ニランド代表は1月25日に報道声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に伴う戦闘と混乱に関して、刑務所内に収容されている子供850人の安全が深刻な危険に晒されていると表明した。

850人のなかには12歳に満たない子供もいるという。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍は声明でグワイラーン刑務所制圧作戦の犠牲者11人の氏名などを公表(2022年1月27日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に伴う混乱を鎮圧するための「人民の金槌」作戦で死亡した兵士の詳細を発表した。


声明の骨子は以下の通り:

トルコの国家がテロ組織ダーイシュと関係があることが改めて直接明らかになった。トルコ占領下のスィリー・カーニヤ(ラアス・アイン)、ギレ・スピ(タッル・アブヤド)から進入したテロ組織ダーイシュの傭兵200人以上が、テロ組織ダーイシュの傭兵5,000人以上を収容するハサカ市のスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)に対する大規模な攻撃を計画した。刑務所からの傭兵の脱獄を試みることで、この地域での集団虐殺を起こし、これを制圧しようとした。
テロ組織ダーイシュの傭兵は1月20日、19時30分に、爆弾を仕掛けた車複数台を用いて刑務所を攻撃し、刑務所に収容されている傭兵を脱獄させようとした。
我が部隊が迅速に介入し、攻撃開始当初にこれを制圧した。我が戦闘員は反撃に対して最大限の警戒を行うとともに、ダーイシュの傭兵に対する英雄的な抵抗を行った。これにより、この地域を占領しようとする計略を頓挫させ、いわゆるカリフ国再生の可能性を永遠に葬り去った。
占領国家トルコはこの攻撃を通じて、彼らが恋焦がれてきた白昼夢が実現すると想像していた。だが、我が戦闘員はこうした偽りの希望の息の根を止めた。
我が戦闘員は男女ともに特筆すべき英雄的行為と大いなる抵抗を見せた。最初の2日で我が戦闘員11人が、崇高なる抵抗と犠牲の前例となり、殉教者に列せられた。彼らの抵抗は、数千と言う殉教者がそのために命を捧げた革命の成果を我が人民がしっかりと守っていることを改めて示した。
我々は改めて、我が人民に対して、殉教者たちの道を進み続け、彼らの血によって実現した成果を守ることを誓約する。
以下が殉教者である。
1. ニックネーム:アーワーズ・ウールミーヤ
本名:ナスリーン・アフマド
母:バディーア
父:ジャミール
出身地:アレッポ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

2. ニックネーム:ジャミール・ハルハリー
本名:ジャミール・ウースー
母:ナーイラ
父:ハサン
出身地:コバネ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月20日

3. ニックネーム:アフマド
本名:アフマド・ナースィル
母:サバーフ
父:ガーズィー
出身地:ハサカ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

4. ニックネーム:アナス・ハサカ
本名:サフヤーン・アフマド
母:マリヤム
父:ハミード
出身地:ハサカ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月20日

5. ニックネーム:アイヤール
本名:アイヤール・アリー
母:アムシャ
父:ハミード
出身地:ダイリーク
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

6. ニックネーム:トゥールフダーン・ファーラーシーン
本名:ウスマーン・ウスマーン
母:イブラ
父:マフムード
出身地:コバネ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

7. ニックネーム:フサイン
本名:フサイン・ハサン
母:ハディージャ
父:アブドゥルバーキー
出身地:アームーダー
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

8. ニックネーム:アドナーン
本名:アドナーン・ウバイド
母:アルヤー
父:アウダ
出身地:ハサカ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

9. ニックネーム:ウムラーン
本名:ウムラーン・ハリーフ
母:ザフラ
父:スライマーン
出身地:ダルバースィーヤ
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

10. 本名:ルワイユ・フサイン
母:カトバー
父:アブドゥルハミード
出身地:アームーダー
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月22日

11. ニックネーム:マイターン・カーミシュロー
本名:ムハンマド・アフマド
母:ファトヒーヤ
父:フサイン
出身地:カーミシュロー
殉教地・日付:ハサカ市、2022年1月20日

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県、ラッカ県で多数を拘束(2022年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるザッル村、アブー・ナイタル村、ハリージーヤ村、ダマーン村、ズィーバーン町、タヤーナ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が26日と27日に、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる29人を拘束した。

また、北・東シリア自治局はダイル・ザウル県内の支配地で1月27日午前6時から2月1日午前6時まで外出禁止令を発動した。

グワイラーン刑務所での混乱の波及を回避するのが目的。

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ラッカ県では、SANA(1月27日付)によると、シリア民主軍がラッカ市、ジャルニーヤ町で北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ(ハサカ県)での収容生活を終えて帰還していた元国内避難民(IDPs)約50人の身柄を拘束、連行した。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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グワイラーン刑務所一帯での戦闘は続き、ダーイシュ・メンバー17人が新たに死亡(2022年1月27日)

シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に伴う戦闘と混乱は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による前日の刑務所完全制圧宣言後も、刑務所内とその周辺で散発的な戦闘が行われた。

シリア人権監視団によると、刑務所内およびその周辺で、シリア民主軍と内務治安部隊(アサーイシュ)による捜索・掃討が続けられ、ダーイシュのメンバー12人が刑務所内で新たに殺害されたほか、5人が刑務所前で遺体で発見された。

これにより、1月20日以降の死者数は235人となった。

内訳はダーイシュ(イスラーム国)が173人、シリア民主軍、アサーイシュ、刑務所守衛が55人、住民が7人。

なお、ダーイシュ・メンバー数十人が依然として刑務所内に立て籠もっているという。

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ANHA(1月27日付)によると、北・東シリア自治局の社会問題委員会(社会問題労働省に相当)のハンダリーン・スィーヌー共同議長、避難民問題局のシャイフムース・アフマド局長、ハサカ地区評議会のファールーク・トゥーズー共同副議長、児童保護局のハーリド・ジャブル共同局長らからなる使節団が、同自治局支配地内に設置されている収容センターで避難生活を送るグワイラーン地区とズフール地区の住民を慰問した。

使節団は、198世帯以上の避難住民に対して支援物資を配給した。

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一方、SANA(1月27日付)によると、ガッサーン・ハリール県知事が、市内の治安厳戒地区に設置された仮設収容センターを訪問し、グワイラーン地区、ズフール地区から避難した住民を慰問した。

SANA(1月27日付)によると、治安厳戒地区に避難した住民の数は4,000人を越え、県社会問題労働局が関係当局とともに設置した7つの収容センターに収容されている。

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このほか、SANA(1月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に伴う戦闘と混乱を受けて、ユーフラテス大学ハサカ分校のジャマール・アブドゥッラー分校長が第1学期の期末試験の実施を2月6日に延期すると発表した。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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軍事裁判所検察局は声明を出し、シリア領内での米軍の犯罪を裏づける多くの証拠があり、米国高官の起訴が可能となったと発表(2022年1月27日)

軍事裁判所の検察局は声明を出し、シリア領内で米軍が犯した法律違反を裏づける多くの証拠が存在しており、これらの犯罪に責任を負う米政権および米軍の高官の起訴が可能となったと発表した。

また、米軍がシリア領内に駐留する法的根拠は何ら存在せず、その駐留は占領以外の何ものでもないと強調した。

SANA(1月27日付)が伝えた。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市スポーツ・サロン、サフバ町で大規模社会復帰手続きが続けるとともに、ダルアー市での手続き期間が2月5日まで延長(2022年1月27日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月27日付)によると、1月19日にダイル・ザウル市スポーツ・サロンで開設された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

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ラッカ県では、SANA(1月27日付)によると、1月12日にサブハ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

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ダルアー県では、SANA(1月27日付)によると、昨年8月にダルアー市のフーリーヤート・センターで開始されていた指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きの期間が1月29日まで延長されることが決定された。

手続き希望者が多く、依然としてセンターを訪れているのが理由。

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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ロシア国防省は緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず、トルコ側の発表では停戦件数は1件(2022年1月27日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3146135082295893

AFP, January 27, 2022、ANHA, January 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 27, 2022、Reuters, January 27, 2022、SANA, January 27, 2022、SOHR, January 27, 2022などをもとに作成。

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