アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマンビジュ市およびその周辺農村部で、教師と教育関係職員が、7ヵ月以上にわたる給与未払いに抗議し、無期限ストライキを開始した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、複数の県職員がラタキア市の文化センター前で、恣意的な解雇に抗議するための座り込みデモを行った。

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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
シリア民主評議会は、公式サイトを通じて以下の通り声明を発表した。
シリア民主評議会は、シリアの都市パルミラで米軍部隊を標的としたテロ攻撃を最も強い言葉で非難する。本件は、シリアおよび地域の安全と安定を脅かす、卑劣な犯罪行為であり、過激主義と無秩序の勢力に奉仕するものであると評議会は考える。
また評議会は、シリア砂漠地帯で任務遂行中に銃撃を受け、一般治安要員および米兵の一部が負傷したことに対する遺憾の意を表明し、同様の攻撃の増加は、テロ組織とその休眠細胞を追跡するための国家的努力の結集と、共通の意思の強化を必要とすると強調する。負傷者の一日も早い回復を祈念する。
この文脈において、シリア民主評議会は、米国に対し、指導部および国民に向けて心からの哀悼の意を表し、犠牲者の家族、ならびに対テロと治安・安定の確立という道筋におけるすべてのパートナーとの完全な連帯を表明する。
評議会はさらに、米国および国際有志連合との同盟・協力を継続し、テロと闘うという確固たるコミットメントを改めて確認し、ダマスカス政府とシリア民主軍との間で締結された3月10日合意の実施に取り組むことで、シリア全土における安定と安全の強化に寄与するとする。
加えて、テロの根絶と過激組織の再来を防ぐための共同作業を継続する必要性を強調する。これらはシリア人の将来と地域全体の安全に対する重大な脅威である。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長であるガザール・ガザール師のビデオ演説を発表した。
演説の冒頭、ガザール師は、8日から5日間続けられたゼネストについて、「あらゆる困難、挑戦、圧力にもかかわらず、揺るがぬ立場を堅持した人々の結束と遵守」を称賛した上で、以下の通り述べた。
我々は今日、単なる分かれ道に立っているのではない。真理と虚偽の境界線の上に立っているのである。
事実上の政権が我々の子どもたちに与えるものは、恩恵でも慈善でもない。権利は施しとして与えられるものではない。我々は誰かの従属者ではない。
(移行期政権)は最も基本的な義務の遂行に失敗した。
抑圧と専制からの救済の道は、連邦制または政治的分権制にある。
米国やUAEなど、世界の偉大な国家の多くが連邦制と分権に基づいて築かれている。
これらの経験は、連邦制が分断や戦争をもたらすものではなく、平和、安定、繁栄への道であることを示す生きた証拠である。
人民が力や抑圧、盲目的服従によって統治されることを拒否する。
人民は、法によって、完全な自己決定権と、真に政治的で民主的かつ合意に基づく分権的憲法によって統治されなければならない。
(アラウィー派)唯一の盾は団結である…。彼らが特定の個人や人物によって矮小化されることは決してない。
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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて以下の通り声明を出した。
中・西部シリア政治評議会は、ジャウラーニーとの面会を拒否した、自由で誠実なすべてのアラウィー派の人々に対し、敬意と賛辞を表する。
評議会は、ジャウラーニーが、いわゆる市民組織と称されるものの裏切り者と協力し、一部の国外在住者を動員して、民衆の要求の実態を偽装せざるを得なくなったと指摘した。彼らは、現地にいる自らの民衆を持たず、虚構の代表性を獲得しようと活動しているにすぎず、真の政治的要求を表現することなく、本来市民の自然な権利である最低限の生活サービス要求を乞い願うだけにとどまっている。
内務省に属する既成事実の権力の一般組織の要員が実行したとする、ダイル・ザウル県(実際はヒムス県)農村での攻撃というテロ行為を強く非難する。この攻撃は、米兵2任を死亡させ、他に負傷者を出した。
テロリズム、既成事実の権力、そして誤った政策との結びつきこそが、事実上の政権の長であるジャウラーニーをテロリスト名簿から外すという決定を招いた要因であると強調した。この作戦は、指導部および構成員に至るまで、依然としてテロ体制であることを証明するものであり、国連安保理決議第2799号の再検討を必要とする。
ジャウラーニーとその支持者による方向性をねじ曲げようとするあらゆる試みに対し、もはや沈黙しない。街頭での行動および政治的手段におけるエスカレーション路線を確立することを宣言する。
与えられない権利は、奪い取られるほかない。
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イドリブ県では、内務省(フェイスブック)によると、マアッラト・ヌウマーン市近郊の道路上で任務に就いていた内務省交通治安局のパトロール部隊が攻撃を受け、4人が死亡、1人が負傷した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団(SOHR)によると、アラウィー派の若者の遺体がヒムス市のワアル病院で発見された。
この若者は、8月25日、タッルカラフ市近郊で正体不明の武装グループに拉致され、家族らは身代金5,000ドルを支払ったが、その後犯人との連絡が途絶えていた。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディーによると、シリア系米国人のジャーナリストで作家のイヤード・シュルバジー氏が治安当局によって拘束された。
シュルバジー氏は、反アサド政権の立場で知られており、同政権崩壊後もアフマド・シャルア移行期政権を批判しており、シリア社会内で宗派的・民族的扇動を引き起こしたとの理由で訴訟されていた。
訴訟は、ラシード・アブドゥルジャリール弁護士が、俳優のジャラール・シャンムート氏とともにとともに提起したもので、シュルバジー氏に対して、名誉毀損、侮辱、宗派的扇動、国家統一への脅威といった罪状を挙げている。
この告発は、シュルバジー氏が公開した動画やフェイスブックで、イドリブ県で育ったミレニアル世代が直面する問題を治療・解決する必要を指摘したことを受けたもの。
シリア人権監視団によると、レバノンのベカーア県ヘルメル市とカーア村のムシャッラファ村で、レバノン軍とアフマド・シャルア移行期政権の治安部隊が激しく衝突した。
衝突は、レバノン軍が同地域における密輸ルートの一つを遮断し、密輸業者の一団を追跡しようとした際に発生したもの。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団が15日に発表したところによると、タダームン区で夜、シーア派の若者が、自身の商店前で正体不明の武装グループに銃撃され、死亡した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団(SOHR)によると、国営たばこ公社ラタキア支部に勤務する数十人がラタキア市の県庁舎前で座り込みデモを行い、給与未払いに抗議した。
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ダイル・ザウル県では、シリア民主軍(公式サイト)によると、同軍所属の作戦司令室師団(TOL)がヒサーン村で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のセルを解体、4人のメンバーを拘束した。
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シリア人権監視団(SOHR)によると、シリア北東部に駐留する米主導の有志連合の部隊に対して、戦車、装甲車、重機材などの新たな軍事・兵站上の増援が行われた。
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国民防衛部隊は、13日にヒムス県タドムル市近郊で発生した有志連合部隊に対する襲撃事件について、フェイスブックを通じて以下の通り声明を発表した。
国民防衛部隊司令部は、タドムル郡において、ダマスカスの政権に属する治安部隊に統合されたテロ分子による発砲を受け、昨日死亡した米兵の家族に対し、深甚なる哀悼の意を表する。
本件により、兵士2人が死亡し、他に負傷者が出た。司令部は、遺族の悲しみを分かち合うとともに、負傷者に対する人道的連帯を表明し、早期回復を祈念する。
本攻撃は、テロが本質的に一つで、その過激な思想と異なるすべての者を無差別に標的とすることを改めて示している。人民、勢力の別を問わず、これら集団を動かすテロの教義は、地域全体の安全を脅かす同一のものである。
愛国的・倫理的責務に基づき、国民防衛部隊司令部は、東部砂漠地帯に巣食うテロ分子を根絶するいかなる努力にも、国際有志連合軍と共に参加する完全な即応性と準備があることを確認する。同地は、バシャン山砂漠の自然の延長を成し、これは、我々の村落・町へのテロ脅威の拡大を阻止し、治安と安定を強化することを目的とする。
テロとの戦いは、これまでも、そして今後も国民防衛部隊の基本目標の一つである。それと並行して、我々は、内外を問わずあらゆる治安上の危険から、(バシャン)山とその住民を守るという揺るがぬ義務を果たし続ける。我が部隊は、法に則り、山の確立した価値観と倫理に合致する形で任務を遂行し続ける。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県南部のマラフ町で殺人事件が発生し、30代の女性と、約9歳の娘が死亡した。
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内務省は、13日にヒムス県タドムル市近郊で発生した有志連合部隊に対する襲撃事件について、フェイスブックを通じて、内務治安司令部関係者と有志連合軍の代表団が、対ダーイシュ(イスラーム国)対策について協議する会合を行っていた最中、ダーイシュに所属する人物1人が会合場所に侵入し発砲し、米軍兵士2人と通訳1人が死亡し、さらに2人が負傷したと発表、この攻撃を非難した。
内務省はまた、フェイスブックを通じて、タドムル市で総合諜報機関と有志連合との連携のもとに治安作戦を実施、5人の容疑者を拘束、取り調べを開始したと発表した。
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シリア人権監視団によると、タドムル市での治安作戦では、厳戒態勢が敷かれるなか、米軍の装甲車輛がタドムル市内を巡回する一方、同市の上空では戦闘機が旋回を繰り返した。
また、米軍の偵察用無人航空機が、砂漠(バーディヤ)地域で広範囲にわたって監視活動を実施した。
また、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊はヒムス県のフルクルス町一帯、カルヤタイン市一帯、砂漠地域東部で、ダーイシュのセルを標的とした大規模な治安作戦を実施した。
さらに、シリア人権監視団は、米軍部隊が攻撃を受けた場所について、総合諜報機関のバーディヤ(砂漠)支部(砂漠地域第221支部)内であったことが確認されたと発表した。
同監視団によると、タドムル市には、総合諜報機関のバーディヤ支部のほか、内務省の内務治安部隊、シリア軍第42師団(ラーイド・アラブ司令官)が駐留している。
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ダイル・ザウル県では、シリア民主軍(公式サイト)によると、県東部のブサイラ市近郊のタキーヒー村で、6人のテロリストからなるダーイシュ(イスラーム国)のセルが同軍の軍用車輛を攻撃、同軍部隊はこれを阻止し、テロリスト1人を殺害、1人を負傷させた。
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シリア民主軍は、ヒムス県タドムル市近郊での有志連合部隊に対する襲撃について、フェイスブックを通じて以下の通り声明を発表した。
シリア民主軍総司令部は、テロとの戦いという任務を遂行中、シリア領内で発生した卑劣なテロ攻撃により、米軍兵士2人が殉職したことを受け、同盟者である米軍および米国民に対し、心からの哀悼の意を表する。我々は、このテロ攻撃を最も強い言葉で非難するとともに、有志連合の同盟国との完全な協力関係のもと、テロ組織が再び勢力を再編し、地域および世界の安全を脅かすことを決して許さないことを確認する。これらの組織に資金提供し、支援する勢力に対する対応は、断固かつ直接的なものとなる。
シリア民主軍は、北・東シリア地域においてテロ組織ダーイシュを根絶し、その軍事的基盤を破壊する能力を証明してきた。我々は改めて、シリア全土のいかなる場所であっても残存勢力を追跡し、ためらうことなく、遅滞なく、テロを根絶する決意を有していることを強調する。
また、犠牲者の家族およびその仲間たちに対する全面的な連帯を表明するとともに、負傷者の一日も早い回復を願う。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会調整渉外局は、ヒムス県タドムル市近郊での有志連合部隊に対する襲撃について、
シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、シリア砂漠地帯において米国兵士を標的としたテロ攻撃を強く非難する。この攻撃では、「総合治安機関」に所属し、かつダーイシュ(イスラーム国)」にも属する人物によって、米国兵士3人が殺害された。
同評議会は、犠牲者の遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに、あらゆる形態のテロリズムと闘う国際的努力に対する連帯を改めて確認する。
また同評議会は、このテロ犯罪が、いわゆる「総合治安機関」と称される組織、ならびに現政権に属する諸派閥の構成員の広範な部分が、ダーイシュと直接的な関係を有していることを示す極めて危険な証拠であると強調する。これは、これらの機関がテロと闘う能力を欠いていることを証明するのみならず、構成員の一部が当該組織に属しているという構造的矛盾を露呈し、ダーイシュと対峙する資格を有していないことを明らかにするものである。
さらに同評議会は、この事案が、シリア沿岸部においてアラウィー派住民に対して行われた虐殺、ならびにスワイダー県における兄弟であるドゥルーズ派の人々に対する犯罪についても、「総合治安機関」および諸派閥が責任を負っていることを示す追加的証拠であると指摘する。あわせて、ダマスカスでキリスト教徒の兄弟たちの教会を標的としたテロ爆破事件の実行犯も、同じ「総合治安機関」に所属していた人物であったことを想起させる。
これらの事態の深刻さを踏まえ、同評議会は国際社会に対し、現下の暫定政権を承認することの是非について、真剣な再検討を行うよう求める。この事件は、シリアおよび国際社会の双方にとって極めて重大な警告を示すものであると位置づけられる。
同時に、ダーイシュに結びついたテロの拡大、ならびにそれを直接的に庇護する存在となりつつある治安的・政治的構造の帰結からシリアを守るため、緊急の行動が必要であることを強く訴える。
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米中央軍(CENTCOM)は、Xを通じて、以下の通り発表した。
シリアにおいてダーイシュ(イスラーム国)の銃撃犯により米国人要員が待ち伏せ攻撃を受ける。
フロリダ州タンパ発
シリアで12月13日、ダーイシュの単独銃撃犯による待ち伏せ攻撃により、米軍兵士2人および米国民間人1人が死亡、米軍兵士3人が負傷した。銃撃犯は交戦の末、殺害された。遺族への配慮および国防総省の方針に従い、近親者への通知が行われてから24時間が経過するまで、死亡した軍人の身元は公表されない。今後、新たな情報が入り次第、随時更新が行われる予定である。
U.S. Personnel Ambushed by ISIS Gunman in Syria
TAMPA, Fla. – On Dec. 13, two U.S. service members and one U.S. civilian were killed, and three service members were injured, as a result of an ambush by a lone ISIS gunman in Syria. The gunman was engaged and killed.
As a matter…
— U.S. Central Command (@CENTCOM) December 13, 2025
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ANHA、シリア人権監視団、ロイター通信によると、米軍兵士らが要撃を受けたのはヒムス県タドムル市近郊で、ダーイシュに対する作戦計画を示唆すするために同地を初めて訪れた米主導の有志連合部隊の代表団が標的となった。



銃撃事件の発生を受けて、米軍ヘリコプターが現地に直行し、負傷者をヒムス県タンフ国境通行所基地に移送した。
また、未確認情報として、アフマド・シャルア移行期政権に加わっているとされるダーイシュのメンバー1人が、米軍部隊が移行期政権の部隊との合流地点に到着した際、自爆ベルトを爆発させ、その後、有志連合の車列が激しい銃撃を受けた。
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シリア人権監視団によると、この代表団はタドムル市を訪問し、パルミラ遺跡群一帯地域を視察した後、前政権の諜報機関が使用していた庁舎へ向かい、市内に展開する内務治安部隊と会合を行い、その後要撃に遭った。
シリア人権監視団によると、襲撃事件発生を受けて、米軍戦闘機がタドムル市上空で低空飛行を繰り返し、フレアを投下するなどの行動に出た。
また、アフマド・シャルア移行期政権当局は、同地で治安警戒態勢を強化、複数の銃声が確認された。
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シリア人権監視団によると、事件発生を受けて、米軍とシャルア移行期政権の軍からなる合同部隊は、ダイル・ザウル市と首都ダマスカスを結ぶ道路を完全に封鎖し、緊急の治安措置を講じた。
また、有志連合の代表団は、大規模な警戒態勢のなか、速やかに現地を離れ、タンフ国境通行所の基地へ向かった。
シリア人権監視団によると、米軍は夜間になっても、ダーイシュのスリーパーセルを捜索するため、航空機がパルミラ市上空から照明弾を投下、また地上部隊が同市に展開、家宅捜索を実施され、複数の人物を拘束した。
なお、襲撃に際して、米国人3人が死亡したほか、シャルア移行期政権の兵士3人が負傷した。
イナブ・バラディーによると、要撃を受けた代表団は、約15台の軍用車輛から構成されて、タンフ国境通行所の基地からタドムル市に入っていた。
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ロイター通信によると、死亡したのは、米軍兵士2人と民間人の通訳1人。
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内務省のヌールッディーン・バーバー報道官はイフバーリーヤ・チャンネルの取材に対して以下の通り述べた。
砂漠(バーディヤ)地域において、ダーイシュによる治安侵害や攻撃が起こる可能性について、内務治安司令部から協力部隊(有志連合)に事前の警告が出されていた。
有志連合部隊は、ダーイシュによる侵害の可能性に関するシリア側の警告を考慮に入れなかった。
タドムル砂漠地帯にある拠点の一つの門前で、ダーイシュに属する要員が発砲に及んだ。
発砲時、シリアにおける有志連合の指導部と、砂漠地域の内務治安司令部との合同視察が行われていた。
実行犯がダーイシュと直接つながっているのか、それともその思想を有しているだけなのかを確認している。
実行犯は、内務治安部隊内でいかなる指導的立場にもなく、指導部の護衛でもなかった。
シリアの治安部隊および有志連合部隊との交戦の末、実行犯は無力化された。
イフバーリーヤ・チャンネルによると、バーバー報道官はまた以下の通り述べた。
タドムルでのダーイシュによるシリア治安部隊および有志連合への攻撃について、私は公式の国営テレビ以外に対していかなる発言も行っていない。私の名を冠して流布している発言は、すべて虚偽のものである。
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ドナルド・トランプ米大統領は、トゥルース・ソーシャルに以下の通り綴った。
我々は、シリアにおいて命を落とした3人の偉大な米国の愛国者ッッ兵士2人と民間人通訳1人ッッを悼む。同時に、負傷した3人の兵士の回復を祈る。最新の確認では、彼らの容体は良好である。これは、シリアの中でも極めて危険で、同国が完全には統治できていない地域において、米国およびシリアを標的にしたダーイシュによる攻撃だった。シリアのアフマド・シャルア大統領は、この攻撃に対し、非常に強い怒りと動揺を示している。極めて厳しい報復が行われることになる。本件へのご注目に感謝する。
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トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は、Xで以下の通り綴った。
私は、シリア中部において米国とシリア政府の合同哨戒を標的とした卑劣なテロによる待ち伏せ攻撃を、強く非難する。我々は、勇敢な米軍兵士および民間人職員3人の死を悼み、攻撃で負傷したシリア兵士の一日も早い回復を祈る。我々は、シリアのパートナーと共に、テロリズムを打倒するという決意を堅持する。
I strongly condemn the cowardly terrorist ambush targeting a joint U.S.–Syrian government patrol in central Syria. We mourn the loss of three brave U.S. service members and civilian personnel and wish a speedy recovery to the Syrian troops wounded in the attack. We remain… https://t.co/RhuyUzRk7S
— Ambassador Tom Barrack (@USAMBTurkiye) December 13, 2025
バッラク大使はまた、Xで以下の通り綴った。
本日シリアで発生した、米国関係者を標的とした卑劣なテロによる待ち伏せ攻撃は、勇敢な米国兵士2人と献身的な民間人通訳1人の命を奪った。これは、テロリズムが依然として凶悪かつ根深い脅威であり、根絶に向けた取り組みが進む中でも打撃を与え得ることを、痛烈かつ憤るべき形で示している。米国は、ダーイシュを最終的かつ完全に打ち破り、その再興を防ぎ、米国本土をテロ攻撃から守るという任務を完遂するために、限定的な数の部隊をシリアに配備している。この駐留は、有能なシリアの現地パートナーが地上でテロリストと戦う力を与えるものであり、米国が中東で再び大規模かつ高コストの戦争に巻き込まれることを防ぐ。我々は、ダーイシュが完全に殲滅されるまで、この任務から一切退くことはない。米国人に対するいかなる攻撃も、迅速かつ容赦ない正義によって応じられる。シリア政府と共に、この卑劣な行為に関与したすべての個人、仲介者、資金提供者、支援者を執拗に追及する。彼らは特定され、迅速かつ断固として責任を問われることになる。トランプ大統領が述べたとおり、米国は国民への脅威を決して容認しない。
また、この攻撃の実行者を特定し、追及し、責任を問うという揺るぎない決意を共有するシリアのアフマド・シャルア大統領の強いコミットメントを歓迎する。共に、我々はシリアにおけるテロリズムを根絶する。
Today’s cowardly terrorist ambush on U.S. personnel in Syria, which claimed the lives of two brave American soldiers and a dedicated civilian interpreter, is a stark and outrageous reminder that terrorism remains a vicious and persistent threat, capable of striking even as we…
— Ambassador Tom Barrack (@USAMBTurkiye) December 13, 2025
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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が午後4時15分、スワイダー県で西部に向けて無人航空機4機を侵入させ、国民防衛部隊が応戦、農地上空でこれらのうち1機を撃墜したと発表した。
これに対して、SANAは、治安筋の情報として、違法武装グループが、同県農村部に配置された内務治安部隊の拠点を、自爆型自爆無人機で攻撃していると伝えた。
一方、シリア人権監視団によると、国民防衛部隊の兵士1人が、スワイダー刑務所近くの戦線で狙撃兵の銃撃を受け負傷した。
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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権が、「バシャン山」の住民および国民防衛部隊を貶めるための組織的な宣伝キャンペーンを展開しており、住民がヨルダンに麻薬を密輸しているとの政府系メディアの報道を否定、これを批判した。
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スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装グループがマズラア町およびその周辺に展開し、民間人を狙って狙撃、市民1人が重傷を負って病院へ搬送された。
シリア人権監視団によると、重傷を負ったのは、マジダル村出身の青年。
シリア人権監視団によると、国民防衛部隊に所属する武装グループが、シャルア移行期政権の内務治安部隊の車輛を攻撃した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が4日目に突入したと発表した。
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シリア人権監視団も、ゼネストが続いていると発表した。
カルダーハ
ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市近郊のアイン・ハヤート村で、県内務治安部隊が治安作戦を実施し、村出身の指名手配者を逮捕しようとしたが、指名手配者らが抵抗し、撃ち合いの末に逃走に成功した。
これを受けて、内務治安部隊は村に通じるすべての道路を封鎖し、複数の民家を対象に大規模な捜索作戦を実施、住民への嫌がらせも発生、事件とは無関係の4人の若者が逮捕された。
シリア人権監視団によると、内務治安部隊による治安作戦の範囲は、ウワイナト・リーハーン村、バクラーマー村、バシュラーマー村、カルナダフ村にも広げられ、家宅捜索や無差別逮捕が行われ、住民は逮捕を恐れて農地や森林に隠れることを余儀なくされた。
シリア人権監視団によと、アイン・ハヤート村での民間人の逮捕者数は、その後9人となったほか、内務治安部隊は、民家を強制的に捜索し、女性を含む住民に暴言・暴行を含む人権侵害を行ったほか、住宅街や民家に向けて無差別発砲を行った。
一方、内務治安部隊の隊員数名が指名手配者を逮捕しようとした際に負傷した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の調整渉外局は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権がアラウィー派を代表すると称する数名を選抜して代表団を構成させ、シャルア暫定大統領との会談を行わせようとしていると断じ、断固として拒否すると発表した。
また、アラウィー派の政治的・権利的な大義を無視して、単なるサービス改善を交渉材料とすることで、アラウィー派の代表性を奪おうとする移行期政権の試み、そしてこれを達成するために連日繰り返されている侵害行為を拒否するとも強調した。
そのうえで、声明は、連邦制と政治的分権の承認、14,000人以上とされるすべてのアラウィー派拘束者・失踪者の釈放・解放を要求した。
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ANHAによると、スワイダー県のギリシャ・カトリック教会代表のトニー・ブトルス神父は、シャフバー町、ヒート村、ルダイマ村の教会が殉教者に哀悼の意を示すため、クリスマスの祝賀行事を中止したと発表、街頭での祝賀行為を控えるよう呼びかけた。
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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、10日にスワイダー市のイムラーン交差点近くで発生した銃撃事件に関して、隊員の1人が法と任務の枠を外れ、私的動機に基づいて銃器を使用し、若者1人を殺害し、さらに3人を負傷させるという重大犯罪を犯したことが確認されたとしたうえで、司令部がこの隊員を除隊処分とし、関係当局に送致することを決定したと発表した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が3日目に突入したと発表した。
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シリア人権監視団によると、このゼネストにより、ラタキア県ラタキア市のダマスラフー地区では、すべての商店が閉店、公務員は欠勤、学生・教員も登校を停止しているという。
一方、ヒムス県ヒムス市のフィダー・ハティーブ学校は、生徒に対して、ストライキ期間中も授業を実施するとしたうえで、欠席すると期中試験に必要な授業を受けることができなくなると警告、欠席者は保護者を連れて学校に来るよう通知した。
また、シリア人権監視団によると、ヒムス県タッルカラフ市一帯の複数の村で、商店主らがゼネストに参加しているとして武装グループの脅迫を受けた。
武装グループは、店を開けないと、焼き討ちするなどと脅迫しているという。
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シリア民主軍は、公式サイトを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県スーサ町近郊のマラーシダ村で、同軍部隊がダーイシュ(イスラーム国)のセルの攻撃を受け、これに応戦、1人を殺害、1人を負傷させた。
また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の特殊部隊が米主導の有志連合と連携して、県内で特殊作戦を実行し、フール・キャンプで子供たちに対する訓練を指導していたダーイシュの軍事司令官(アミール)1人と、この司令官が率いるセルのメンバー2人を拘束した。
シリア民主軍(公式サイト)が10日に発表したところによると、シリア民主軍が拘束したのは、「アブー・ズバイル」「サマーク」と呼ばれる軍事アミールを含む3人。

このほか、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町に至る街道で、ダーイシュのセルが石油タンカーに向けて実弾を発射し、タンカーは全焼した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市のユダヤ地区で、イスラーム過激派を象徴する旗とシリア国旗を掲げた武装グループが乗っていた車からアラウィー派の若者(ムラード・マフルーズ氏)を銃撃、若者は病院に運ばれたものの、数時間後に死亡した。
車輛は、解放記念日の祝賀を装い、カフェでの仕事を終えて徒歩で帰宅していた若者を呼び止め、「お前はアラウィーか?」と質問し、彼が「はい」と答えた瞬間、胸部へ向けて至近距離から発砲したという。
これに関して、シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、
フェイスブックを通じて以下の通り発表した。
このテロ体制は犯罪を隠すことすらできない。
彼らは「痛ましい事故」という嘘の後ろに隠れるため、
遺体を引き渡す条件として沈黙を求めた。
しかし、アッラーはその裁きを、
真実を語るその口に授けられた。
もはや裁判は必要ない。
「私はアラウィーだ」と言うだけで殺され、
自らの血と最後の鼓動で
殉教の証を書き記すことになる。
――殉教者 ムラード・ムハンマド・マフルーズ、
あなたの魂に、そしてすべての殉教者の魂に、安らぎあれ。
一方、内務省(フェイスブック)によると、県のないんム治安部隊は、アブドルアズィーズ・アフマド准将を逮捕した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団、内務省(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権の麻薬取締部隊がアレッポ市内のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で治安作戦を行い、麻薬の売買・流通に関与した容疑で3人を逮捕、43,000錠のカプタゴンを押収した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が2日目に突入したと発表した。
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シリア人権監視団によると、ゼネストは、ラタキア県のラタキア市およびその周辺、ジャブラ市およびその周辺、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、サーフィータ市、ドライキーシュ市、シャイフ・バドル市、ハマー県のミスヤーフ市一帯、ヒムス市一部地域および郊外で実施された。
これに対して、アフマド・シャルア移行期政権の当局は、教育機関や行政機関のストライキに対抗するため、職員らに全面出勤を義務付け、違反者には解雇を含む懲罰措置を科すとする通達、休暇許可の停止、欠勤の黙認禁止といった措置を講じている。
シリア人権監視団によると、タルトゥース市では、アラウィー派住民を脅迫する宗派扇動的な落書き が複数の商店に書かれているのが確認されたほか、移行期政権支持者がアラウィー派が居住数地域で、空に向けて発砲するなどの事例も報告されている。
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