ダーイシュがヒムス県のアーラーク油田を制圧か?!(2019年12月20日)

ヒムス県では、ユーフラテス・ポスト(12月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアーラーク油田(ハフナ村)に侵攻、シリア軍との戦闘の末、同地を制圧した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Euphrates Post, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ国境に面するイドリブ県バーブ・ハワー国境通行所近くで「国境を壊せ」と銘打った抗議デモが行われるも、反体制派を主導するシャーム解放機構が強制排除(2019年12月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所近くで金曜日の集団礼拝後に抗議デモが発生、アサド政権打倒、革命継続、シリア・ロシア軍による攻撃の停止、国内避難民(IDPs)の機関を訴えた。

デモは19日に活動家が「国境を壊せ」と銘打って呼びかけていたもの。

デモ参加者は、通行所に向かって更新したが、同地の軍事・治安権限を掌握するシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構が介入、参加者に催涙弾などを発射し、強制排除した。

また、イドリブ市、カフルタハーリーム町でも同様のデモが行われ、体制打倒、逮捕者釈放が訴えられた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村で逮捕者釈放、ヒズブッラーの退去、そしてイドリブ県に対するシリア・ロシア軍の攻撃停止を求める抗議デモが発生した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、ナーフタ町でシリア・ロシア軍によるイドリブ県攻撃の停止、逮捕者釈放を訴える落書きが発見された。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県ジスル・シュグール市上空に所属不明の無人偵察機が飛来した直後に同地近くの街道で車が爆発、外国人と思われる4人が死亡(2019年12月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア両軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配地域への攻撃を続けるなか、所属不明の無人偵察機がジルス・シュグール市上空に飛来、その直後に同市西部の街道を走行していた車が爆発、外国人と思われる4人が死亡した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構などとの戦闘の末、ウンム・ジャラール村に続いてイドリブ県南東部の9カ村・農場を新たに制圧(2019年12月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が、シリア・ロシア軍戦闘機・ヘリコプターの航空支援を受けて、県南東部でシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室と激しく交戦し、ウンム・ジャラール村に続いて、ラッファ村、ウンム・トゥワイナ村、ハリーバ村、ルバイア村、シャッアーラ村、バルナーン村、サハール村、ファルジャ村、アブー・フッバ村を制圧した。

SANA(12月20日付)によると、シリア軍地上部隊が新たに制圧したのは、ウンム・ジャラール村(19日に制圧)、ルバイア村、ハリーバ村、シャアラ(シャアラ・アジャーイズ)村、ウンム・トゥワイナ村、タッル・マフウ農場、ファリーハ農場、ブライサ村、アブー・フッバ村、タッル・シャイフ村。

シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊はまた、クラスター弾などでマアッラト・ヌウマーン市、ジャルジャナーズ町およびその周辺を砲撃した。

一方、シリア軍ヘリコプターは、ガドファ村およびその一帯、マアッラト・ヌウマーン市郊外、ラッファ村、アブー・フッバ村、ダイル・シャルキー村、タッル・マンス村、ブルジュ村、ティーナ村、放棄された大隊基地、サハール村、タッフ村を「樽爆弾」で爆撃、戦闘機もマアッラト・ヌウマーン市東部郊外一帯を爆撃した。

ロシア軍戦闘機も、マアッルシャムシャ村およびその一帯、アブー・ズフール町東部郊外一帯、カトラ村、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯、ダイル・シャルキー村、ラッファ村、ムアスラーン村、ガドファ村、マアッルシューリーン村、ジャルジャナーズ町などを爆撃した。

他方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(12月20日付)は、シャーム解放機構はカッバーナ村での戦闘でシリア軍の偵察用小型無人航空機(ドローン)を撃墜したと伝え、その写真を公開した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がクースィンヤー村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

これに対して、反体制武装集団がシリア軍地上部隊に反撃し、兵士5人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を58件(イドリブ県29件、ラタキア県13件、アレッポ県12件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を57件(イドリブ県17件、ラタキア県13件、アレッポ県6件、ハマー県19件)確認した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 20, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は日本の人道支援に謝意を示す一方、IDPsへの支援が「意図せず」トルコの占領を合法化することにつながると懸念を表明(2019年12月19日)

北・東シリア自治局の人道問題局は声明を出し、シリア北東部に対する日本の人道支援の取り組みに謝意を示すとともに、自治局支配地域への支援物資搬入が制限されているとし、懸念を表明した。

声明によると、国連安保理決議第2169号に基づき、国連関連機関が、支援物資を積んだ車輌3万台分が定められた国境通行所からシリアに入国したが、2019年に北・東シリア自治局の支配地域に届けられたのはたった40台分だけだったという。

また、シリアに対する支援物資1700万ドル分のうち、北・東シリア自治局に届けられたのは、100万ドル分だけだという。

同声明によると、国連は現在、トルコがハサカ県ラアス・アイン市やラッカ県タッル・アブヤド市一帯を占領したことで発生した国内避難民(IPDs)を支援するために取り組みを行っているが、この過程で、日本が行う支援が「意図せず、(にトルコによる)占領の合法化に貢献し、人口構成の変更を支えてしまっている」という。

一方、シリア政府は、これらのIDPsに対する充分は支援が行えておらず、10月30日にOCHAに対してその旨を通達、これを受けて、日本政府は在ダマスカス日本大使館を通じて、シリア北東部への支援を申し出たという。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュがシリア軍・国防軍を攻撃し4人殺害(2019年12月19日)

ダイル・ザウル県では、バーディヤ24(12月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県西部のアドマーン村で国防軍の車を襲撃し、2人を殺害した。

ダーイシュはまた、ビシュリー山麓の砂漠地帯でもシリア軍の拠点を攻撃し、兵士2人を殺害した。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Badiya 24, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はハサカ県のM4高速道路の南側を砲撃(2019年12月19日)

ハサカ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がスルーク町とアイン・イーサー市(ラッカ県)間に位置するカンタリー近郊のM4高速道路の南側の地域を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月19日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県南東部の戦略的要衝ウンム・ジャラール村を制圧、シャーム解放機構、国民解放戦線などからなる「必勝」作戦司令室は徹底抗戦の意志を表明(2019年12月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・ジャラール村、ハリービー村、サキーヤート村一帯でシャーム解放機構や国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる反体制武装集団と交戦、県南東部の戦略的要衝ウンム・ジャラール村を制圧した。

この戦闘で、反体制武装集団戦闘員29人、シリア軍兵士17人が死亡した。

シリア軍はまた、地上部隊がマアッラト・ヌウマーン市を地対地ミサイルなどで砲撃し、女性1人と女児1人を含む5人が死亡、戦闘機がダイル・サンバル村、マガーラ村、バーラ村、カフルナブル市、ブナイン村、マアッラト・ヌウマーン市一帯を爆撃し、ダイル・サンバル村で女性1人が死亡した。

さらにヘリコプターがジャルジャナーズ町、タッル・マルディーフ村、ガドファ村、マアッルシューリーン村、マアッルシャムシャ村、タッル・マンス村、タッフ村、カルサア村を「樽爆弾」で爆撃した。

一方、ロシア軍はタッル・マルディーフ村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッル・シャマーリーン村、マアッルシューリーン村、サラーキブ市およびその一帯、ハーン・スブル村を爆撃し、タッル・マルディーフ村、マアッラト・ヌウマーン市で女性2人と子ども2人を含む5人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構や国民解放戦線は、タッル・カラーティーン村、マガーラ村を砲撃した。

また、シャーム解放戦線、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室は声明を出し、イドリブ県住民に向けて支配地域を死守し、同地をシリア軍とどの同盟者(ロシア)の墓場にするとの意志を表明、また反体制武装集団に対して共闘を呼びかけた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団、SANA(12月19日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ライラムーン地区、ハムダーニーヤ地区、第3000団地計画地区を砲撃し、住民3人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を54件(イドリブ県18件、ラタキア県16件、アレッポ県12件、ハマー県8件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を51件(イドリブ県42件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「マムルーク国民安全保障会議議長との会談でシリア民主軍を「未来のシリア軍」として維持するよう求めた」(2019年12月18日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は『シャルク・アウサト』(12月18日付)のインタビューに応じ、2週間前にアリー・マムルーク国民安全保障会議議長と会談を行ったとしたうえで、その詳細を明らかにした。

アブディー総司令官によると、会談では、「平和の泉」作戦でトルコが新たに占領した北東部と北・東シリア自治支配地の境界地帯全域にシリア軍部隊を展開させることが合意され、この合意には自身とマムルーク国民安全保障会議議長が署名、ロシアが保証人となったという。

シリア軍の展開に関して、アブディー総司令官は、トルコとの国境にシリア軍が正式に駐留していることを示すのが目的で、「トルコの占領に対する抵抗作戦は、愛国的な合同作戦として展開するだろう」と強調した。

アブディー総司令官はまた、マムルークとの会談では、11万人の兵力(内務治安部隊(アサーイシュ)を含む)を擁するシリア民主軍を「将来のシリア軍」(ジャイシュ・スーリヤー・アル=ムスタクバル)として維持することをシリア政府側に要請したと付言した。

一方、政治をめぐる合意はなされなかったとしたうえで、「より多くの時間、より長い対話が必要だ。使節団は政治的な相互理解に至るため、長い時間会合を持つべきだ」と強調した。

このほけ、米軍の駐留については、ドナルド・トランプ米大統領の決定に従い、ユーフラテス川東岸の新たな地域に米軍が展開していると述べた。

米軍の駐留は、イスラーム国から油田を守るためのもので、どのような当事者がどのような攻撃を行おうと米軍は反撃するとの姿勢を示しているという。

AFP, December 18, 2019、ANHA, December 18, 2019、AP, December 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2019、Reuters, December 18, 2019、SANA, December 18, 2019、al-Sharq al-Awsat, December 18, 2019、SOHR, December 18, 2019、UPI, December 18, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍が米主導の有志連合とともにダイル・ザウル県東部で強制捜査を行い、IDPs3人を拘束(2019年12月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受けて、県東部のスブハ村の民家に対して強制捜査を行い、国内避難民(IDPs)の若者3人を拘束した。

一方、シュハイル村では、シリア民主軍の検問所で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる武装集団とシリア民主軍が交戦した。

AFP, December 18, 2019、ANHA, December 18, 2019、AP, December 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2019、Reuters, December 18, 2019、SANA, December 18, 2019、SOHR, December 18, 2019、UPI, December 18, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のタッル・アブヤド市とラアス・アイン市近郊で爆弾が相継いで爆発し子どもと女性を含む9人死亡(2019年12月18日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、SANA(12月18日付)によると、トルコ占領下にあるタッル・アブヤド市の入り口で爆弾が爆発し、子ども2人と女性1人を含む4人が死亡、4人が負傷した。

一方、ANHA(12月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、シャルカラーク村とアイン・イーサー市を結ぶM4道路沿線、タッル・アブヤド市近郊のヒルバト・バカル村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県北部のシャルカラーク村一帯でトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団、SANA(12月18日付)によると、トルコ占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市近郊のマブルーカ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、5人が死亡、15人が負傷した。

一方、ANHA(12月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のバーブ・ハイル村一帯を砲撃した。

AFP, December 18, 2019、ANHA, December 18, 2019、AP, December 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2019、Reuters, December 18, 2019、SANA, December 18, 2019、SOHR, December 18, 2019、UPI, December 18, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍によるイドリブ県への爆撃・砲撃でシャーム自由人イスラーム運動メンバー5人を含む10人死亡(2019年12月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアッル・シャマーリーン村にあるシャーム自由人イスラーム運動の拠点を爆撃し、戦闘員5人が死亡した。

シャーム自由人イスラーム運動は、国民解放戦線に参加するアル=カーイダ系組織。

ロシア軍戦闘機はまた、ハーン・スブル村、ダイル・シャルキー村に対しても爆撃し、2人が死亡した。

ロシア軍戦闘機の爆撃はこのほかにも、マアッルシューリーン村、ジャルジャナーズ町、ハラーキー村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ハルバ村、バーブーリーン村、タッル・マルディーフ村、ガドファ村、タッル・マンス村にも及んだ。

一方、シリア軍は戦闘機で、タッル・マンス村、ガドファ村、バービーラー村、ハーン・スブル村一帯、ジャルジャナーズ町、マアッラト・ヌウマーン市、サラーキブ市一帯、マアッルシューリーン村、ジスル・シュグール市、スッカリーヤ村、バルナーン村、ハルバ村を爆撃した。

またシリア軍ヘリコプターが、マアッル・シャマーリーン村、マアッラト・ヌウマーン市を「樽爆弾」で爆撃し、2人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターはまた、タッル・マンス村、タッフ村、ラッファ村、カトラ村、ガドファ村、マアッルシャムシャ村、マアッルシューリーン村、ダイル・ガルビー村、タッフ村、タッル・シャイフ村、マアッラト・ヌウマーン市一帯に対しても「樽爆弾」で爆撃した。

シリア軍地上部隊もマアッラト・ヌウマーン市を砲撃し、1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を45件(イドリブ県14件、ラタキア県12件、アレッポ県11件、ハマー県8件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を40件(イドリブ県32件、ラタキア県4件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認した。

AFP, December 18, 2019、ANHA, December 18, 2019、AP, December 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 18, 2019、Reuters, December 18, 2019、SANA, December 18, 2019、SOHR, December 18, 2019、UPI, December 18, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県カフルハワル村で逮捕者釈放、「イランの民兵」の退去を求める落書き(2019年12月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヘルモン山(シャイフ山)山麓のカフルハワル村で逮捕者釈放、「イランの民兵」の退去を求める落書きが発見された。

AFP, December 17, 2019、ANHA, December 17, 2019、AP, December 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2019、Reuters, December 17, 2019、SANA, December 17, 2019、SOHR, December 17, 2019、UPI, December 17, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県のトルコ国境近くでシャーム解放機構のサウジ人司令官が暗殺される(2019年12月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ(ハタイ県)との国境に近いサルマダー市で、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のサウジアラビア人司令官が何者かによって暗殺された。

AFP, December 17, 2019、ANHA, December 17, 2019、AP, December 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2019、Reuters, December 17, 2019、SANA, December 17, 2019、SOHR, December 17, 2019、UPI, December 17, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がシャーム解放機構の軍事・治安権限下にあるイドリブ県各所を爆撃、民間人23人が死亡。ホワイト・ヘルメットはメンバー1人の家族が犠牲になったと発表(2019年12月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がタッル・マンス村を爆撃し、女児1人と女性2人を含む一家7人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターも同地を「樽爆弾」で爆撃し、女性1人を含む2人が死亡した。

シリア軍戦闘機はまた、ビダーマー町を爆撃し、子ども3人と女性1人を含む一家6人が死亡した。

この爆撃に関して、ホワイト・ヘルメットは、ツイッターやフェイスブックを通じて、ブダーマー町への爆撃で、ホワイト・ヘルメットのメンバーの一人アンワル・フマイディー氏の家族が死亡したと発表し、弔意を示した。

https://twitter.com/SyriaCivilDef/status/1206945928801853440


シリア軍はさらに、戦闘機がムアスラーン村、バービーラー村一帯を爆撃し、ムアスラーン村では6人が、バービーラー村では1人が死亡したほか、ヘリコプターがマアッルシャムシャ村を「樽爆弾」で爆撃し、1人が死亡した。

シリア軍はこのほかにも、戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市、ジャルジャナーズ町、マアッルシューリーン村、バービーラー村一帯、ハルーバ村、マアッル・シャマーリーン村、アブー・フッバ村、マアッラト・ヌウマーン市近郊の高速道路、ガドファ村、カナーイス村、ジスル・シュグール市、カフルルーマー村を爆撃、ヘリコプターが「樽爆弾」でハラーキー村、ハーッス村、ジャルジャナーズ町、ガドファ村、タッル・マンス村一帯、バービーラー村、ハルバ村、タッフ村、マアッルシューリーン村を爆撃した。

一方、ロシア軍戦闘機は、スィフヤーン村、バーブーリーン村、ジャルジャナーズ町、カラーティー村、タッフ村、ダイル・シャルキー村、マアッルシューリーン村、タッル・マルディーフ村、マアッラト・ヌウマーン市、アブー・ズフール町一帯、アルバイーン山を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、ハラサ村一帯に進攻したシリア軍を国民解放戦線(国民軍所属)が迎撃、これを撃退した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を50件(イドリブ県16件、ラタキア県19件、アレッポ県8件、ハマー県7件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を40件(イドリブ県30件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認した。

AFP, December 17, 2019、ANHA, December 17, 2019、AP, December 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 17, 2019、Reuters, December 17, 2019、SANA, December 17, 2019、SOHR, December 17, 2019、UPI, December 17, 2019などをもとに作成。

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反体制組織のシリア対応調整者:10月以降ロシア・シリア軍の攻撃で10万人弱が新たに避難(2019年12月16日)

反体制組織のシリア対応調整者は声明を出し、緊張緩和地帯第1ゾーン(イドリブ県、ラタキア県北東部、アレッポ県西部、ハマー県北部)の境界地帯に設置されている非武装地帯に対するシリア・ロシア軍の攻撃により、10月以降9万8000人以上(1万7761世帯)が避難を余儀なくされたと発表した。

また12月に入って以降の寒波で、国内避難民(IDPs)5761世帯が再避難を余儀なくされたという。

AFP, December 16, 2019、ANHA, December 16, 2019、AP, December 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2019、Reuters, December 16, 2019、SANA, December 16, 2019、SOHR, December 16, 2019、UPI, December 16, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県カナーキル村で逮捕者釈放と「イランの民兵」退去を求める抗議デモ(2019年12月16日)

ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(12月16日付)によると、カナーキル村で逮捕者釈放と「イランの民兵」退去を求める抗議デモが発生した。

AFP, December 16, 2019、ANHA, December 16, 2019、AP, December 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2019、Reuters, December 16, 2019、SANA, December 16, 2019、Sawt al-‘Asima, December 16, 2019、SOHR, December 16, 2019、UPI, December 16, 2019などをもとに作成。

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イスタンブール県法医学研究所はホワイト・ヘルメット創設者の英国人ルムジュリアー氏の死因を「高所から落下したことによる内出血と骨折」と結論づける(2019年12月16日)

トルコのイスタンブール県法医学研究所は、11月11日にイスタンブール市の自宅近くで遺体で発見されたホワイト・ヘルメット創設者の英国人ジェームズ・ルムジュリアー氏の検死結果を発表した。

4ページからなる検死報告書によると、ルムジュリアー氏は高所から落下したことによる内出血と骨折で死亡したという。

また、AFP(12月16日付)は複数の消息筋の話として、現場から第三者のDNAを検出されておらず、トルコ警察は自殺として事件に対応する見込みだと伝えた。

トルコの複数のメディアは、ルムジュリアー氏が精神疾患を煩い介護を求めており、また婦人も警察に、死の2週間前から同氏が自殺しようとしていたと証言したと伝えていた。

AFP, December 16, 2019、ANHA, December 16, 2019、AP, December 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2019、Reuters, December 16, 2019、SANA, December 16, 2019、SOHR, December 16, 2019、UPI, December 16, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局(シリア民主軍)がフール・キャンプに収容していた91世帯388人を釈放(2019年12月16日)

ハサカ県では、ANHA(12月16日付)によると、北・東シリア自治局(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍)がフール・キャンプに収容(拘束)していた91世帯388人を解放した。

解放されたのは、ダイル・ザウル県の住民で、ほとんどが女性と子ども。

ダーイシュ(イスラーム国)との関与を疑われて、拘束・収容されていたという。

AFP, December 16, 2019、ANHA, December 16, 2019、AP, December 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2019、Reuters, December 16, 2019、SANA, December 16, 2019、SOHR, December 16, 2019、UPI, December 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県を砲撃(2019年12月16日)

アレッポ県では、ANHA(12月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(12月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊の」カズアリー村を砲撃した。

AFP, December 16, 2019、ANHA, December 16, 2019、AP, December 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2019、Reuters, December 16, 2019、SANA, December 16, 2019、SOHR, December 16, 2019、UPI, December 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍が反体制派支配下のイドリブ県への爆撃を強化、ヒズブッラー、国防隊、ロシア軍特殊部隊が県南東部に増派(2019年12月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハッラーン村、ラッファ村、ムアスラーン村一帯、マアッル・シャマーリーン村、ビンニシュ市一帯、ハーミディーヤ村、イドリブ市東部一帯、サイヤーディー村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、マアッルシューリーン村、カフルルーマー村を爆撃した。

シリア軍も、戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市および同市郊外を通る高速道路を爆撃、ヘリコプターがハラーキー村、ダイル・シャルキー村一帯、サルマーン村一帯、ムアスラーン村、ガドファ村、アブー・ダフナ村、マアッル・シャマーリーン村、マアッルシャムシャ村、アブー・マッキー村、ワーディー・ダイフ村、タッル・マンス村、マアッラト・ヌウマーン市東部一帯、タフターヤー村、マアッルシューリーン村、ジャルジャナーズ町、アイン・クライウ村を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊がマアッラト・ヌウマーン市一帯、ブダーマーを砲撃した。

一方SANA(12月16日付)によると、シリア軍がスィンジャール町一帯に進攻を試みた反体制武装集団を撃退した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、ガドファ村に対する攻撃で子ども2人が、マアッル・シャマーリーン村では女性2人と女児1人が死亡した。

他方、ザマーン・ワスル(12月16日付)によると、ヒズブッラーの戦闘員500人、国防隊隊員600人が、ダマスカス国際空港からハマー県ハマー市のハマー航空基地に空路で派遣された。

また、ロシア軍がタマーニア町にある「イランの民兵」の作戦司令室との連携のもと、戦車、装甲車、四輪駆動車など最新鋭の兵器を前線に配備し、ハーン・シャイフーン市およびカムハーナ町方面から、アブー・ズフール航空基地にロシア軍第25特殊任務師団所属の歩兵180人以上を終結させたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がジャズラーヤー村を爆撃した。

シリア軍地上部隊もハイヤーン町を砲撃した。

一方、SANA(12月16日付)によると、反体制武装集団がザフラー町を砲撃し、住民多数が負傷した。

また、ANHA(12月16日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がシリア政府支配下のアレッポ市ハーリディーヤ地区・シルヤーン地区間の一帯に着弾した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダマスカス県では、SANA(12月16日付)によると、ナフル・イーシャ地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡した。

AFP, December 16, 2019、ANHA, December 16, 2019、AP, December 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2019、Reuters, December 16, 2019、SANA, December 16, 2019、SOHR, December 16, 2019、UPI, December 16, 2019、Zaman al-Wasl, December 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県アリーダ村を砲撃(2019年12月15日)

ラッカ県では、ANHA(12月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアリーダ村を砲撃した。

AFP, December 15, 2019、ANHA, December 15, 2019、AP, December 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2019、Reuters, December 15, 2019、SANA, December 15, 2019、SOHR, December 15, 2019、UPI, December 15, 2019などをもとに作成。

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首都ダマスカスで逮捕者釈放、生活状況改善を訴えるビラが見つかる(2019年12月15日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ルクンッディーン区で逮捕者釈放、生活状況改善を訴えるビラが発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフィア村で住民が逮捕者釈放、ヒズブッラーの退去を求める抗議デモを行った。

AFP, December 15, 2019、ANHA, December 15, 2019、AP, December 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2019、Reuters, December 15, 2019、SANA, December 15, 2019、SOHR, December 15, 2019、UPI, December 15, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県への爆撃を再開(2019年12月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がシャーム解放機構など反体制武装集団の支配地域への爆撃を3日ぶりに再開、アブー・マッキー村、ハッラーン村、サルマーン村一帯、ジャルジャナーズ町一帯を攻撃した。

シリア軍地上部隊も、ヒーシュ村、スィフヤーン村、サハール村、サルジュ村、タッル・ダム村、ナージヤ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、ビダーマー町、スィンジャール町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月15日付)によると、ナーフタ町とブスル・ハリール市を結ぶ街道で、警官2人が何者かの襲撃を受け、1人が死亡、1人が負傷した。

また、ナーミル村とスーラ町を結ぶ街道では第52旅団の車輌が爆弾の爆発に巻き込まれ、乗っていた士官らが負傷した。

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ヒムス県では、バーディヤ24(12月15日付)によると、タドムル市とスフナ市を結ぶ街道でファーティミーユーン旅団の車が爆弾の爆発に巻き込まれ、多数が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県9件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(イドリブ県11件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, December 15, 2019、ANHA, December 15, 2019、AP, December 15, 2019、al-Badiya 24, December 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2019、Reuters, December 15, 2019、SANA, December 15, 2019、SOHR, December 15, 2019、UPI, December 15, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県ブサイラ市で抗議デモが発生(2019年12月14日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月13日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で抗議デモが発生し、逮捕者釈放や生活状況改善などが訴えられた。

AFP, December 14, 2019、ANHA, December 14, 2019、AP, December 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2019、Euphrates Post, December 14, 2019、Reuters, December 14, 2019、SANA, December 14, 2019、SOHR, December 14, 2019、UPI, December 14, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県、ラッカ県各所を砲撃(2019年12月14日)

アレッポ県では、ANHA(12月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がカズアリー村と同地の穀物サイロを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーブ市西のダグルバーシュ村方面に進攻、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がこれを撃退した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団、ANHA(12月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市西のフーシャーン村、サイダー村を砲撃した。

AFP, December 14, 2019、ANHA, December 14, 2019、AP, December 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2019、Reuters, December 14, 2019、SANA, December 14, 2019、SOHR, December 14, 2019、UPI, December 14, 2019などをもとに作成。

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シリア人権監視団はトルコの支援を受ける国民軍にダーイシュの元メンバー2人が加わっていることを新たに確認(2019年12月14日)

シリア人権監視団は、複数の消息筋から得た情報だとして、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバー2人がトルコの支援を受ける国民軍に所属していることが確認されたと発表した。

ダーイシュの元メンバーだと確認されたS.A、H.A.で、いずれもダイル・ザウル県マヤーディーン市出身。

2人はもともと、自由シリア軍を名乗るサッダーム・フサイン大隊のメンバーだったが、ダーイシュがダイル・ザウル県で勢力を拡大したのを受けて、ダーイシュに忠誠(バイア)を近い、ダイル・ザウル航空基地防衛の任務にあたったが、たびたび戦闘を回避しようとして処罰を受けていたという。

その後、2人は東部自由人連合の協力を得て、2017年にトルコ占領下のアレッポ県北部(いわゆる「ユーフラテスの盾」地域)に逃走、同組織のメンバーとなり、2018年には「オリーブの枝」作戦に参加したという。

AFP, December 14, 2019、ANHA, December 14, 2019、AP, December 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2019、Reuters, December 14, 2019、SANA, December 14, 2019、SOHR, December 14, 2019、UPI, December 14, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2019年12月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がタッフ村、タフターヤー村、ラカーヤー・サジュナ村、ジャルジャナーズ町、ウンム・ジャラール村、ラッファ村、タッル・シャイフ村、ハルバ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村を地対地ミサイルなどで砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がズィヤーラ町、ジスル・バイト・ラース村を砲撃した。

AFP, December 14, 2019、ANHA, December 14, 2019、AP, December 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2019、Reuters, December 14, 2019、SANA, December 14, 2019、SOHR, December 14, 2019、UPI, December 14, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと全面協力を続けるイッザ軍を離反者がトルコの支援を受けるシャーム軍団に合流、サールート氏が率いていたヒムス・アディーヤ旅団はイッザ軍に残留(2019年12月13日)

シリアのアル=カーイダと全面協力を続けるイッザ軍を離反した複数の武装集団が声明を出し、第5師団を名乗る新たな武装集団を結成し、トルコの支援を受ける国民軍およびその傘下の国民解放戦線を主導するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の傘下に入ると宣言した。

声明によると、第5師団の結成に参加したのは、中央軍旅団、ハムザ旅団、イッザ自由人旅団、第1歩兵旅団、アターリブ殉教者旅団、ハザーヌー殉教者旅団、ムーリクの鷹旅団、特殊任務大隊、M.D.連隊、機甲連隊。

「革命のサヨナキドリ」として知られ、ドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る:シリア、若者たちが求め続けたふるさと』(タラール・ディルキー監督、2013年)にも出演したアブドゥルバースィト・サールート氏が率いていたヒムス・アディーヤ旅団はイッザ軍に残留している。

AFP, December 13, 2019、ANHA, December 13, 2019、AP, December 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2019、Reuters, December 13, 2019、SANA, December 13, 2019、SOHR, December 13, 2019、UPI, December 13, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所を砲撃(2019年12月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・ワルド村に近いウンク・ハワー村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町に近いタッル・シャイール村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村および同地の穀物サイロ、ビールカヌー村、サアルナジュキー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月13日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村をトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が砲撃した。

AFP, December 13, 2019、ANHA, December 13, 2019、AP, December 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2019、Reuters, December 13, 2019、SANA, December 13, 2019、SOHR, December 13, 2019、UPI, December 13, 2019などをもとに作成。

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