ハマー航空基地近くの防空大隊で大きな爆発、これと前後してアラウィー派8人が殺害される(2025年6月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市近郊のハマー航空基地西のマトニーン村とラビーア村の間に位置する防空大隊で大きな爆発が複数回にわたって発生した。

爆発と前後して、同地上空には無人航空機が旋回していた。

この爆発により、女性3人を含む市民8人が死亡、複数が負傷した。

死傷者はアラウィー派。

ラビーア村の地元住民らは、アフマド・シャルア移行期政権の治安部隊の検問所の要員が、旅客用マイクロバスで移動中のアラウィー派11人に発砲し、8人を殺害、3人を負傷したのと前後して、防空大隊基地内で大きな爆発が発生したと疑っている。

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一方、ハマー市のクスール地区では、正体不明の武装グループが「サクル」の愛称で知られていた前政権時代の軍事情報局関係者を銃で撃ち、殺害した。

また、ハマー市の国立病院近くで、旧シリア軍に勤務していた男性1人が正体不明の武装グループによって即決処刑され、死亡した。

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首都ダマスカスでアラウィー派7人が襲撃を受け、5人死亡、1人負傷、1人行方不明(2025年6月4日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、2日にアッシュ・ウルール地区で、職場からバルザ区のレストランにバン車で移動中に行方不明になっていたアラウィー派7人とドライバー1人のうち、5人が即決処刑され死亡、遺体がムジュダヒド病院に安置されていることが確認された。

また、残る3人のうちの1人も負傷して病院に搬送されていた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがスワイダー市ドゥバイスィー地区で住民1人とその妻を銃で撃ち殺害した。

また、タアーラ村で何者かの砲撃を受けて、1人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊のダーリヤ町とバイト・アーナー村で、治安部隊が午後7時30分から外出禁止令を発出した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッル・シャンナーン村とシャターヤ村の間の地域で植物採取を行っていたアラウィー派の住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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サイイダ・ザイナブ町にあるアリー・スィースターニー師事務所がアブー・ウマル・リービーを名乗る過激派が率いる武装グループの襲撃を受ける(2025年6月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、スッカリーヤ村でシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人がマジド軍の武装グループの発砲を受けて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ザイバク村で治安部隊が治安作戦を実施し、住民少なくとも7人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で6月1日に襲撃を受け、負傷していた元反体制武装組織((解放の暁旅団)の司令官の1人のマーヒル・ラッバード氏が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のフルースィーヤ交差点で40歳代の男性が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

また、シャイフ・アンバル地区でも車に乗った武装グループが男性1人を銃で撃ち、撃たれた男性は死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市北東の農村地帯で、カスル村の部族の武装グループがフクフ村とハーリディーヤ村に向かって発砲、地元の武装グループと撃ち合いとなった。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイイダ・ザイナブ町にあるアリー・スィースターニー師事務所がアブー・ウマル・リービーを名乗る過激派が率いる武装グループの襲撃を受け、物的損害を受けた。

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シリア領内から占領下ゴラン高原に向けて砲撃:イスラエル軍もダルアー県を砲撃(2025年6月3日)

SANAは、イスラエル軍がダルアー県西部のヤルムーク渓谷を砲撃したと伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団などは、クーヤー村とマアルバ町の間に位置する農地に迫撃砲弾2発(あるいは3発)が着弾したと発表した。

シリア人権監視団によると、迫撃砲弾の着弾を受けて、イスラエル軍無人航空機複数機がヤルムーク渓谷に飛来した。

また、イスラエル軍が占領下ゴラン高原からダルアー県西部とクナイトラ県に対して砲撃を行った。

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一方、『エルサレム・ポスト』は、イスラエル軍が、ダルアー県から占領下ゴラン高原のヒスピン地区に向かって2発のロケット弾が発射され、同地区など下ガリラヤ地方で警報が発令されたと伝えた。

これに関して、イスラエル・カッツ国防大臣は、アフマド・シャルア暫定大統領に「イスラエル国家に対するあらゆる脅威や発砲についての直接的な責任があり、可能な限り早急に全面的な報復が行われるだろう」と述べた。

イスラエル軍はテレグラムを通じて以下の通り発表した。

21:39
IDF:初期報告。ハスピンで警報が発令され。詳細は確認中。

21:59
IDF:ハスピンおよびラマト・マグシミムで21時36分に警報がなり、シリアからイスラエル領に越境した2発の発射体が確認され、いずれも空き地に落下した。

22:03
IDF:初期報告。ガリラヤ地方でサイレンが鳴った。詳細は確認中。

22:37
IDF:先ほど、イスラエル領に向けて発射された砲弾に対応し、イスラエル軍の砲兵部隊がシリア南部を攻撃した。

22:43
IDF:ガリラヤ地方で22時に警報が鳴った件について、破片が落下する可能性があったため警報が発令されたが、その後、誤認識だったことが判明した。

01:15
IDF:本日(火曜日)早朝、イスラエル領に向けて発射された砲弾を受け、イスラエル空軍戦闘機がシリア南部にあるシリア政権の兵器を攻撃した。 現在のシリア情勢に対する責任は、シリアの政権にある。敵対行為がその領土から続く限り、その結果を負い続けることになる。イスラエル軍は、イスラエル国家に対するすべての脅威に対処する。

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イスラエル軍がダルアー県、クナイトラ県に侵入(2025年6月2日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍歩兵部隊が1日深夜から2日未明にかけてヤルムーク渓谷のマアルバ町に侵入、アービディーン村に至る街道一帯に展開した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍のパトロール部隊がムシャイリファ村に侵入し、住民に対して尋問などを行った。

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BBC:行方不明の米国人フリー・ジャーナリストのオースティン・タイス氏がアサド前政権によって拘束されていた(2025年6月2日)

BBCは、独自に入手した極秘の諜報文書により、2012年8月に首都ダマスカス近郊で消息を絶ち、現在も行方不明の米国人フリー・ジャーナリスト、オースティン・タイス氏が、アサド前政権によって拘束されていたことが初めて確認されたと伝えた。

逮捕の約7週間跡、オンラインに投稿された映像には、目隠しをされ、手を縛られたタイス氏が、武装集団にイスラームの信仰告白を強要される姿が映っていた。

だが、この映像について、米当局者や専門家らは捏造された可能性があると疑問を呈していた。

BBCは、ラジオ番組(Radio 4)シリーズの取材の一環として、シリア人調査員とともに情報機関の施設を訪れた際に、今回の資料を入手した。

「オースティン・タイス」とラベルされた一連の文書の中には、「極秘」と記された文書もあり、2012年にダマスカス市内の収容施設にタイス氏が拘束されていたことが記されていた。 情報筋によると、タイス氏はダマスカス郊外県のダーライヤー市近郊で国防隊によって逮捕され、ターフーナ地区の収容施設に拘置されていたとされる。

この間、胃腸の不調を訴え、医師の診察を2回受けたとされ、血液検査ではウイルス性感染症が確認されたという。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県シュハイル村にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾で攻撃(2025年6月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシュハイル村にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾で攻撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、同軍所属の軍事作戦師団(TOL)が5月31日、ハサカ県フール・キャンプ内で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人を逮捕した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは声明を出し、5月20日にラッカ県で麻薬密輸グループを摘発し、所持していた麻薬150グラムを押収したと発表した。

ANHAによると、アサーイシュの総司令部は、ラッカ県とハサカ県を結ぶ街道(アブヤド街道)での2025年6月1日のダーイシュ(イスラーム国)の攻撃により、隊員3人が死亡したと発表した。

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アレッポ県サフィーラ町で激しい戦闘が発生し無秩序化、ダマスカス郊外県アシュラフィーヤト・サフナーヤー市でドゥルーズ派のシンボルを掲げた武装グループが無差別発砲(2025年6月2日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局のパトロール部隊が、バーリド村で指名手配者の自宅を強襲、捜索中にムルシド派の信仰に関係する写真を破棄、家財を破壊した。

これを受けて、ムルシド派の住民はスカイラビーヤ市を訪れ、宗派への冒涜に抗議する集会を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市で内務省総合治安局の部隊が、前政権の協力者とされる商店主と口論の末に撃ち合いとなり、総合治安局の隊員1人を含む3人が死亡、多数が負傷した。

その後混乱は激化し、住宅複数棟が放火されるなど、無秩序状態に陥った。


また、シャルア移行期政権の内務省総合治安局とシリア国民軍所属の合同部隊がダイル・ハーフィル市に設置している共同検問所で、シリア民主軍の写真が保存されていたモバイルを携帯していたとして男性1人が逮捕された。

この男性は旅客バスでアレッポ市に向かっていた。

アレッポ県では、ANHAが不地元筋の話として伝えたところによると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のブルブル町近郊のハラールカー村の住民が「トルコの傭兵」(シリア国民軍)の暴行を受けた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局がシュマイティーヤ町で、前政権の国防隊の司令官の1人ファイサル・サッターム・ファイヤード容疑者を、スバイハーン市でカーティルジー・インターナショナルの民兵の司令官の1人でロシアのワグナー社に協力し、民兵をリビアなどに派遣していたとされるウマル・バドル・ハーリド容疑者を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市で、ダイル・ザウル県とダルアー県の出身者からなる武装グループが住民や内務省総合治安局の検問所に対して無差別に発砲、総合治安局の分所に突入を試みた。

武装グループはドゥルーズ派であることを示す宗教的シンボルを掲げた車を使用していたが、同市のドゥルーズ派住民は自分たちと武装グループは無関係だと強く主張している。

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ヒムス県では、SANAによると、ダルダー村、アーリヤート村、カシュフ村の住民が、治安当局に武器と弾薬を引き渡した。



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イスラエル軍がクナイトラ県のハーン・アルナバ市とジャッバー村を結ぶ街道に検問所を設置(2025年6月1日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍パトロール部隊がハーン・アルナバ市とジャッバー村を結ぶ街道に検問所を設置した。

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アサーイシュのパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、隊員3人が死亡(2025年6月1日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が声明を出し、ハサカ県とラッカ県を結ぶ街道で、アサーイシュのパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、隊員3人が死亡した。
シリア人権監視団によると、襲撃を受けたのは、ラッカ県のアブヤド・アブヤド街道。

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ダマスカス県マサーキン・バルザ地区で、アルコールを販売している商店2件が覆面姿の4人の武装グループの襲撃を受け、商品などを破壊・放火される(2025年6月1日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・バルザ地区でアルコールを販売している商店2件が覆面姿の4人の武装グループの襲撃を受け、商品などを破壊され、放火された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、2日前に内務省総合治安局に逮捕された。

また、カタナー市で3日前にアフマド・シャルア移行期政権の国防省と内務省の予備部隊によって逮捕された若い男性2人が即決処刑され、死亡した。

シリア人権監視団によると、臨床検査室の経営者のラアファト・アリー・イスビル氏が即決処刑され、家族が県内の病院で遺体を発見した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期内閣の国防省と内務省の予備部隊がタッル・アブドゥルアズィーズ村のアラウィー派の住宅を強襲し、1人を即決処刑した。

ムーサー・フーラ村で正体不明の武装グループによって撃たれて重傷を追っていた14歳の青年が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マリク・アーディル街道で正体不明の武装グループがアラウィー派の大学教授を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で身元不明の3人が遺体で発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市でアブー・ライルの名で知られている元反体制武装組織(解放の暁旅団)のリーダーのマーヒル・ラッバード氏が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、この時に巻き添えとなって若い男性1人と子ども1人、さらに学生1人も撃たれて死亡した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県に侵入し、検問所を設置、2人を逮捕(2025年6月14日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、装甲車と軍用車輛からなるイスラエル軍地上部隊が13日深夜から14日未明にかけてハーン・アルナバ市とジャッバー村を結ぶ街道一帯に侵入し、仮設の検問所を設置、ジャッバー村の住宅で捜査を行った。

またイスラエル軍地上部隊は、クードナ村で若い男性2人を逮捕、連行した。

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シリア国民軍所属の「スンナの鷹」がラッカ県スルーク町の住居複数件を襲撃し、ナイーム部族と交戦(2025年5月31日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍所属の「スンナの鷹」がスルーク町の住居複数件を襲撃し、ナイーム部族と交戦、4人が負傷した。

襲撃したのはアブー・ムジャーヒド・スクールなる人物が率いる部隊。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ハジーン市でシリア民主軍の車輌を襲撃、兵士1人を殺害(2025年5月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハジーン市で、シリア民主軍の車輌を襲撃、兵士1人を殺害した。

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ダマスカス県ウルード地区で30歳代のアラウィー派の住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡(2025年5月31日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ウルード地区で30歳代のアラウィー派の住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東カラク村とムサイフラ町間で、占領下ゴラン高原出身の若い男性が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

また、ムサイフラ町では、若者グループが住宅1件を襲撃し、住民1人を殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マアルーナ村に至る街道で、イランの支援を受けてタッル市で住民のシーア派への改宗などに従事していた同市在住のパレスチナ人が何ものかによって殺害された。

また、ダマスカス郊外県カタナー市で29日に逮捕された10人のうち1人が、アフマド・シャルア移行期政権の拘留施設で拷問を受け死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市マシャーア・フルースィーヤ地区で正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アイフィール村で正体不明の武装グループが住宅1件を襲撃、1人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区で正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

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SANAによると、ハサカ県では、ヨーロッパ諸国向けに密輸されようとしていた大量の大麻が発見、押収された。

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イスラエル軍がラタキア県およびタルトゥース県郊外の複数ヵ所を狙って爆撃(2025年5月30日)

SANAによると、イスラエル軍の航空機が30日晩、ラタキア県およびタルトゥース県郊外の複数ヵ所を狙って爆撃を行った。

SANAのラタキア県の特派員によると、爆撃はラタキア県のバイト・ヤーシュート村、ブルジュ・イスラーム村周辺、タルトゥース県タルトゥース市の港湾近辺などが標的となった

これにより、ラタキア県ジャブラ市郊外のザーマー村付近で民間人1名が死亡した。

また、同地で民間人3人が負傷した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が爆撃を行ったのは、ザーマー村にある第107旅団基地、バッラータ村にある旧シリア軍特殊部部隊の兵舎。シャーミーヤ村の兵舎で。第107旅団基地周辺で1人が死亡、3人が負傷した。

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クナイトラ県住民がルワイヒーナ・ダム近くでイスラエル軍のパトロール部隊を襲撃し、これを撃退(2025年5月30日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、住民らがルワイヒーナ・ダム近くでイスラエル軍のパトロール部隊を襲撃し、これを撃退した。

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国防省と内務省の予備部隊がダマスカス郊外県カトナー市でドゥルーズ派の住民6人を逮捕(2025年5月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアルバイーン地区とバルナーウィー地区で若い男性2人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、マアッル・シュフール村に至る街道で若い男性1人の遺体が発見された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、国防省と内務省の予備部隊がカトナー市でドゥルーズ派の住民6人を逮捕した。

6人のうち4人は18歳未満の少女。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊がバールマーヤー村で住宅複数件を強襲し、住民2人を逮捕した。

内務治安部隊はまた、ハッラーブ村を強襲し、バアス党の班指導部の書記長ら5人を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カーズィミーヤ村で正体不明の武装グループがシーア派住民1人を誘拐、その後殺害した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー県との県境から何ものかがスワイダー市に向かって砲撃を行い、複数回の爆発が確認された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市で、武装し軍服を来た男性がアラウィー派の若い男性2人を銃で撃ち殺害した。

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シリア民主軍は米主導の有志連合の支援を受けてダイル・ザウル県で精密治安作戦を実施し、ダーイシュのメンバー多数を逮捕(2025年5月30日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ブサイラ市で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー多数を逮捕した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍が逮捕したのは4人。

また、スバイハーン市で内務省総合治安局が前政権の軍事治安局のメンバー2人を逮捕した。

さらに、アブー・ハシャブ村でオートバイに乗った正体不明の2人組が住民2人を銃で撃ち、殺害した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団ANHAによると、によると、フール町に近いシャッラーラ村で身元不明の男性の遺体が発見された。

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ダーイシュ・シャーム州ハウラーンは28日にスワイダー県サファー丘でシャルア移行期内閣の国防省部隊の車輌を即席爆弾で攻撃し、「背教者体制の要員7人を殺傷」したと発表(2025年5月29日)

シリア人権監視団AFP X(イドリース・シャーミー)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のシャーム州ハウラーンは声明を出し、28日にスワイダー県サファー丘でシャルア移行期内閣の国防省部隊の車輌を即席爆弾で攻撃し、「背教者体制の要員7人を殺傷」したと発表した。

ダーイシュがシャルア移行期政権の国防省部隊を攻撃したのはこれが初めて。

SITEインテリジェンス・グループによると、この攻撃で、第70師団の1人が死亡、3人が負傷した。

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車輌6輌からなるイスラエル軍地上部隊がダルアー県のジャムラ村とスィースーン村を結ぶ街道沿線に一時侵攻(2025年5月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、車輌6輌からなるイスラエル軍地上部隊がヤルムーク渓谷のジャムラ村とスィースーン村を結ぶ街道沿線に一時侵攻した。

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ナイーム部族とシリア国民軍所属の「スンナの鷹」の対立が続くラッカ県スルーク町で2日連続となるゼネスト(2025年5月29日)

ラッカ県では、ANHAシリア人権監視団によると、ナイーム部族とシリア国民軍所属の「スンナの鷹」の対立が続くスルーク町で2日連続となるゼネストが行われた。

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スワイダー県で病院を乗せて移動中だった救急車1台が、道路脇に仕掛けらていた即席爆弾の爆発で大破、運転手1人、看護師1人、民間人4人が負傷(2025年5月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アリーカ村とニジュラーン村を結ぶ街道で、病院を乗せて移動中だった救急車1台が、道路脇に仕掛けらていた即席爆弾の爆発で大破、運転手1人、看護師1人、民間人4人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市で治安部隊が国防隊の元メンバー1人を逮捕した。

一方、 SANAによると、ムハッラム町一帯地域において、県内務治安司令部が治安作戦を実施し、大量の軽・中火器、弾薬を押収した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カトナー郡の執行評議会の責任者が正体不明の武装グループの要撃を受けて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で住民1人とその息子が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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SANAによると、ダルアー県では、内務治安部隊がシャイフ・マスキーン市で、無許可の武器を回収し、指名手配者の追跡を目的とした治安作戦を開始した。

内務治安部隊はまた、スハイリーヤ村およびイブタア町にも治安作戦を拡大させた。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県西サムダーニーヤ村方面に向かって侵攻(2025年5月28日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、戦車2輌と軍用車輛2輌からなるイスラエル軍地上部隊がマフダマ基地から西サムダーニーヤ村方面に向かって侵攻した。

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ナイーム部族とシリア国民軍所属の「スンナの鷹」が衝突したラッカ県スルーク町でゼネスト:「スンナの鷹」はスルーク町の若い男性2人を処刑(2025年5月28日)

ラッカ県では、ANHAシリア人権監視団によると、スルーク町でナイーム部族とシリア国民軍所属の「スンナの鷹」との戦闘は小康状態に入ったものの、町内ではゼネストが行われた。

また、シリア人権監視団によると、「スンナの鷹」は、スルーク町の若い男性2人を処刑した。

これにより、27日深夜以降の同地での戦闘などによる死者は6人(ナイーム部族5人、「スンナの鷹」メンバー1人)となった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市ジャラーブルス近郊のビイル・クーサー村で、シリア国民軍の下士官が何者かが敷設した即席爆弾の爆発で負傷、その後死亡した。

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ANHA:シャルア暫定大統領の「アレッポは勝利の鍵」祝典出席中(27日)、アレッポ国際空港周辺で内務省総合治安局と正体不明の武装グループが激しく交戦(2025年5月28日)

ANHAは、アレッポ国際空港周辺で5月27日、重機関銃による激しい戦闘が発生した。

戦闘は、内務省総合治安局と正体不明の武装グループの間で起きたもので、アフマド・シャルア暫定大統領がアレッポ城での「アレッポは勝利の鍵」祝典に参加していた最中に発生した。

関係筋の情報によると、武装グループは、シャルア移行期政権の国防省への所属を命じられていたにもかかわらず、解散にも統合にも応じていない勢力。

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ダマスカス県カダム区で、総合治安局と警察が合同パトロール実施中に、複数の住宅を強襲し、1人を逮捕、その両親に暴行を加える(2025年5月28日)

ダルアー県では、SANAによると、県の内務治安部隊が、ジャースィム市で、無許可の武器回収と指名手配者の追跡を目的とする治安作戦を開始した。

これにより、治安部隊は指名手配者の拘束と武器の押収に成功した。

シリア人権監視団によると、ジャイドゥール部族の民兵がジャースィム市で部族の青年1人が逮捕され、暴行を受けたことを批判、警告を発した。

一方、ナスィーブ国境検問所の職員が、サウジアラビア向けの輸出用貨物に隠されていた大量の麻薬を発見し、これを押収した。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、内務省麻薬撲滅課と内務治安部隊の協力により、麻薬密輸グループのメンバー数名が逮捕された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安部隊がマヤーディーン市の武器庫を強襲し、大量の武器弾薬を押収した。

また、治安部隊は、犯罪グループを摘発、電力ケーブルなどを押収する一方、このグループは18日のマヤーディーン市での爆破事件への関与を自供した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区で、県の総合治安局と警察が合同パトロール実施中に、複数の住宅を強襲した。

総合治安局と警察は、住民への退去を事前に要請せず、同行していた技師や技術作業チームの反対を押し切って強襲を行い、抵抗した住民の青年1人を逮捕、青年の両親を罵倒し、暴行を加えた。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県バーブ市で住民を逮捕しようとした内務省総合治安局に反発、その退去を求める抗議デモが発生(2025年5月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市で、26日深夜から27日未明にかけて、住民を逮捕しようとした内務省総合治安局に反発、その退去を求める抗議デモが発生した。

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アフマド・ハスカル判事に暴行を加えて逮捕されていたウバイド・タッハーン県和解課長が釈放され、ハスカル判事は弁護士資格を放棄、弁護士組合は援護し64人の資格を停止(2025年5月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・ハスカル判事に暴行を加えて逮捕されていたウバイド・タッハーン県和解課長は26日深夜から27日未明にかけて釈放された。

一方、暴行を受けたアフマド・ハスカル判事は脅迫を受けて、弁護士資格を放棄すると発表した。

また、弁護士組合アレッポ支部は、同支部に所属する弁護士64人の資格を停止した。

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