アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍とシリア国民軍が激しく交戦(2025年3月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、29日深夜に、ティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍とシリア国民軍が激しく交戦した。

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が30日に声明を出し、ティシュリーン・ダム一帯でのトルコ軍との戦闘で29日に隊員1人が戦死したと発表した。

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ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル県マヤーディーン市でシリア民主軍の軍用車輛1台を機関銃で攻撃(2025年3月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがマヤーディーン市のマヤーディーン橋近くのフワイジャ交差点を通過したシリア民主軍の軍用車輛1台を機関銃で攻撃した。

これに対して、シリア民主軍が反撃し、スリーパーセルのメンバー1人を殺害した。

また、ハワーイジュ村では、ダーイシュのスリーパーセルが住民を銃で撃ち負傷させた。

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北・東シリア地域民主自治局はハサカ県のフール・キャンプに収容されていたイラク人198世帯680人を帰国させる(2025年3月29日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局のフール・キャンプ局は、イラク国民議会移民避難民委員会と連携し、キャンプに収容されていたイラク人198世帯680人を帰国させた。

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シリア・クルド国民評議会のユースフ報道官:「シャルア暫定政権による新内閣発足の発表式典に招待されたが、組閣に際して暫定政権からの何らの連絡も協議もなかったため、出席を見送る」(2025年3月28日)

シリア・クルド国民評議会のファイサル・ユースフ報道官は、公式HPを通じて、アフマド・シャルア暫定政権による新内閣発足の発表式典に招待されたとしたうえで、組閣に際して暫定政権からの何らの連絡も協議もなかったため、出席うぃ見送ると発表した。

また、暫定政権に対して、クルド人をシリア国民の主要構成の一つとして認め、その権利を保障し尊重する存在でなければならないと付言した。

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シリア民主軍軍事作戦師団(TOL)がハサカ県シャッダーディー市近郊でダーイシュのメンバー1人を逮捕(2025年3月28日)

ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍軍事作戦師団(TOL)がシャッダーディー市近郊のトヮワイミーン村でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー1人を逮捕した。

シリア人権監視団によると、逮捕されたダーイシュのメンバーは、フール・キャンプからの女性の脱走を支援してきたという。

また、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がカーミシュリー市で麻薬部密売グループを逮捕した。

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ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がタブカ市で自動車窃盗グループのメンバーらを逮捕した。

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シリア民主軍はトルコ軍がアレッポ県内に新たに基地を建設、国旗を掲揚せずにひそかに部隊を駐留させていると主張(2025年3月27日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍がアレッポ県カラ・クーザーク橋近くの丘、マンビジュ市南東のユーフラテス川西岸に新たな基地を建設、「トルコ国旗を掲揚せずに」、ひそかに部隊を駐留させていると発表した。

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シリア人民抵抗はボツリヌス菌毒素をシャーム解放機構(アフマド・シャルア暫定政権の国防省部隊)のメンバーの食事に混入させ、多数を殺害したと付言(2025年3月26日)

シリア人民抵抗は、生物兵器を使用したとする声明に関して、以下の通り付け加えた。

ボツリヌス菌毒素(英語:botulinum toxin)は、世界でもっとも危険な生物毒素の一つとされる第1級生物兵器に分類されている。この毒素は、ごく微量でも中枢神経系および呼吸器系に完全な麻痺を引き起こし、数時間から数日以内に死に至らしめることが可能である。味や匂いがなく、実験室でも検出困難であるため、痕跡を残さない静かな攻撃手段として用いられる。 作戦の詳細
3週間にわたり、抵抗勢力は、テロ組織シャーム解放機構の拠点内部に潜入する協力者と連携しながら作戦を遂行した。これらの協力者は金銭によって抱き込まれたものである。作戦中、「我々の専門家が現地で製造した」ボツリヌス毒素を、シャーム解放機構の一部構成員の飲食物に混入させることに成功した。 一般に想像されがちなミサイルや砲弾による使用ではなく、精密かつ専門的な手法によって毒素が食品や水に混ぜられ、爆発音も発見もなく、複数のテロリストを静かに無力化した。

抵抗勢力には、お前たちを殺すための銃弾など不要だ…。食事一口だけで十分だ!

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シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー3人が2ヵ月にわたって給与支払いを受けることができず、トルコ占領地からシャルア暫定政権の支配地に脱走(2025年3月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー3人が2ヵ月にわたって給与支払いを受けることができず、トルコ占領下の「平和の泉」地域からアフマド・シャルア暫定政権の支配地に脱走した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ウンム・バラーミール村近くに設置されているシリア民主軍の検問所の要員が住民らに向けて発砲、若い男性1人が死亡、その母親が負傷した。

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北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会の代表がシャルア暫定政権の養育教育省の代表と会談(2025年3月26日)

ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会の代表が、国際連合児童基金(UNICEF)の仲介のもと、アフマド・シャルア暫定政権の養育教育省の代表と会談し、中高等教育の修了生への対処などについて議論した。

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北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県カーミシュリー市でシャルア暫定政権が施行した憲法宣言を拒否する抗議デモ(2025年3月26日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市で、アフマド・シャルア暫定政権が施行した憲法宣言を拒否する抗議デモが行われた。

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アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主評議会の代表(キナーン・スィムアーン氏ら)が、アレッポ市アシュラフィーヤ地区で、シリア民族社会党インティファーダ派の代表(ファーディー・イスマーイール氏ら)と、アフマド・シャルア暫定政権が施行した憲法宣言についてのワークショップを開催し、宣言の不備について議論、移行期が5年に延長されたことについて「合意されてない」、「1950年憲法に定められていた国民主権の規程がない」などと批判を行った。

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シリア人民抵抗は声明、地元勢力との連携のもと、「シャーム解放機構テロ一味」に対して生物兵器での攻撃を実施したと発表(2025年3月26日)

シリア人民抵抗は声明を出し、過去3週間で、地元勢力との連携のもと、「シャーム解放機構テロ一味」に対して前例のない特殊攻撃を実施したと発表した。

この攻撃で、シリア人民抵抗は複数の県で生物兵器を使用し、多数のメンバーを確実の殺害したと主張した。

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アサーイシュがハサカ県カーミシュリー市でカプタゴン765,000錠を発見(2025年3月25日)

ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍の軍事作戦師団(TOL)がハサカ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人のアブドゥッラー・フドル・ナースィル・ファルーフ容疑者を逮捕した。

また、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がカーミシュリー市でカプタゴン765,000錠を発見し、これを押収した。

このほか、シリア人権監視団によると、ロジュ・キャンプでモロッコ国籍の女児1人が何者かによって殺害された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ジュナイナ村でシリア民主軍の陣地1ヵ所をRBG弾で攻撃した。

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シリア民主軍アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜(2025年3月25日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜したと発表した。

ANHAによると、広報センターはまた、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で2人の兵士が死亡したと新たに発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるスルーク町近郊に設置されている土塁を越えて、トルコ占領下の「平和の泉」地域に入ろうとした若い男性1人がシリア国民軍によって射殺された。

また、ANHAによると、アイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村でシリア国民軍が若い男性1人を狙撃し、殺害した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ズィーバーン町でザカートを支払っていないとして油田投資家の自宅を襲撃(2025年3月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがズィーバーン町で、ザカートを支払っていないとして油田投資家の自宅を襲撃した。

スリーパーセルはまた、ズィーバーン町で別の住民も襲撃した。

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シリア人権監視団:独立調査国民委員会の委員はシリア沿岸部で発生したアラウィー派などに対する虐殺を「個別の事案」と表現、住民らは不信感を抱く(2025年3月24日)

シリア人権監視団は、シリア沿岸部で発生したアラウィー派などに対するアフマド・シャルア暫定政権の内務省総合治安局や国防省部隊によるとされる虐殺に関して、地元住民や活動家らが、独立調査国民委員会の活動について不信感を抱いていると発表した。

独立調査国民委員会の委員のなかには、「個別の事案」と表現するなどして、虐殺の存在そのものを否定した者もいるという。

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トルコ軍とシリア国民軍はラッカ県アイン・イーサー市一帯、ハサカ市郊外を攻撃(2025年3月24日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後1時頃、アイン・イーサー市東のスカイルー村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍の無人航空機1機が午後4時頃、ハサカ市郊外のヒルバト・ジャームース村近くでオートバイを狙って爆撃を行い、1人を殺害した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、23日にアレッポ県のティシュリーン・ダム一帯、カラ・クーザーク橋一帯での戦闘で、トルコ軍の無人航空機6機(うち自爆型3機)を撃墜、シリア国民軍の戦闘員多数を殺傷したと発表した。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市ジャラーブルス市(アレッポ県)でシリア国民軍の士官1人が自宅前で何者によって殺害される(2025年3月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市ジャラーブルス市で、シリア国民軍の士官1人が自宅前で何者によって殺害された。

シリア人権監視団によると、事件発生を受け、アフマド・シャルア暫定政権の内務省総合治安局が市内で治安活動を実施した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍所属のハムザ師団のメンバー5人がトルコ占領下の「平和の泉」地域から、北・東シリア地域民主自治局の支配地に脱走した。

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ダイル・ザウル県ジャルズィー村で、オートバイに乗ったダーイシュのスリーパーセルの武装グループが両替商1人を殺害(2025年3月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ジャルズィー村で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの武装グループが両替商1人を殺害した。

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シリア民主軍はアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯とカラ・クーザーク橋一帯に侵攻したトルコ軍とシリア国民軍を迎撃(2025年3月23日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍は、ティシュリーン・ダム一帯とカラ・クーザーク橋一帯に侵攻したトルコ軍とシリア国民軍を迎撃した。

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スワイダー市のカラーマ広場で、活動家らがシャルア暫定政権に反対するデモを行い、憲法宣言を拒否表明、シャルア暫定大統領を独裁者と非難するなどして抗議の意志を示す(2025年3月23日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市のカラーマ広場で、活動家らがアフマド・シャルア暫定政権に反対するデモを行い、憲法宣言を拒否表明、シャルア暫定大統領を独裁者と非難するなどして抗議の意志を示した。

また、電力公社職員が市内で復職を求めて座り込みデモを再開した。

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イドリブ県で、元ヌスラ戦線司令官だったイラク人のアブー・ハーリドー・イラーキー・サーマラーイーが正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡(2025年3月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サルキーン市とダルビーヤー村を結ぶ街道で、ダイル・ザウル県出身で元シャームの民のヌスラ戦線司令官だったイラク人のアブー・ハーリドー・イラーキー・サーマラーイーが正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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シリア国内で活動する約30の政治組織が首都ダマスカスでシリア平等市民権同盟の結成を発表:地方分権、クルド問題の解決などをめざす(2025年3月22日)

シリア国内で活動する約30の政治組織が、首都ダマスカスのアルミタージュ・ホテル記者会見を開き、シリア平等市民権同盟を結成すると発表した。

略称はタマースク(結束)。



結成発表に先だってフェイスブックに開設された専用アカウントなどを通じて発表された結成声明の前文は以下の通り。

シリア平等市民権同盟(タマースク)設立声明

2024年12月8日、シリアは新たな歴史的な段階を迎えた。50年以上にわたって人々の首を締めつけ、人と礎に甚大な損害を残した専制的支配からの解放によってである。この国は、あらゆる領域で疲弊しているが、新たな段階において、統一と主権を取り戻し、その二の足で再び立ち上がらんと決意している。シリア国民が数十年ぶりに自らの運命を自ら決定する歴史的な機会が与えられている
現在のこの歴史的な転換点が、シリア人に対して大きな課題や使命を課しているにもかかわらず、それは同時に、シリアの男女の献身と、2011年3月以降、いや、それ以前の数十年にわたる苦難の長い道のりに見合ったより良い未来を築くための大きな希望、決意、意志によって支えられている。
本声明に署名した政治勢力、市民・社会団体は、互いに連絡を取り合い、過去3ヵ月間にわたる首都ダマスカスで行われた協議を通じて、現段階においてシリア人が直面する国民的使命には、シリアの父祖であるシリア大反乱を指導者たちの精神と思想に立ち返る必要があると見ている。彼らは、愛国主義に先んじていた民族、宗教・宗派、部族、さらには政治、イデオロギーといった狭い帰属意識を超えて、「宗教はアッラーのもの、祖国はすべての人のもの」という包摂的な愛国的スローガンのもとに団結した。
今日もまた、国は、あらゆる出自を持つすべてのシリアの愛国主義者たちの間でより広範な同盟と合意にいたることを必要としており、主要な任務の明確を定義し、これを実現するために協力することを必要としている。

主要な国民的任務

1. 一つの国家、一つの国民軍のもと、シリアの領土と国民の統一を強化すること。そこでは、武器の保有は軍に限定され、その任務は国防に特定され、国の政治において中立性を保持する。
2. 社会平和を維持し、これを擁護すること。これは、復讐的思考や憎悪の言説の封じ込め、宗派的扇動を犯罪とみなし、崩壊した体制による犯罪と残虐行為の否定することによってなされる。また、シリア沿岸部で起きた痛ましい事件、犯罪、人権侵害を教訓とし、その再発を防ぐために、明確かつ透明な移行期正義のプロセスが求められている。これは、他国の経験を模倣するのではなく、国益に沿うかたちで、自らの目で見た具体的な現実に即していなければならない。
3. 極度の貧困に苦しむ大多数のシリア人を救済し、尊厳ある生活を保障すること。これは、国民経済を再始動し、まずは地元の能力に依拠し、制裁解除を継続的に要求しつつも、それが早期に実現するという期待は持たないことでめざされる。これは、生産部門(農業、工業)に重点を置いたシリア型の経済モデルを構築することを必要とし、より深い社会的公正と高水準の成長を、シリアの経験と知恵に基づいて実現することで成り立つ。
4. すべての手段を通じて、ゴラン高原をはじめとする占領下のシリア領土の奪還に取り組むこと。
5. クルド問題を民主的、愛国的、そして公正に解決すること。
6. シリアの女性とその権利、若者とその役割の問題は、すべてのシリア人にとっての根本的問題である。

国民総会と移行期

これらの国民的任務を実効するには、広範なシリアの政治的・社会的勢力の間での継続的で責任ある対話が求められる。そこには、現政権とその政治的表現主体も含まれ、彼らには、国民総会の準備や移行期全体のプロセスにシリアの愛国主義者を参加させる責務を負っている。そのなかには、新憲法の起草準備、シリアを民主的で多元的な文民国家として再建することに注力することも含まれる。その憲法は、各地域において国民が自らの権限を直接的に行使することを保障し、全国的な富の公平な分配と発展を実現する地方分権と、基本的な問題(外交、防衛、経済)にかかる中央集権との関係において、発展した形式を実現するものとなる。その礎となるのは、宗教・宗派、民族、地域、性別にかかわらず、すべての国民に適用される平等な市民権であり、それにより表現、結社、政治活動、組合活動の自由などは保障される。これは、シリア国民が自らの運命を自ら決定すると規定した権利国連安保理決議第2254号の精神にも合致している。
この「シリア平等市民権同盟」(タマースク)設立声明の署名者は、すべてのシリア人、あらゆる勢力や組織に対して手を差し伸べ、同盟の内外を問わず、上に示した主要な国民的任務を実現するための門戸が開かれており、国を安息後へと導き、シリア人を尊厳と権利が守られる状態に導くことができる考えている。
ダマスカス 2025年3月22日


ANHAは、結成には33組織が参加したと伝えていたが、タマースクの専用アカウントによると、結成に参加したのは、以下28組織。

1. 変革解放戦線(旧変革解放人民戦線)
2. シリア民主評議会(シリア民主軍の政治部門)
3. シリアのための第3潮流
4. 人民意思党(カドリー・ジャミール元副首相が主導、ロシアの支援を受ける)
5. 国民刷新運動
6. 市民潮流
7. シリア芸術家独立連合
8. アラブ山国民イニシアチブ
9. 平等市民センター
10. シリア民主連合(2024年12月8日に結成)
11. シリア国民民主連合党
12. 民主変革運動
13. 国民対話会合
14. バアス民主党
15. 民主労働運動
16. 共産主義行動党
17. 母なるシリア青年連合
18. シリア国民の道
19. 民主青年連合
20. シリア国民青年党(アサド政権下で認可を受けた政党、ナビール・ムルヒジュ党首)
21. アラブ民主団結党
22. 民主市民潮流
23. サフナーヤー交流クラブ
24. シリア民主帰属党(ラジャー・ダーマクスィー代表)
25. 市民連合
26. 政治青年運動
27. エンパワーメント運動
28. 平和的変革の道潮流

なお、ANHAによると、シリア民主評議会からは、ライラー・カッラ共同議長、アリー・ラフムーン共同副議長、アフラーム・イスハーク共同副議長が参加した。

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進歩国民戦線の加盟政党だったシリア共産党は、タマースクに参加したとの一部情報を否定した。

シリア記者連盟(パリ)も声明で参加を否定した。

また、トルコに拠点を置くシリア・テレビが23日に伝えたところによると、同じく進歩国民戦線の加盟政党だったシリア民族社会党は、声明に「クルド問題の解決」と明記されていたことを理由に脱退したことを明らかにした。

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シリア民主軍の治安部隊が米主導の有志連合の航空支援を受け、ハサカ県でダーイシュのスリーパーセルのメンバー1人を逮捕(2025年3月22日)

ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がラッカ市で窃盗グループのメンバー2人を逮捕した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の治安部隊が米主導の有志連合の航空支援を受け、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人を逮捕した。

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トルコ軍とシリア国民軍はアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を砲撃:シリア民主軍タッル・タムル軍事評議会はハサカ県でトルコ軍の無人航空機を撃墜(2025年3月22日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後12時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア民主軍は、ティシュリーン・ダム一帯、マンビジュ市一帯で、ノウルーズを狙って攻撃を試みたトルコ軍とシリア国民軍を迎撃したと発表した。

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ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会が午後8時頃、タッル・タムル町前線でトルコ軍の無人航空機1機を撃墜した。

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シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、タブカ市でダーイシュのハイル州とバラカ州の司令官(アミール)の1人を務めていたラアファト・ラフムーンを逮捕(2025年3月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、タブカ市でダーイシュ(イスラーム国)のハイル州とバラカ州の司令官(アミール)の1人を務めていたラアファト・ラフムーン(通称アブー・スハイブ・アドナニー、アブー・フサイン・クラシー)を逮捕した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県にあるシャルア暫定政権の内務省総合治安局の本部を初めて襲撃、隊員1人を殺害(2025年3月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ドゥワイル村にあるアフマド・シャルア暫定政権の内務省総合治安局の本部を襲撃、隊員1人を殺害した。

ダーイシュが内務省総合治安局を直接攻撃したのは、今回が初めて。

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シリア民主軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯とシリアテル丘一帯にあるシリア国民軍の拠点複数ヵ所に潜入し、戦闘員4人を殺傷(2025年3月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がティシュリーン・ダム一帯とシリアテル丘一帯にあるシリア国民軍の拠点複数ヵ所に潜入し、激しい戦闘となった。

これにより、シリア国民軍の戦闘員1人が死亡、3人が負傷した。

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北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会のマタル共同委員長はシャルア暫定政権の養育教育省との対話会合を開始したと発表(2025年3月20日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会(養育教育省に相当)のハルフ・マタル共同委員長は、アフマド・シャルア暫定政権の養育教育省との対話会合を開始したと発表した。

会合は20日に開催され、北・東シリア地域の教育状況、同地域の学生に平等な教育機会を保証することなど、シリアの教育の現状にかかるさまざまな課題について議論がなされ、今後の会合の日程について合意した。

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