ヨルダン:ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人、イラク人戦闘員の教練計画を準備(2015年3月23日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人戦闘員、イラン人戦闘員、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員を教練する計画を準備していると述べた。

ARA News(3月23日付)が報じた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)のアドナーニー報道官が音声声明を発表(2015年3月13日)

ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官は、フルカーン広報製作機構を通じて音声声明を出し、ボコハラムの指導者アブバカル・シェカウ氏によるアブー・バクル・バグダーディー氏への忠誠(バイア)を受理したとしたうえで、ダーイシュが西アフリカへと勢力を拡大したと発表し、「カリフ制の傘下に入った西アフリカへの移住」をイスラーム教徒に呼びかけた。

またユダヤ教徒、キリスト教徒に対して「ユダヤよ、十字軍よ、あなたたちには二つの選択肢がある。イスラーム教徒になるか、ジズヤかだ。あるいは第3の選択肢もある。それはカリフ制の進軍を食い止めることができず、後悔を噛みしめることだ」。

そのうえで、「お前ら(有志連合)が、モスル、ジャラーブルス、ダルナ…を欲しているとしても、我々は、パリ、そしてローマを、カブール、カラチを、リヤドを、アンマンを、アブダビなどを欲するだろう」と述べて締めくくった。

AFP, March 13, 2015、AP, March 13, 2015、ARA News, March 13, 2015、Champress, March 13, 2015、al-Hayat, March 14, 2015、Iraqi News, March 13, 2015、Kull-na Shuraka’, March 13, 2015、al-Mada Press, March 13, 2015、Naharnet, March 13, 2015、NNA, March 13, 2015、Reuters, March 13, 2015、SANA, March 13, 2015、UPI, March 13, 2015などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県で、シリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年3月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員数百人が、トルコ国境のラアス・アイン市一帯(タッル・ヒンズィール村、マナージール村一帯)の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を戦車、重火器を駆使して攻撃、人民防衛隊は郊外の1カ村からの撤退を余儀なくされた。

しかし、ARA News(3月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、アイン・アラブ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、2日前に奪われていた4カ村を奪還した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲するクワイリス航空基地一帯に対してシリア軍が空爆を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)が優勢なバラーギース村、カンタラ村、ムカイミン村、ティバーラ村、マスアダ村、クライブ・サウル村、カスタル村一帯などを空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマリーイーヤ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して空爆を行った。

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トルコ外務省は、シリア領内に越境しようとしていたインドネシア人16人を逮捕した、と発表した。

外務省報道官はアンカラでの記者会見で、この16人が、ダーイシュ(イスラーム国)に参加しようとする外国人と同じコースでシリア領内に潜入しようとしていたと指摘した。

ARA News(3月11日付)が伝えた。

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Iraq News(3月11日付)は、人民動員部隊(シーア派義勇軍)に所属するヌジャバー運動のアクラム・カアビー書記長が、イラク軍・治安部隊、人民動員部隊、サラーフッディーン県の部族民兵などが3月初めに本格化していたティクリート市奪還作戦によって、同市が完全制圧されたと述べたと伝えた。

カアビー書記長は「ティクリート市は治安部隊と義勇兵の支配下に完全に置かれた」と述べた。

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米中央軍(CENTCOM)は、有志連合がシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回の空爆を行ったと発表した。

うちシリア領内の空爆は2回に限られた。

AFP, March 11, 2015、AP, March 11, 2015、ARA News, March 11, 2015、Champress, March 11, 2015、al-Hayat, March 12, 2015、Iraqi News, March 11, 2015、Kull-na Shuraka’, March 11, 2015、al-Mada Press, March 11, 2015、Naharnet, March 11, 2015、NNA, March 11, 2015、Reuters, March 11, 2015、SANA, March 11, 2015、UPI, March 11, 2015などをもとに作成。

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米CBSニュースがダーイシュ(イスラーム国)指導者バグダーディー氏の写真(2015年2月20日)

米CBSニュース(2月20日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者でカリフを名のるアブー・バクル・バグダーディー氏の写真数点を公開した。

公開された写真は、バグダーディー氏がイラクのブーカー刑務所に収監されていた2004年初めに撮影されたとされるもので、同氏は黄色の囚人服を着用している。

Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015
Iraqi News, February 20, 2015

CBS, February 20, 2015などをもとに作成。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチ代表「イラクのシーア派民兵組織への統制とシリア政府の「樽爆弾」使用停止こそが対IS戦略の成功には必要」(2015年2月10日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチのケネス・ロス代表は、「The Two Big Holes in the Strategy Against ISIS
」(邦題「IS – イスラミックステート」との戦いにふたつの大きな落とし穴」)と題した論説( http://www.hrw.org/news/2015/02/10/two-big-holes-strategy-against-isis、日本語訳http://www.hrw.org/node/132899)を発表し、ダーイシュ(イスラーム国)への勢力拡大を抑止するため、ダーイシュではなく、それに対抗するイラク政府やシリア政府の「残虐行為」に対処すべきだと主張した。

ロス代表の持論(日本語訳より抜粋)は以下の通り:

「米国主導の対IS軍事作戦は今のところ功を奏していません。イラクのシーア派による宗派主義や、シリアのアサド大統領による残虐行為に対処しない限り、事態が好転することはないでしょう」。

「IS対策で何が不可欠かを理解するには、この組織が台頭した背景を思い出すのがよいでしょう。米国のイラク侵攻後の混沌に加え、マリキ・イラク前首相下での人権侵害をもたらす宗派政治、それに伴うスンナ派の急進化が、IS台頭の大きな原因です…。こうした残虐な人権侵害はISの描く画にぴったりはまりました。ISが残虐行為を行う理由の1つは、イラク政府からこうした反応を引き出し、それをてこにスンナ派住民の支持を得ることにあるようです」。

「(イラク)国軍が混乱状態にある脆弱な中央政府は、シーア派民兵組織への依存を深めています。こうした民兵組織は現在も対IS戦の主要な地上部隊ですが、同時にスンナ派住民を殺害し、村落や地域という規模で住民を掃討しています」。

「シリアについてはさらにひどいものです。ISはシリア反政府勢力の支配地域で、政府軍による一般市民への意図的な攻撃に最も効果的に対抗できる勢力は自分たちだと主張しています。アサド大統領の並外れた残忍性は否定しようもありません。化学兵器を国外に搬出して以降、最も悪名高い兵器となったのは「たる爆弾」(高性能爆薬と金属片が詰め込まれたドラム缶など)です。空軍は通常この爆弾を、対空砲火の届かない高高度を飛ぶヘリコプターから投下しており、標的を正確に定めるのは不可能です。たる爆弾はそのまま地上に落ち、ISよりもはるかに多くのシリア一般市民を殺害してきました」。

「たる爆弾はあまりに不正確なため、自軍への被害を恐れてシリア軍も前線では使おうとしません。シリア軍はアパートや病院、学校など市民生活に関わる施設を破壊することを知りながら、反政府勢力の支配地域にたる爆弾を投下しています。アレッポでは、国外脱出していない人びとの一部が前線により近い場所に移動しています。狙撃兵や砲弾の方が、たる爆弾の恐怖よりましだというのです」。

「シリア政府が化学兵器で市民を攻撃した時、国連安全保障理事会はアサド大統領に化学兵器の使用停止と廃棄を強く求めました。しかし、シリア政府がたる爆弾など通常兵器による無差別攻撃で無数の市民を殺害し続けるなか、安保理はロシアの拒否権にはばまれ、ほとんど傍観者の状態にあります。無差別攻撃を停止するよう要請はしていますが、実現への圧力を掛けるにはいたっていません」。

「私はケリー米国務長官側近の1人から、3部構成の対シリア戦略について詳しい説明を受けました。空爆作戦によるISへの打撃、対抗する武装勢力の訓練、そして「政治的な前進に向けた努力」です。米国が訓練を行うと公約した穏健派の勢力は、ますますとらえどころがなくなっており、近いうちに本格的な軍事行動を展開できるようになるとは誰も思っていません。とにかく米国の関心はアサド大統領ではなくISです。和平合意の取り組みは散発的なもので、全国レベルの交渉は実を結ばず、スタファン・デミストゥラ国連特使が目指す当該地域の戦闘「凍結」(停戦)もまだ結果が出ていません」。

「アサド大統領の残虐行為への無関心は、政府に進んで立ち向かう唯一の存在を名乗る過激派の戦闘員確保にとってプレゼントのようなものです。シリア国民にISの虐殺行為への対応だけを求めるのは、必勝戦略といえません。全陣営による残虐行為からの市民の保護というかたちで関心を広げなければなりません」。

「ケリー国務長官がアサド大統領の残虐行為をあまり話題にしない理由には、次のステップではより広範な米国の軍事行動が求められかねないことへの恐れがあるのかもしれません。たとえば、たる爆弾を投下するヘリコプターへの飛行禁止区域の設定などです」。

「欧米がたる爆弾への対応を躊躇するもうひとつの理由は、ISによるシリア乗っ取りを阻んできたアサド大統領の力を削ぎかねないことへの恐れかもしれません。しかしたる爆弾はその不正確さから、たとえあったとしても軍事的意味は微々たるもので、これまでも一般市民の殺害にのみ使われてきたようなものです。使用停止が、シリア政府や反政府勢力、IS間の力関係を変えてしまうほどの影響を持つとは考えられません」。

「今こそ、「努力系列」の先に進むべき時期です。欧米諸国にはイラク、シリア両国での対IS戦略が必要です。ISの拡大を許す残虐行為に対処しない限り、どのような戦略も現実的な効果を持ちません。イラクのシーア派民兵組織に対する統制の確立と、シリア政府のたる爆弾の使用停止こそが、対IS戦略の成功には必要不可欠なのです」。

Human Rights Watch, February 10, 2015をもとに作成。

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ヨルダン空軍参謀長:「有志連合の作戦により、ダーイシュ(イスラーム国)は約20%の戦闘能力を失った」(2015年2月8日)

ヨルダン空軍のマンスール・ジャッブール参謀長は、有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)への空爆で、約7,000人の戦闘員を殺害したと主張した。

ジャッブール参謀長はまた、有志連合の作戦により、「ダーイシュは約20%の戦闘能力を失った」と付言した。

AFP, February 8, 2015、AP, February 8, 2015、ARA News, February 8, 2015、Champress, February 8, 2015、al-Hayat, February 9, 2015、Iraqi News, February 8, 2015、Kull-na Shuraka’, February 8, 2015、al-Mada Press, February 8, 2015、Naharnet, February 8, 2015、NNA, February 8, 2015、Reuters, February 8, 2015、SANA, February 8, 2015、UPI, February 8, 2015などをもとに作成。

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アレン米退役大将:「地上攻撃のため、イラク軍12旅団の準備が完了している。我々はイラクにおいてパートナーはいるが、シリアにおいてテロとの戦いのパートナーはいない」(2015年2月8日)

イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた有志連合を指揮するジョン・アレン米退役大将は、ペトラ通信(2月8日付)に対して、有志連合の支援のもと、近くイラク軍部隊が指導するかたちでダーイシュに対する大規模な地上攻撃が行われる、と述べた。

アレン退役大将はまた、ダーイシュが制圧地域の22%を喪失したとの見方を示した。

一方、シリアでの戦況に関して、アレン退役大将は「地上攻撃のため、イラク軍12旅団の準備が完了している。我々はイラクにおいてパートナーはいるが、シリアにおいてテロとの戦いのパートナーはいない」と付言した。

AFP, February 8, 2015、AP, February 8, 2015、ARA News, February 8, 2015、Champress, February 8, 2015、al-Hayat, February 9, 2015、Iraqi News, February 8, 2015、Kull-na Shuraka’, February 8, 2015、al-Mada Press, February 8, 2015、Naharnet, February 8, 2015、NNA, February 8, 2015、Petra News Agency, February 8, 2015、Reuters, February 8, 2015、SANA, February 8, 2015、UPI, February 8, 2015などをもとに作成。

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カーター次期米国務長官:「ワシントンにとって中東における最大の脅威はイランとダーイシュ」(2015年2月4日)

アシュトン・カーター次期米国防長官の指名承認公聴会が米上院軍事委員会で行われた。

カーター氏は、イラクにおけるイランの影響力拡大について懸念を表明、「イラクとシリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する戦争の努力と損なう」と述べた。

カーター氏はまた「ワシントンにとって中東における最大の脅威はイランとダーイシュ」と強調した。

ダーイシュ掃討については、イラクにおけるイラク治安部隊の同じように、シリアでもダーイシュを打ち負かせる兵力を組み立てることが必要だとの認識を示した。

提出した書面では、アサド政権退陣よりもダーイシュ掃討を優先させるべきだとの考えを示した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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有志連合、シリア軍、YPGがハサカ県タッル・ハミース、シャッダーディーのイスラーム国(ダーイシュ)に攻勢(2015年2月3日)

ハサカ県では、ARA News(2月3日付)によると、米国など有志連合は、シャッダーディー市東部のグーナ油田近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点、クバイバ油田、クバイバ油田、ティシュリーン油田、フール油田の石油備蓄所および配給所などを空爆した。

またシリア軍も、有志連合の空爆と並行して、タッル・ハミース市一帯のダーイシュ拠点を砲撃した。

一方、ARA News(2月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、シリア軍によるタッル・ハミース市一帯への砲撃や有志連合によるシャッダーディー市一帯への空爆と合わせて、同地一帯への進軍の準備を行っているという。

他方、SANA(2月3日付)によると、タッル・ハミース市、ミールビーヤ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(2月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)を追撃し、アイン・アラブ市郊外のアウハーン村、カルマラール村、バンダル村、アンザーン村、バスタク村、フーラーキー村、ハラービーサーン村、アイン・バット村を新たに奪還・制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地北部、ジャフラ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地一帯を空爆・砲撃した。

一方、SANA(2月3日付)によると、ジャブラ村、マリーイーヤ村、マヤーディーン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(2月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のハイル州(ダイル・ザウル県)のザカート局長を務めるエジプト人アブー・ウバイド氏が、10億シリア・ポンドを横領し、逃走したと伝えた。

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ラッカ県では、SANA(2月3日付)によると、ラッカ市・タッル・アブヤド市街道沿いに位置するハズィーマ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(2月3日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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『ハヤート』(2月4日付)は、イラクのアンバール県の信頼できる複数の消息筋の話として、シリア領内から武装したイスラーム国(戦闘員)数百人がイラク領内に進入した、と伝えた。

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有志連合合同司令部によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回にわたって空爆を行った。

うち2回はアイン・アラブ市一帯、2回はラッカ市郊外に対して行われたという。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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シリア国内の活動家、住民「戦闘員逃走は日に日に増しており、イスラーム国崩壊は時間の問題」(2015年1月31日)

ラッカ県では、ARA News(1月31日付)によると、ラッカ市で、トルコ人女性戦闘員とチュニジア人女性戦闘員の2人が、ダーイシュ(イスラーム国)の女性部隊「ハンサー大隊」を離反し、トルコ領内に逃走した。

一方、ダーイシュは、アレッポ市・ラッカ市・ハサカ市を結ぶ国際幹線道路に位置するガーズィリー村で離反した戦闘員約50人を拘束し、カンタリー村に移送した。

こうした動きに関して、ARA News(1月31日付)は、シリア国内の複数の活動家、住民の話として、シリア国のダーイシュ(イスラーム国)戦闘員の「逃亡は日に日に増しており…、組織の崩壊は時間の問題だ」と伝えた。

他方、米国など有志連合は、ラッカ市からタッル・アブヤド市に向かって移動していたダーイシュ(イスラーム国)車輌を空爆した。

シャーム自由人イスラーム運動のアブー・ウマル・サルムーディーを名のる活動家によると、ダーイシュの車列は15台からなり、タッル・アブヤド市を経由してアイン・アラブ市に向かおうとしていたのだという。

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アレッポ県では、ARA News(1月31日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・アラブ市郊外のシャカファ村、ダッリー村、スィフティク村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員11人を殲滅、同地を解放した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)は、自らの通信部門であるアアマーク通信からビデオ映像を配信し、アイン・アラブ市からの撤退の理由を明らかにした。

ビデオには、チュニジア人戦闘員、サウジアラビア人戦闘員が登場し、「アイン・イスラーム市」(アイン・アラブ市)からの撤退が、「激しい空爆がなされ、同胞が殺害されたことが理由だ」などと述べた。

ARA News(1月31日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月31日付)によると、シューラ村、マヤーディーン市、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、カバージブ村、ジャフラ村、アイヤーシュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アッシリア人権ネットワークは、ハサカ市内の活動家の情報として、ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ県内のアッシリア教徒に対して、教会の十字架を下ろすよう要請していると発表した。

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有志連合合同司令部によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回にわたって空爆を行った。

AFP, January 31, 2015、AP, January 31, 2015、ARA News, January 31, 2015、Champress, January 31, 2015、al-Hayat, February1, 2015、Iraqi News, January 31, 2015、Kull-na Shuraka’, January 31, 2015、al-Mada Press, January 31, 2015、Naharnet, January 31, 2015、NNA, January 31, 2015、Reuters, January 31, 2015、SANA, January 31, 2015、UPI, January 31, 2015などをもとに作成。

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アイン・アラブ一帯でイスラーム国の勢力減退(2015年1月30日)

アレッポ県では、ARA News(1月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・アラブ市郊外のマナーズ村、マズリー・アブルーシュ村、アルバルール村、クールビーンカール村、ムーマーン村からダーイシュ(イスラーム国)を放逐、同地を制圧した。

なお、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)は過去数日間の戦闘でアイン・アラブ市周辺の16カ村を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に奪われ、同地で衰退を見せていると発表した。

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ハサカ県では、ARA News(1月30日付)によると、タッル・ブラーク町郊外のフバイラート村で、ダーイシュ(イスラーム国)が、人民議会議員邸宅などシリア政府支持者の住居を爆破、破壊した。

一方、SANA(1月30日付)によると、タッル・ブラーク町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月30日付)によると、ジャフラ村、マリーイーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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有志連合合同司令部は、米国などからなる有志連合軍が、シリアとイラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回にわたって空爆を行ったと発表した。

うちアイン・アラブ市一帯に対する空爆は5回に及んだという。

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『ワシントン・ポスト』(1月30日付)は、シリアとイラク国内で活動するダーイシュ(イスラーム国)の外国人戦闘員の数が2万人に達していると報じた。

同紙によると、外国人戦闘員の数は2014年10月以降急増しているのだという。

AFP, January 30, 2015、AP, January 30, 2015、ARA News, January 30, 2015、Champress, January 30, 2015、al-Hayat, January 31, 2015、Iraqi News, January 30, 2015、Kull-na Shuraka’, January 30, 2015、al-Mada Press, January 30, 2015、Naharnet, January 30, 2015、NNA, January 30, 2015、Reuters, January 30, 2015、SANA, January 30, 2015、UPI, January 30, 2015、The Washington Post, January 30, 2015などをもとに作成。

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イスラーム国がタッル・アブヤドでメンバーの離反・逃走を阻止するため、家族のラッカへの移動を要請、ラフマーン軍団がダーイシュ合流者を摘発(2015年1月28日)

ラッカ県では、ARA News(1月28日付)がトルコ国境に位置するタッル・アブヤド市の複数の消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)が外国人戦闘員に対し、家族を同市からラッカ市に移すよう要請するとともに、トルコへの通行規制を強化し、戦闘員の離反・逃走を阻止しようとしていると伝えた。

また、ARA News(1月29日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のタッル・アフマル村(カリー・スール村)に対する米国など有志連合の空爆で、バシャーシマ部族の子息1人が死亡、2人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、ラフマーン軍団総司令部が声明を出し、アイン・タルマー村で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓った「アブズ・ザイド・ジャウラーン」を名のる武装集団を摘発した、と発表した。

Kull-na Shuraka', January 28, 2015
Kull-na Shuraka’, January 28, 2015

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アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が声明を出し、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ部隊とともにアイン・アラブ市郊外のクーラムト村、マトアム・スィーラーン一帯(アレッポ街道沿い)でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

また、米国など有志連合の合同司令部によると、有志連合はアイン・アラブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回にわたって空爆を行った。

ARA News(1月28日付)が伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が支配するダイル・ハーフィル市一帯、ジャディード村、ヒルバト・マアージール村などをシリア軍が空爆した。

このほか、ARA News(1月28日付)によると、マンビジュ市でダーイシュ(イスラーム国)が住民6人を「有志連合に内通」、「自由シリア軍に内通」しているとの罪で処刑した。

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ハサカ県では、ARA News(1月28日付)によると、シャッダーディー市で、ダーイシュ(イスラーム国)が住民1人を処刑した。

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ヒムス県では、SANA(1月28日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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『ハヤート』(1月29日付)は、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガおよび米国など有志連合による、ニナワ県タッルアファル郡、モスル市一帯での攻勢を受け、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族約150世帯がシリア領内に避難したと伝えた。

AFP, January 28, 2015、AP, January 28, 2015、ARA News, January 28, 2015、January 29, 2015、Champress, January 28, 2015、al-Hayat, January 29, 2015、Iraqi News, January 28, 2015、Kull-na Shuraka’, January 28, 2015、al-Mada Press, January 28, 2015、Naharnet, January 28, 2015、NNA, January 28, 2015、Reuters, January 28, 2015、SANA, January 28, 2015、UPI, January 28, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国:イラクでの軍事教練を開始(2015年1月25日)

米国防総省のジョン・カービー報道官は、米国など有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘のため、イラク人およびイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員3,600人の軍事教練をイラク国内の4カ所各地で開始したことを明らかにした。

Iraqi News(1月25日付)が伝えた。

AFP, January 25, 2015、AP, January 25, 2015、ARA News, January 25, 2015、Champress, January 25, 2015、al-Hayat, January 26, 2015、Iraqi News, January 25, 2015、Kull-na Shuraka’, January 25, 2015、al-Mada Press, January 25, 2015、Naharnet, January 25, 2015、NNA, January 25, 2015、Reuters, January 25, 2015、SANA, January 25, 2015、UPI, January 25, 2015などをもとに作成。

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米国防総省報道官「イラク側が過去半年間で奪還したのはイスラーム国制圧地域の1%にも満たない」(2015年1月23日)

米国防総省のジョン・カービー報道官は、シリアの「穏健な反体制派」を教練するための米軍教官の第1陣を近日中にトルコに派遣すると発表した。

米国は最終的には教官400人を派遣し、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うための「穏健な反体制派」戦闘員約15,000人に教練を施す予定。

一方、カービー報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)のイラク側の支配地域が約5万4,000平方キロ(イラク国土の約12%)に達しているとの分析を明らかにしたうえで、イラク側が過去半年間で奪還したのは、ダーイシュ制圧地域の1%にも満たない約700平方キロにとどまっていることを明らかにした。

なお、ジョン・ケリー米国務長官はこれに先だって、「イラクでは、イスラーム国の勢いは確実に止まり、一部では後退している」と述べていた。

ダーイシュ掃討作戦に参加するロンドンでの有志連合に出席していたケリー国防長官は、イラク軍とイラク・クルディスタン地域のペシュメルガがダーイシュから「700万平方キロ以上の領土を奪還した」と強調、2000回におよぶ空爆で同組織に資金源となっている石油関連施設多数を破壊したほか、幹部戦闘員の半数を殺害したと説明し、「道のりは短期間でも、容易でもないが、重要な進捗を得た」と述べていた。

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イラクのモスル市では、ARA News(1月23日付)によると、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガが、ダーイシュ(イスラーム国)による同市制圧(2014年6月)後初めて、市内を砲撃した。

AFP, January 24, 2015、AP, January 24, 2015、ARA News, January 24, 2015、Champress, January 24, 2015、al-Hayat, January 25, 2015、Iraqi News, January 24, 2015、Kull-na Shuraka’, January 24, 2015、al-Mada Press, January 24, 2015、Naharnet, January 24, 2015、NNA, January 24, 2015、Reuters, January 24, 2015、SANA, January 24, 2015、UPI, January 24, 2015などをもとに作成。

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エジプト・イラク首脳会談:シリア政府の存続と「穏健な反体制派」との共存をめざすことで合意(2015年1月12日)

エジプトの複数のメディアによると、カイロ訪問中のイラクのハイダル・アバーディー首相は、エジプトとイラクの両首脳が、シリアの現政権の存在を認め、「穏健な反体制派」との共存を推し進めるかたちでシリアの紛争解決をめざすことで合意した、と述べた。

アバーディー首相は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領との会談で「シリア政府を穏健な反体制派と共存させることで、シリアの紛争を解決する」ことに力点が置かれたことを明らかにした。

ARA News(1月12日付)が伝えた。

AFP, January 12, 2015、AP, January 12, 2015、ARA News, January 12, 2015、Champress, January 12, 2015、al-Hayat, January 13, 2015、Iraqi News, January 12, 2015、Kull-na Shuraka’, January 12, 2015、al-Mada Press, January 12, 2015、Naharnet, January 12, 2015、NNA, January 12, 2015、Reuters, January 12, 2015、SANA, January 12, 2015、UPI, January 12, 2015などをもとに作成。

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最新論考「進撃する「イスラーム国」はイラク政治をどこへ連れて行くのか」(Synodos、2015年1月9日)

山尾大「進撃する「イスラーム国」はイラク政治をどこへ連れて行くのか」
Synodos、2015年1月9日
http://synodos.jp/international/12183

2014年に世界を騒がせた事件は、なんと言ってもエボラ出血熱の大流行と「イスラーム国」の台頭であっただろう。我が国でも、エボラ出血熱と「イスラーム国」はいずれも流行語大賞にノミネートされた。残念ながら大賞受賞は逃したが、大賞へのノミネートはインパクトの大きさを如実に物語っている――もっとも、仮に受賞したとしても、誰が授賞式に来るのかという問題はあったのだが。・・・

イスラーム国がサウジ・イラク両国境警備隊を相次いで襲撃(2015年1月5日)

サウジアラビア内務省は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)がサウジアラビア北部の対イラク国境に位置するアルアル市北部に潜入し、サウジアラビア国境警備隊を襲撃、隊員2人が死亡した。

国境警備隊はダーイシュ戦闘員1人を捕らえたもの、この戦闘員は自爆ベルトを爆発させ、自殺した。

BBC(1月5日付)などが伝えた。

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Iraqi News(1月4日付)は、イラク治安筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)によるサウジアラビアの潜入に先立ち、イラク国境警備隊がアンバール県西部の対サウジアラビア国境に位置するアナズ(Anazh)駐屯地でダーイシュの襲撃を受けたが、これを撃退した、と伝えた。

同消息筋によると、この際、ダーイシュ側の戦闘員2人と国境警備隊1人が死亡、また双方合わせて6人が負傷した。

ダーイシュ戦闘員はアンバール県西部のラトバ市を放逐され、南下したのだという。

AFP, January 5, 2015、AP, January 5, 2015、ARA News, January 5, 2015、Champress, January 5, 2015、al-Hayat, January 6, 2015、Iraqi News, January 5, 2015、Kull-na Shuraka’, January 5, 2015、al-Mada Press, January 5, 2015、Naharnet, January 5, 2015、NNA, January 5, 2015、Reuters, January 5, 2015、SANA, January 5, 2015、UPI, January 5, 2015などをもとに作成。

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イスラーム国支配下のモスルでエボラ出血熱感染者2人確認か(2015年1月2日)

『サバーフ』(1月2日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が実効支配するモスル市の医療筋の話として、同市で多くの感染症が蔓延しているとしたうえで、エボラ出血熱感染者2人、HIV感染者26人が確認されていると報じた。

AFP, January 2, 2015、AP, January 2, 2015、ARA News, January 2, 2015、Champress, January 2, 2015、Iraqi News, January 2, 2015、Kull-na Shuraka’, January 2, 2015、al-Mada Press, January 2, 2015、Naharnet, January 2, 2015、NNA, January 2, 2015、Reuters, January 2, 2015、al-Sabah, January 2, 2015、SANA, January 2, 2015、UPI, January 2, 2015などをもとに作成。

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ペシュメルガがモスルに対するイスラーム国の化学兵器攻撃を阻止したと主張(2014年12月29日)

イラク・クルディスタン地域ペシュメルガのカースィム・シーシュー司令官は、クルディスタン民主党のHPを通じて声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)がモスル市に対して行おうとしていた化学兵器攻撃をペシュメルガが阻止したと発表した。

イラキー・ニュース(12月29日付)が伝えた。

AFP, December 29, 2014、AP, December 29, 2014、ARA News, December 29, 2014、Champress, December 29, 2014、al-Hayat, December 30, 2014、Iraqi News, December 29, 2014、Kull-na Shuraka’, December 29, 2014、al-Mada Press, December 29, 2014、Naharnet, December 29, 2014、NNA, December 29, 2014、Reuters, December 29, 2014、SANA, December 29, 2014、UPI, December 29, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:フルクルス・ガス製造所襲撃(2014年12月29日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がフルクルス・ガス製造所)フルクルス町郊外)を襲撃し、工場の警備にあたるシリア軍兵士4人を含む8人を殺害した。

SANA(12月29日付9によると、ダーイシュは爆弾を積んだ車を爆発させ、工場の入り口などを破壊したが、工場の警備にあたる守衛(シリア軍)が2人を逮捕した。

しかしマサール・プレス(12月28日付)によると、この襲撃でシリア軍兵士22人が殺害され、工場の一部が占拠されたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市ムハッディサ学校一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、双方に数十人の死者が出た。

また米国など有志連合は同市一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

このほか、バーブ市、ジャラーブルス市のダーイシュ拠点に対しても空爆(シリア軍、有志連合のいずれによるか不明)が行われたという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アブー・カサーイブ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、ARA News(12月29日付)によると、シリア軍がカーミシュリー市南部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点への砲撃を続けた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャフラ村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆・砲撃した。

一方、SANA(12月29日付)によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区マリーイーヤ村、ジャフラ村、シューラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またバフラ村では、ダーイシュによって殺害された70人の遺体が遺棄されているのが発見された。

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米中央軍によると、米国など有志連合は、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を12回、イラク領内を6回にわたって空爆した。

シリア領内の空爆は、アイン・アラブ市、ラッカ市、ダイル・ザウル県に対して行われたという。

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ARA News(12月29日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)は、イラン・イラク国境に近いディヤラー市上空で、イラン軍の無人航空機を撃墜したと発表し、その映像を公開した。

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ARA News(12月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、イラクのサーマッラー県での戦闘でイラン・イスラーム革命防衛隊の士官を殺害したと発表した。

AFP, December 29, 2014、AP, December 29, 2014、ARA News, December 29, 2014、Champress, December 29, 2014、al-Hayat, December 30, 2014、Iraqi News, December 29, 2014、Kull-na Shuraka’, December 29, 2014、al-Mada Press, December 29, 2014、Masar Press Agency, December 29, 2014、Naharnet, December 29, 2014、NNA, December 29, 2014、Reuters, December 29, 2014、SANA, December 29, 2014、UPI, December 29, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ハサカ、ヒムス、アレッポで戦闘続く(2014年12月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス市・タドムル市街道でシリア軍部隊を要撃し、兵士4人を殺害、またシャーイル・ガス採掘所周辺でシリア軍と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がイラク領内からクルド人男性70人(ペシュメルガ)をシャッダーディー市方面に連行した。

また、SANA(12月28日付)によると、ミールビーヤ村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員34人を殲滅した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市で「イスラーム教徒の財産を横領した」などの容疑で男性2人を張り付けの刑に処し、殺害した。

またアイン・アラブ市では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュがシャヒード・ムールール広場、スーフィヤーン広場一帯などで交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(12月28日付)によると、米国など有志連合は、ダーイシュが占拠しているジャラーブルス市の文化センターなどを空爆した。

また、ARA News(12月28日付)によると、アフリーン市・アアザーズ市間に位置するカトマ村近郊の西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの検問所に対して、ダーイシュ(イスラーム国)が自爆攻撃を行った。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月28日付)によると、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、ハウィーカ地区、ウルフィー地区、工業地区、ラサーファ地区、フワイジャト・サクル地区、ジャフラ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍によると、米国など有志連合は、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して8回、イラク領内で5回の空爆を行った。

AFP, December 28, 2014、AP, December 28, 2014、ARA News, December 28, 2014、Champress, December 28, 2014、al-Hayat, December 29, 2014、Iraqi News, December 28, 2014、Kull-na Shuraka’, December 28, 2014、al-Mada Press, December 28, 2014、Naharnet, December 28, 2014、NNA, December 28, 2014、Reuters, December 28, 2014、SANA, December 28, 2014、UPI, December 28, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:イスラーム国は有志連合パイロットに離反を呼びかける、YPGはアイン・アラブの60%以上を制圧(2014年12月27日)

クッルナー・シュラカー(12月27日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がインターネットなどを通じて、米国など有志連合のパイロットに対して、「タブカ航空基地は、アラブ十字軍連合からの離反を望むすべてのアラブ人パイロットに対して開放されている」とのメッセージを発し、離反を呼びかけた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との約3ヶ月の攻防戦の末、アイン・アラブ市の60%以上を制圧した。

人民防衛隊が制圧したのは、市庁舎が位置する治安厳戒地区、市北東部、南部、および東部。

ダーイシュは、市内のそれ以外の地区からもすでに撤退しているが、人民防衛隊は爆発物などの処理が完了していないために、同地を完全制圧してはいないという。

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米中央軍は、米国など有志連合が25、26日の2日間で、アイン・アラブ市一帯(アレッポ県)に対して10回、ハミース市(ハサカ県)に対して13回の空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌などを破壊したと発表した。

この2日間で空爆回数は31回に及んだという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シュハイル村で、ダーイシュ(イスラーム国)が、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、イフラース旅団が所有していた家屋を接収、またダーイシュへの反抗を断念し、「改悛」していた武装集団司令官1人を逮捕した。

一方、SANA(12月27日付)によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、ジュバイラ地区、ラシュディーヤ地区、ラサーファ地区、ハウィーカ地区、工業地区、ハトラ村、ムーハサン市、アブド村、ジャフラ村、マリーイーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 27, 2014、AP, December 27, 2014、ARA News, December 27, 2014、Champress, December 27, 2014、al-Hayat, December 28, 2014、Iraqi News, December 27, 2014、Kull-na Shuraka’, December 27, 2014、al-Mada Press, December 27, 2014、Naharnet, December 27, 2014、NNA, December 27, 2014、Reuters, December 27, 2014、SANA, December 27, 2014、SLN, December 27, 2014、UPI, December 27, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:米国などがラッカ市を爆撃し、戦闘員40人以上が死亡(2014年12月26日)

ラッカ県では、ロイター通信(12月26日付)によると、米国など有志連合が、ラッカ市のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して無人戦闘機などで16回にわたって空爆を行った。

シリア人権監視団によると、この空爆で、ラッカ市内のダーイシュの集合住宅、爆弾製造工場、マナーヒール軍事基地などが被弾し、戦闘員40人以上が死亡した。

死亡した戦闘員のうち13人がシリア人、それ以外は外国人戦闘員だったという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市の文化センター東部、ブーターン地区のヤルムーク学校に近いスーフィヤーン地区東部で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と」交戦した。

ARA News(12月26日付)によると、人民防衛隊は市内の市庁舎、ハンサー女学校をダーイシュから奪還したという。

またダーイシュはアイン・アラブ市各所を砲撃し、迫撃砲弾10発が着弾する一方、米国など有志連合が同地一帯を3度にわたって空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スバイハーン市で、巡回中のダーイシュ(イスラーム国)ヒスバ(宗教警察)が、男性3人を拘束し、ジャッラーフ・モスク前で処刑した。

一方、SANA(12月26日付)によると、ジャフラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(12月26日付)によると、シリア軍がカーミシュリー市近郊のタルタブ連隊基地から同市南部郊外に展開するダーイシュ(イスラーム国)に対して砲撃を行った。

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ヒムス県では、SANA(12月26日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ロイター通信(12月26日付)によると、米国など有志連合は、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回にわたって空爆を行った。

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シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ユーフラテス州は、新規戦闘員を募集・教化するための加入局を新設したと発表した。

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ARA News(12月26日付)などは、ヒムス県で活動する「シリア革命におけるもっとも著名な活動家の一人」アブドゥルバースィト・サールート氏が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓ったと報じた。

AFP, December 26, 2014、AP, December 26, 2014、ARA News, December 26, 2014、Champress, December 26, 2014、al-Hayat, December 27, 2014、Iraqi News, December 26, 2014、Kull-na Shuraka’, December 26, 2014、al-Mada Press, December 26, 2014、Naharnet, December 26, 2014、NNA, December 26, 2014、Reuters, December 26, 2014、SANA, December 26, 2014、UPI, December 26, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:シリア軍がバーブ、カッバースィーンを「樽爆弾」で爆撃(2014年12月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているバーブ市、カッバースィーン村をシリア軍が6度にわたり「樽爆弾」で空爆し、100人以上が死傷した(シリア人権監視団によると、死者は45人、負傷者は175人)。

国境なき医師団によると、この空爆での死者は26人、負傷者は160人以上だという。

一方、アイン・アラブ市では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員14人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アブー・カサーイブ村で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員30人以上を殲滅、同村を2日ぶりに奪還した。

これに関して、SANA(12月25日付)は、人民防衛隊ではなく、シリア軍がアブー・カサーイブ村、アブー・ガザール村一帯を制圧し、治安と安全を回復したと報じた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地周辺のダーイシュ(イスラーム国)拠点をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(12月25日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ジュバイラ地区、ラサーファ地区、ウルフィー地区、工業地区、ダイル・ザウル航空基地周辺、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月25日付)によると、ラッフーム村、シャーイル・ガス採掘所周辺、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(12月26日付)によると、米国など有志連合はハサカ市南部郊外などを空爆した。

イラク国内の戦況

サラーフッディーン県では、Iraqinews(12月15日付)が治安筋の話として、イラク軍がティクリート市南部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対してスホーイ戦闘機による空爆を開始したと伝えた。

また治安機関高官によると、ティクリート市南部での作戦で、イラク軍部隊がダーイシュのヤスリブ村ワーリーのアブー・スフヤーン・サウーディー氏ら20人以上を殺害した。

**

アンバール県では、Iraqinews(12月25日付)によると、イラク軍と警察からなる治安部隊が、部族民兵の支援のもと、ハディーサ・ダム湖南東部の14カ村を制圧した。

AFP, December 25, 2014、AP, December 25, 2014、ARA News, December 25, 2014、December 26, 2014、Champress, December 25, 2014、al-Hayat, December 26, 2014、Iraqi News, December 25, 2014、Kull-na Shuraka’, December 25, 2014、al-Mada Press, December 25, 2014、Naharnet, December 25, 2014、NNA, December 25, 2014、Reuters, December 25, 2014、SANA, December 25, 2014、UPI, December 25, 2014などをもとに作成。

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新刊『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(岩波書店)

青山弘之(編)『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』岩波書店。

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■体裁=四六判・並製・カバー・240頁
■定価(本体 2,400円 + 税)
■2014年12月18日
■ISBN 978-4-00-022084-2 C0031
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「イスラーム国」の出現,ガザ戦争,シリア「内戦」…….相次ぐ混乱の原因は宗派対立なのか,それとも独裁者の存在なのか.今日の中東全体の政治的・社会的問題が先鋭的に現れているエジプト,シリア,イラク,レバノン,ヨルダン,パレスチナの「アラブの心臓」諸国の実像を解明し,中東政治を的確に読み解く視座を提示する.________________________________________

目次

凡例

序章       「混沌のドミノ」に喘ぐ「アラブの心臓」 青山弘之

第1章    エジプト:二つの「革命」がもたらした虚像の再考 横田貴之

第2章    シリア:「真の戦争状態」が必要とする「独裁」政権 髙岡豊

第3章    イラク:民主化の蹉跌と宗派対立という亡霊 山尾大

第4章    レバノン:「決めない政治」が支える脆い自由と平和 末近浩太

第5章    ヨルダン:紛争の被害者か、受益者か 吉川卓郎

第6章    パレスチナ:ハマース否定が導いた政治的混乱 錦田愛子

終章       中東政治の実情に迫るために 青山弘之

文献リスト

人名索引・事項索引

諸外国の動き:米国など有志連合約60カ国が外相級会議(2014年12月3日)

イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)掃討をめざす米国など有志連合59カ国、3組織が初の外相級会議を開催した。

会議はNATO(ブリュッセル)本部で開催され、米、EU諸国、アラブ湾岸諸国、トルコ、日本、韓国などが参加、イラクはハイダル・アバーディー首相が出席したが、シリアからの出席者はなかった。

議長を務めたジョン・ケリー米国務長官は、ダーイシュ掃討に関して「難題が残っている」ことを認め、作戦が「数年におよび得る」と指摘した。

会議では、欧米諸国などからシリア、イラクに戦闘員が潜入するルートを遮断し、ダーイシュによる原油密売など資金源を経つことで合意した。

また紛争による雛民支援、ネットなどを通じたダーイシュの宣伝に対応するための情報戦を展開することも決めた。

AFP, December 3, 2014、AP, December 3, 2014、ARA News, December 3, 2014、Champress, December 3, 2014、al-Hayat, December 4, 2014、Kull-na Shuraka’, December 3, 2014、al-Mada Press, December 3, 2014、Naharnet, December 3, 2014、NNA, December 3, 2014、Reuters, December 3, 2014、SANA, December 3, 2014、UPI, December 3, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:レバノン治安当局は拘束した情勢がダーイシュ指導者の妻だとあくまで主張(2014年12月3日)

アナトリア通信(12月3日付)は、レバノンの司法筋の話として、2日にレバノン国内で拘束された女性が、DNA鑑定の結果、ダーイシュ(イスラーム国)のカリフを名乗るアブー・バクル・バグダーディー氏のイラク人妻のサジャー・ハミード・ドゥライミー氏であることが改めて確認されたと報じた。

『ナハール』(12月3日付)も、この女性がバグダーディー氏のイラク人妻であることを示す複数の証拠品を当局が押収したと報じた。

しかし、イラク内務省のサアド・マアン報道官は、AP(12月3日付)に対して、レバノンで拘束された女性がバグダーディー氏の妻ではないと述べた。

マアン報道官によると、サジャー氏はシリアを経由してレバノンに渡航したことが確認されているが、レバノン当局に拘束されたのは、サジャー氏ではなく、ウマル・アブドゥルハミード・ドゥライミー氏(イラクでテロ容疑で指名手配中)のきょうだいだという。

またマアン報道官によると、バグダーディー氏には2人の妻がいることが確認されているが、いずれもサジャーという名ではないという。

Naharnet, December 3, 2014
Naharnet, December 3, 2014

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レバノン軍によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、軍部隊を狙ったと思われる爆弾攻撃があり、兵士1人が死亡した。

AFP, December 3, 2014、Anadolu Ajansı, December 3, 2014、AP, December 3, 2014、ARA News, December 3, 2014、Champress, December 3, 2014、al-Hayat, December 4, 2014、Kull-na Shuraka’, December 3, 2014、al-Mada Press, December 3, 2014、al-Nahar, December 3, 2014、Naharnet, December 3, 2014、NNA, December 3, 2014、Reuters, December 3, 2014、SANA, December 3, 2014、UPI, December 3, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:イランがイラクでのダーイシュ爆撃に参加か?(2014年12月2日追記)

米国防総省のジョン・カービー報道官はAFP(12月2日付)に対し、イランのF4ファントム戦闘機が最近の数日間にイラク東部でダーイシュ(イスラーム国)に対して「空爆を行ったことを示す証拠がある」と主張した。

ジャズィーラ・チャンネルが、イラン空軍のF4戦闘機に似た航空機が、イラク東部のディヤラ県で目標に攻撃を加えているとする映像を放映していた。

カービー報道官はこれに先だって、「軍事行動についてイランと調整することはないという米国の方針は変わっていない」としたうえで、複数の国による軍用機の飛行の監督・調整を行っているのは米軍ではなく、イラク政府だ、と記者会見で話していた。

AFP, December 3, 2014をもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:米国はシリア軍を標的としないと爆撃前にイラクを通じて通達(2014年11月28日)

『ハヤート』(11月28日付)は、信頼できる複数の消息筋の話として、米国など有志連合によるシリア空爆(9月23日付)の直前の9月16日にダマスカスを訪問していたイラクのファーリフ・ファイヤード国家安全保障顧問は、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点・車輌などへの空爆に際して、シリア軍を標的とすることはないとの米国政府のメッセージを代理で伝えていたと報じた。

al-Hayat, November 28, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き:ヘーゲル米国防長官事実上の更迭(2014年11月24日追記)

バラク・オバマ米大統領は記者会見で、チャック・ヘーゲル米国防長官が辞任したと発表した。

オバマ大統領は「難しい決断だったが、彼が公務を終えるのにふさわしい時期と考えた」と説明した。

ロイター通信(11月24日付)などによると、ヘーゲル国防長官の辞任は本人の合意によるというが、ある関係筋は「更迭であることに疑いはない」と述べるなど、辞任に追い込まれたとの見方も出ている。

ヘーゲル氏はこれまで私的な場で、オバマ政権のイラクやシリアでの政策や、意思決定プロセスに自身の意向が反映されにくいことなどに不満を示していたとされる。

当局者によるとヘーゲル氏は10月以降、オバマ大統領と話し合いを重ねてきたが、この日、辞表を提出した。後任が決まるまで職務を続けるという。

AFP, November 24, 2014、AP, November 24, 2014、ARA News, November 24, 2014、Alarabia, November 24, 2014、Champress, November 24, 2014、al-Hayat, November 25, 2014、Kull-na Shuraka’, November 24, 2014、al-Mada Press, November 24, 2014、Naharnet, November 24, 2014、NNA, November 24, 2014、Reuters, November 24, 2014、SANA, November 24, 2014、UPI, November 24, 2014などをもとに作成。

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