アスマー夫人の白血病の病状が悪化し、治癒率が50%にまで低下(2024年12月25日)

『テレグラフ』(12月25日付)は、アサド前大統領の妻アスマー・アフラス夫人の家族に近い複数筋の話として、アスマー夫人の白血病の病状が悪化し、治癒率が50%にまで低下していると伝えた。

アスマー夫人は、ロシアの首都モスクワの隔離病棟に入院し、父のファウワーズ・アフラス医師の介護を受けているという。

AFP, December 26, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 26, 2024、ANHA, December 26, 2024、‘Inab Baladi, December 26, 2024、Reuters, December 26, 2024、Sham FM, December 26, 2024、SANA, December 26, 2024、SOHR, December 26, 2024、Syriafree25, December 26, 2024、Telegraph, December 25, 2024、al-Watan, December 26, 2024などを参照。

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ロシア大統領府は、アスマー・アフラス夫人がアサド前大統領と離婚し、英国に戻ったとする報道を事実無根と否定(2024年12月23日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、アスマー・アフラス前大統領夫人が、アサド大統領と離婚し、英国に戻ったとするCNN Turk(12月20日付)などの報道に関して、事実無根だと述べて否定した。

RTアラビア語版(12月23日付)などが伝えた。

AFP, December 23, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 23, 2024、ANHA, December 23, 2024、‘Inab Baladi, December 23, 2024、Reuters, December 23, 2024、RT Arabic, December 23, 2024、Sham FM, December 23, 2024、SANA, December 23, 2024、SOHR, December 23, 2024、Syriafree25, December 23, 2024、CNN Turk, December 23, 2024、al-Watan, December 23, 2024などを参照。

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タラール・シャフィーク・マフルーフ共和国護衛隊司令官(少将)が、首都ダマスカスの(旧)バアス党本部で、第105旅団の将兵らとともに、武器を引き渡し、社会復帰手続きを済ませる(2024年12月22日)

アサド政権崩壊時に共和国護衛隊司令官、軍武装部隊総司令部局長を兼務していたタラール・シャフィーク・マフルーフ少将が、首都ダマスカスの(旧)バアス党本部で、第105旅団の将兵らとともに、武器を引き渡し、社会復帰手続きを済ませた様子を撮影して画像や映像がSNSで拡散された。

シリア人権監視団は、シリア国内では市民の間に「怒りと不満」の状態が広がってとしたうえで、アサド政権時代の犯罪や違反行為を公正に処罰するよう求めた。
マフルーフ氏は、「アラブの春」がシリアに波及した2011年当初、共和国護衛隊所属の第105旅団司令官(准将)を務め、ダマスカス郊外県のドゥーマー市、ハラスター市、ダルアー県のナワー市などで抗議デモの弾圧にあたり、2016年に共和国護衛隊の司令官に任命され、反体制派との戦闘の一翼を担った。

2019年に、欧米諸国はマフルーフ氏らを制裁対象に追加した。

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シリア人権監視団は、シリア駐留ロシア空軍の司令部が設置されているラタキア県フマイミーム航空基地で、セカンドランクのシリア軍元士官らが出国の順番を待って、基地内にとどまっていると発表した。

AFP, December 23, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 23, 2024、ANHA, December 23, 2024、‘Inab Baladi, December 23, 2024、Reuters, December 23, 2024、Sham FM, December 23, 2024、SANA, December 23, 2024、SOHR, December 23, 2024、Syriafree25, December 22, 2024、al-Watan, December 23, 2024などを参照。

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ファイサル・ミクダード副大統領は声明を出し、国民対話会議に期待を寄せる(2024年12月22日)

ファイサル・ミクダード副大統領は『ワタン』のHP(https://alwatan.sy/)を通じて声明を出した(声明はその後削除された)。

声明のなかで、ミクダード副大統領は以下の通り主張した。

シリアでは、過去2週間に地域や世界の人々の関心を引く出来事や進展が見られた。多くの人々が、これらの変化が多くの血と破壊を伴うだろうと予想していた。だが、我々が目にしたのは、暴力が国家を築くことも、希望に満ちた未来を育むこともないということを、シリアの国民、とりわけこの動きを主導した若者たちが十分に理解していたということだった。 我々はここから、シリアの領土と国民を統合し、独立と主権を維持することの必然性を確認したい。それは、どのような帰属や文化であれ、すべての国民が団結することで可能となる。シリアが、その現在と未来を築くためには、地域と世界における文明的かつ人道的な役割を維持することが不可欠だ。 シリアの若者たちによる現在の努力、とくに現在提案されている国民対話会議を含むすべての試みが、シリア国民の期待に応え、彼らの国の文明的な姿を際立たせるような成果を上げることを願っている。そして、皆が未来に向けた基礎を意識的に描くことで、我々を望ましい未来へと導いてくれることを期待する。

AFP, December 22, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、Syriafree25, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などを参照。

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ヒムス県、ハマー県などで前政権支持者とシリア軍事作戦総司令部の武装組織の戦闘や市民への襲撃が相次ぐ(2024年12月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のナイル通り地区で正体不明の武装集団が民家を襲撃、1人を殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ダイル・バアルバ地区・バイヤーダ地区間で、シリア軍事作戦総司令部所属の武装組織と前政権支持者(窃盗団)が交戦した。

戦闘は、シリア軍事作戦総司令部所属の武装組織がシリア軍の兵舎や治安機関支部の武器を押収しようとしたのを、「ブライカート」の名で知られる前政権支持者らのグループが拒否したことをきっかけに発生した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、前政権を支持するバニー・イッズ部族の民兵がルワイダ村で、前政権に反対するブーサラーヤー部族の民兵と交戦、ブーサラーヤー部族の若者1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市近郊のマトン村で、覆面をした武装集団が車や民家を襲撃、住民らが道路を封鎖するなどして対抗、シリア軍事作戦総司令部に通報、総合治安局(総合治安機関)が対応した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」の元司令官がハトラ村で正体不明の武装手段によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

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ラタキア県、ダマスカス郊外県でシリア軍事作戦総司令部所属の武装勢力と前政権を支持する民兵が交戦(2024年12月21日)

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)は、沿岸地方(場所は明示せず)で、「アサド民兵のシャッビーハ」がシリア軍事作戦総司令部所属の武装勢力を襲撃し、複数を殺傷したと伝えた。

一方、シリア人権監視団などは、トルコマン人が多く住むラタキア県のアイサウィーヤ村など県内の複数の村で、教員が追放されていると発表した。

シリア人権監視団はまた、ハーフィズ・アサド元大統領の生地のカルダーハ市の住民らがシリア軍と「決戦」作戦司令室総司令部の当局に対して前政権における象徴的な人物や犯罪者のリストを提出、処罰を求めたと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方のタルフィーター村で、前政権を支持する地元民兵とシリア軍と「決戦」作戦司令室総司令部を支持する民兵が激しく交戦、総合治安局(総合治安機関)が介入して、事態を収束させた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリアとレバノンの国境を流れるカビール川河畔のアッカール平野とヒルバト・アクラード村一帯で密輸業者どうしが激しく交戦し、1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, December 21, 2024、ANHA, December 21, 2024、‘Inab Baladi, December 21, 2024、Reuters, December 21, 2024、SANA, December 21, 2024、Sham FM, December 21, 2024、SOHR, December 21, 2024、al-Watan, December 21, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市で、シリア軍事作戦総司令部に所属する武装勢力と国防隊メンバーが激しく交戦(2024年12月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部の支配下に入ったダイル・ザウル市のジュバイラ地区で、シリア軍事作戦総司令部に所属する武装勢力と国防隊メンバーが激しく交戦した。

戦闘は盗品の分配をめぐる対立が発端だという。

AFP, December 21, 2024、ANHA, December 21, 2024、‘Inab Baladi, December 21, 2024、Reuters, December 21, 2024、SANA, December 21, 2024、Sham FM, December 21, 2024、SOHR, December 21, 2024、al-Watan, December 21, 2024などをもとに作成。

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イラクのクルディスタン愛国同盟のターラバーニー代表はマーヒル・アサド准将、あるいはアリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問スライマーニーヤ県キンディール山一帯に滞在しているとの一部情報を否定(2024年12月17日)

イラクのクルディスタン愛国同盟のバーフィル・ターラバーニー代表は、UAEのイリム・ニュース(12月17日付)の取材に応じ、そのなかでマーヒル・アサド准将、あるいはアリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問と見られる旧アサド政権の要人がイラク・クルディスタン地域内のスライマーニーヤ県のキンディール山一帯に滞在しているとの一部情報を否定した。

イラク内務省のミクダード・ミーリー報道官(准将)もこの情報を否定した。

AFP, December 17, 2024、ANHA, December 17, 2024、Erem News, December 17, 2024、‘Inab Baladi, December 17, 2024、Reuters, December 17, 2024、SANA, December 17, 2024、Sham FM, December 17, 2024、SOHR, December 17, 2024、al-Watan, December 17, 2024などをもとに作成。

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シリア人権監視団:アサド政権崩壊後に回収された公文書から、各地の刑務所で拷問によって死亡した収監者400人の身元を新たに確認(2024年12月16日)

シリア人権監視団は、アサド政権崩壊後に回収された公文書から、各地の刑務所で拷問によって死亡した収監者400人の身元を新たに確認したと発表した。

AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

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シリア大統領府はシリア出国の経緯についてのアサド大統領の声明を発表(2024年12月16日)

シリア大統領府のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/SyrianPresidency/)は、辞任したアサド大統領のシリア出国に関する声明を発表した。

声明はアラビア語と英語で発表された。

フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)でも公開されたが、発表から約30分後に、10月24日以降の投稿と併せて削除された。

声明の内容は以下の通り。

シリア出国に関するバッシャール・アサド大統領声明

モスクワ:2024年12月16日

テロがシリアに拡大し、2024年12月7日土曜日の夜までに首都ダマスカスに達したことを受け、大統領の行方や所在についての疑問が浮上し、真実からかけ離れた誤情報や噂があふれ、国際テロリズムが「シリア解放革命」なるものを仕立てるプロセスを支えることになった。
祖国にとっての歴史的な分岐点において、真実には居場所があるべきで、簡潔な声明を通じて説明が必要となることがある。こうした状況、そして安全上の理由でその後の連絡が完全に途絶えてしまったことが、説明を不可能とし、簡潔に要点を述べるだけでは十分なものとはならない。だが、後に機会が訪れれば、すべての詳細を明らかにするつもりだ。
まず始めに、私が計画的に国を離れたというのは事実ではない。また、戦闘の最後の数時間で国を離れたという噂も誤りだ。私は12月8日日曜日の早朝までダマスカスに留まり、自らの責務を果たし続けた。ダマスカスにおけるテロの拡大に伴い、ロシアの友人たちとの調整し、ラタキアに移動し、戦闘状況を追跡しようとした。だが、フマイミーム航空基地に到着した朝、軍の撤退が確認されたのである。
全戦線が崩壊し、軍の最後の拠点も陥落した。軍の状況は悪化を続け、ロシア軍基地への無人航空機の攻撃も激化した。基地からどの方面にも脱出できなくなった状況下で、モスクワは基地の指揮官に対し、12月8日日曜日の夜、ロシアへの避難路を即時に確保するよう指示した。これは、ダマスカス陥落の翌日である。最後の軍事拠点が陥落し、その後、国家機関は完全に機能停止に陥った。
一連の出来事の間、亡命、あるいは退任について、私自身からも、そしていかなる個人、勢力からも提案されることはなかった。唯一の選択肢は、テロの攻撃に対抗するため防衛戦を継続することだった。
この文脈で強調したいのは、戦争が始まった日から、自身の安全のためだと言って、救済すべき祖国を売り渡すことを拒否した者、そしてさまざまな誘惑や提案に妥協するのを拒否した者。彼らこそが、もっとも激しく危険な戦闘地域でテロリストと数十メートルの距離で対峙した最前線の将兵らを支え続けてきた者だということだ。こうした者こそが、家族や国民とともに、砲撃のなかであっても、そして首都へのテロリスト侵攻の危機が迫っていても、逃げ出さなかった者なのだ。
14年に及ぶ戦争の間、パレスチナやレバノンでのシリア以外の人々の抵抗、そして自らを支えてくれた同盟者を見捨てなかった者は、自らが帰属する国民を裏切る者になることも、国民、そしてその軍を裏切る者になることもないだろう。
私は、これまで一日たりとも地位や個人的な役職を求めたことはない。私は愛国的プロジェクトの担い手であり、これを信じる国民からによって支えられてきた。この国民が、自らの国家を維持し、自らの国家機関と自らが選んだものを最後の瞬間まで守る意志と能力を持っているを確信してきた。しかし、国家がテロの手に陥ち、何も提供できなくなってしまえば、地位というものは空虚で意味のないものとなる。それを担ってきた者がそこに留まる意味もない。これは、いかなる状況においても、シリアとその国民への真の愛国的帰属を放棄することを意味しない。それは地位や状況に左右されない確固たる帰属意識であり、シリアが自由で独立した国家として復活することへの希望に満ちた帰属である。


AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

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シリア人権監視団:旧政権の士官や「シャッビーハ」がラタキア県カルダーハ市近郊の村々で住民と会合を開き、「アラウィー派の防衛」を名目として武装蜂起を促そうとしている(2024年12月15日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構指導者でシリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)の部隊がムザイラア町一帯に部隊を展開させた。

部隊展開は前日に「前体制の残党」がムザイラア町でシャーム解放機構と共闘する国民解放戦線(シリア国民軍)所属のシャーム軍団の部隊を要撃、激しい戦闘の末にメンバー15人を殺害、多数を負傷させたことを受けたもの。

またラタキア市では、首都ダマスカスから来たと見られる覆面姿の武装集団が乗った車4台が、ファウズ社を強襲し、略奪を行うとともに、「旧体制のシャッビーハの残党」1人を連行した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団が複数の地元筋の話として、旧政権の士官や「シャッビーハ」がカルダーハ市近郊の村々で住民と会合を開き、「アラウィー派の防衛」を名目として武装蜂起を促そうとしているとの情報があると発表した。

AFP, December 15, 2024、ANHA, December 15, 2024、‘Inab Baladi, December 15, 2024、Reuters, December 15, 2024、SANA, December 15, 2024、Sham FM, December 15, 2024、SOHR, December 15, 2024などをもとに作成。

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