ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月17日付)を公開し、2月16日に難民677人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは205人(うち女性62人、子供105人)、ヨルダンから帰国したのは472人(うち女性142人、子供241人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は555,021人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者175,754人(うち女性53,121人、子ども89,931人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者379,267人(うち女性113,825人、子ども193,418人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,570,303人(うち女性1,971,091人、子供3,350,855人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は784,301人(うち女性235,604人、子供400,271人)となった。
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一方、国内避難民1,704人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは1,704人(うち女性709人、子ども611人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は53,049人(うち女性17,494人、子供22,748人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,321,645人(うち女性400,053人、子供666,514人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 17, 2020をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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