イドリブ県ザーウィヤ山地方での戦闘でシリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷(2024年8月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のジャッラーダ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士3人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍1人がバイニーン村一帯からシャーム解放機構の狙撃を受け、死亡した。

これに対して、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にるファッティ―ラ村、バイニーン村、ルワハ村、シャンナーン村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村、アターリブ市、バフフィース村を砲撃した。

AFP, August 1, 2024、ANHA, August 1, 2024、‘Inab Baladi, August 1, 2024、Reuters, August 1, 2024、SANA, August 1, 2024、SOHR, August 1, 2024などをもとに作成。

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