英国財務省の財務制裁執行局は金融制裁通知を発出し、以下の12の団体に対する制裁を解除すると発表した。
- シリア内務省(団体ID:12692)
- シリア国防省(団体ID:12691)
- 総合情報部(団体ID:12055)
- 空軍情報部(団体ID:12057)
- 政治治安局(団体ID:12054)
- 国民安全保障会議(団体ID:12693)
- 軍事情報局(団体ID:12056)
- 軍需局(団体ID:13030)
- シリア・アラブ放送テレビ機構(団体ID:12695)
- 『ワタン』グループ(団体ID:12425)
- シャーム・プレス・テレビ(団体ID:12424)
- サマー・テレビ(団体ID:12151)
これらの団体はほとんどがアサド政権崩壊とともに、アフマド・シャルア暫定政権(移行期政権)によって解体された。
制裁は、2019年シリア(制裁)(EU離脱)規則(S.I. 2019/792) 、2018年制裁マネーロンダリング防止法に基づいたもので、シリアでの民間人弾圧に関与した人物、アサド政権を支援し、利益を享受した人物に対して資産凍結を含む金融制裁を課すことを規定している。
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SANAによると、外務在外居住者省は声明を出し、英国が12団体に対する制裁を解除したことに歓迎の意を示した。
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