旬刊シリア情勢(2015年10月11~20日)

2015年10月11日(日)から20日(火)までのシリアをめぐる主な動きは以下の通り。

Contents

米国がYPGと連携するSACに弾薬を供与する一方、ダーイシュへの散発的空爆を継続

トルコ領内での「穏健な反体制派」への教練プログラムを廃止し、そのための予算をシリア国内で活動する「穏健な反体制派」への武器供与に充てることを決定した米国は、ハサカ県で活動するシリア・アラブ同盟(SAC)に50トンの弾薬を投下、供与した。

このSACへの武器供与と時を同じくして、ハサカ県で活動する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ユーフラテスの火山作戦司令室、そしてSACなどが、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市ラッカ市攻略を目的としたシリア民主軍(JSD)を結成した。

こうした動きに対し、トルコは、西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党が姉妹関係にあるとされるクルディスタン労働者党(PKK)と同じ国家安全保障上の脅威とみなし、の米国の武器弾薬がSACを経由して人民防衛隊の手にわたることに強い懸念を表明した。

また、SACへの武器供与は、西クルディスタン移行期民政局内でも軋轢を生み、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首が米国からのさらなる武器供与の可能性について言及すると、人民防衛隊はこれを「越権行為」として批判した。

さらに、米国の「穏健な反体制派」への支援策が方針転換するなか、ダーイシュなどの「テロ組織」と戦っていたはずの「穏健な反体制派」のシャーム戦線の副総司令官が「ムジャーヒディーンのニーズを保証できなくなった」として辞職した。

一方、米国主導の有志連合は、シリア北部のダーイシュ拠点などに対して散発的な空爆を繰り返したが、その規模はロシア軍の空爆には到底及ばず、「安全地帯」ではダーイシュが勢力を維持・拡大した。

(主な関連記事)

米軍はハサカ県で活動する「シリア・アラブ同盟」に弾薬50トンをパラシュートで投下(2015年10月11日)

YPGが、米軍から弾薬をパラシュート投下で供与されたSACとともに、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市攻略に向け「シリア民主軍」を結成、近く有志連合と連携して作戦を開始(2015年10月11日)

アレッポ県北部の「安全地帯」でダーイシュ(イスラーム国)と戦っている「穏健な反体制派」のシャーム戦線の副総司令官が「ムジャーヒディーンのニーズを保証できなくなった」として辞職(2015年10月12日)

有志連合がハサカ県、ラッカ県で2回の空爆を実施(2015年10月13日)

有志連合はシリア領内で8回空爆を実施(2015年10月14日)

トルコのダウトオール首相「米国が供与した武器がシリアのクルド人の手に渡ったら、その場で破壊する」(2015年10月14日)

有志連合はシリア領内で3回空爆を実施(2015年10月15日)

YPG、SACなどからなるシリア民主軍がハサカ市で記者会見(2015年10月15日)

ハリールYPG報道官が、米国からのさらなる武器供与を示唆したムスリムPYD共同党首を批判(2015年10月15日)

有志連合はシリア領内で2回空爆を実施(2015年10月16日)

米国防総省報道官「米国が投下した50トンの弾薬の一部はYPGに渡っている可能性がある」(2015年10月16日)

有志連合はシリア領内で5回空爆を実施(2015年10月17日)

有志連合はシリア領内で1回空爆を実施(2015年10月18日)

ロシア軍はシリア各地51カ所を空爆する一方、米主導の有志連合は「安全地帯」を空爆し、アレッポ市が停電(2015年10月18日)

有志連合はシリア国内で2回の空爆を実施(2015年10月19日)

有志連合はシリア国内で4回の空爆を実施(2015年10月20日)

シリア軍の失地回復

シリア軍が各地で、ダーイシュ(イスラーム国)をはじめとする反体制武装集団に対する反転攻勢を激化させ、各地で失地回復を進めた。

この反転攻勢のうち、ハマー県、ヒムス県、ラタキア県、アレッポ県、ダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県などでは、ロシア軍の空爆と連携して、以下の村々・地域がシリア軍によって制圧された。

ハマー県北部スカイク村、カフルヌブーダ町、アトシャーン村、クバイバート・アースィー村、マアルカバ村、ウンム・ハーラタイン、スカイク村、スカイク丘、サフル丘、バフサ村、フールー村、サフサーファ村。

ラタキア県北部カフルダブラ村、ジュッブ・アフマル村、カフルダブラ村、カタフ・ジャウラトバッティーフ丘、ルワイサト・ハンダク・ジャームー村。

アレッポ県:アブティーン村、ハッダーディーン村、カサーラート村、畜産農場地区、バッラース村、ザフムール丘、ダガーバート村、シャヒード丘、ジャービリーヤ村ワディーヒー村およびその周辺一帯、カダーラ村、ジュワイハ村、スバイヒーヤ村、スファイラ村、サブイーン村一帯(以上ダーイシュ以外の反体制武装集団から奪還)、自由貿易地区、サフィーラ市郊外のナアーム村、ナアーム丘、ダクワーナ村周辺一帯(以上、ダーイシュから奪還)。

ダマスカス県・ダマスカス郊外県:ジャウバル区リーマー水道会社および建物群複数カ所、ハラスター市とドゥーマー市を見下ろすすべての丘陵地帯、ハラスター市内の建物群25カ所、ヌーラ村、ナシャービーヤ町の農場地帯。

ヒムス県:ハーリディーヤ村。

また、ロシア軍との連携なく、シリア軍は、ダルアー県、クナイトラ県でも反転攻勢をかけ、クナイトラ県北部のアフマル丘、ダルアー県ダルアー市マンシヤ地区の建物群9カ所、Syriatelビル一帯、シャイフ・マスキーン市北東部の要所複数カ所を制圧した。

シリア軍は、ロシア軍の空爆開始以降、徐々にではあるが失地の回復を開始したが、戦略的要衝とされる地域、あるいは大都市を奪還するにはいたっていない。

なお、シリア軍の反転攻勢に関しては、とりわけアレッポ市南部での戦闘でイラン・イスラーム革命防衛隊戦闘員約2,000人が投入されたとの報道や、駐フマイミーム航空基地駐留ロシア軍本部が国防隊解体計画を発表したといった報道が流れ、後者に関しては、反転攻勢の中核をなすと発表されていた第4突撃軍団への再編の動きだとの観測がなされた。

(主な関連記事)

シリア軍はハマー県北部のスカイク村、ラタキア県北部のカフルダブラ村を制圧(2015年10月11日)

駐留ロシア軍本部が国防隊解体計画を発表:シリア軍の大規模テロ掃討作戦を主導する第4突撃軍団とは?(2015年10月11日)

シリア軍がアレッポ市北部、ハマー県北部、ラタキア県北部の町村を制圧(2015年10月12日)

シリア軍がアレッポ県、ダイル・ザウル県などでダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2015年10月12日)

シリア軍は「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室やヌスラ戦線との戦闘の末、クナイトラ県アフマル丘を奪還する一方、ダマスカス郊外県、アレッポ県で空爆激化(2015年10月13日)

イスラエル軍は「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室やヌスラ戦線に反転攻勢をかけるシリア軍の拠点を攻撃(2015年10月13日)

シリア軍がヒムス、アレッポ、ラッカ、ダイル・ザウルの各県でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年10月13日)

ダーイシュ(イスラーム国)はアレッポ市北部入口のシリア軍拠点複数カ所を自爆攻撃(2015年10月14日)

シリア軍がダマスカス県ジャウバル区、ダマスカス郊外県ハラスター市で新たな軍事作戦を開始(2015年10月14日)

シリア北部での地上作戦に参加するため、イラン・イスラーム革命防衛隊戦闘員数千人がシリアに到着か?(2015年10月14日)

シリア軍がヒムス県北部でも新たな軍事作戦を開始し、ヒムス県、ダルアー県、ハマー県、クナイトラ県で失地を回復(2015年10月15日)

シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ナアーム村、ナアーム丘を制圧(2015年10月15日)

シリア軍がアレッポ県東部、ハマー県東部、ヒムス県中部でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年10月16日)

シリア軍がアレッポ市南部、ダマスカス郊外県東グータ地方の失地を回復(2015年10月16日)

シリア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県、ヒムス県でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年10月17日)

シリア軍が反体制武装集団との交戦の末にアレッポ市南部のバッラース村一帯を制圧(2015年10月17日)

アレッポ県北部での空爆によりアル=カーイダの幹部でラタキア県のヌスラ戦線アミールを務めていたサナーフィー・ナスル氏ら3人が死亡(2015年10月17日)

オバマ米大統領「ロシアとは偶発的衝突を回避する以外の見解の一致はない」(2015年10月17日)

イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のソレイマーニー司令官がラタキア県、アレッポ市のイラン人、イラク人民兵を視察(2015年10月18日)

シリア軍がアレッポ市南部のワディーヒー村一帯を制圧する一方、ダルアー県ブスラー・シャーム市に向けて攻撃を開始(2015年10月18日)

シリア軍がアレッポ県、ヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年10月18日)

キューバ外務省はシリアへの派兵を否定(2015年10月18日)

シリア軍がアレッポ市南部などで進軍を続ける(2015年10月19日)

シリア軍がアレッポ市西部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続ける(2015年10月19日)

シリア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県東部などでダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年10月20日)

シリア軍と反体制武装集団がアレッポ市南部、ヒムス県北部などで攻防を続ける(2015年10月20日)

ロシア軍がシリア各地で大規模空爆を継続

ロシア軍が、1日平均で30回、多い場合で60回以上の出撃を行い、ハマー県、ヒムス県、ラタキア県、アレッポ県、ラッカ県、ダマスカス郊外県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)を含む反体制武装集団の施設を空爆した。

この空爆では、ラタキア県で米CIAが支援してきた「穏健な反体制派」の第1海外師団が標的となり、司令官が死亡した。

またこうした攻撃への報復として、ダマスカス県内のロシア大使館に、迫撃砲弾2発が着弾した。

これと関連して、トルコ領内を飛行中のトルコ軍戦闘機が、シリア国内に配備されたミサイル・システムのレーダー標準で捕捉される事件が再発、またトルコ軍はトルコ領内に進入したロシア製の無人戦闘機を撃墜した。

一方、フマイミーム航空基地に駐留するロシア軍は、空爆に関する情報を交換するためのホットラインをイスラエル軍との間に開設した。

(主な関連記事)

ロシア軍が前日に引き続きシリア各地で大規模空爆(2015年10月11日)

ロシアのプーチン大統領「空爆は合法的な政府の安定を維持し、政治的正常化に向けた状況を拡充するため」(2015年10月11日)

ロシア軍が再びシリア・トルコ国境地帯でトルコ軍戦闘機を標的としてレーダー捕捉(2015年10月11日)

ロシア軍がシリア国内53カ所で55回の空爆を実施(2015年10月12日)

ロシア軍はシリア各地の86カ所を空爆(2015年10月13日)

ダマスカスのロシア大使館に迫撃砲弾2発が着弾(2015年10月13日)

ロシアのプーチン大統領「欧米諸国は錯乱しており、自分たちの標的が何なのかを理解していない」(2015年10月13日)

駐シリア・ロシア大使はイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動の活動を「テロ以外の何ものでもない」と非難:ロシア外務省報道官「シリア国民連合は信頼も影響力も失っている」(2015年10月14日)

ロシア軍がシリア各地のダーイシュ(イスラーム国)などの拠点40カ所を空爆(2015年10月14日)

ロシア軍がダマスカス郊外県などで33回の空爆を実施(2015年10月15日)

シリア駐留ロシア軍が空爆についての情報を交換するため、イスラエル軍との間にホットライン解説(2015年10月15日)

ロシアのボグダノフ外務副大臣「ロシアはYPGを軍事支援していない」(2015年10月15日)

ロシア参謀本部のカルタポロヴ作戦部長「9月30日以降の空爆でダーイシュなどの拠点380カ所以上に600回以上の空爆を実施」(2015年10月16日)

トルコ軍が領空侵犯した所属不明の無人航空機を撃墜、米国はロシア機だと疑う(2015年10月16日)

ロシア軍がラタキア県、アレッポ県、ダマスカス郊外県などで空爆を実施(2015年10月17日)

ロシア軍はシリア各地51カ所を空爆する一方、米主導の有志連合は「安全地帯」を空爆し、アレッポ市が停電(2015年10月18日)

トルコのダウトオール首相「撃墜した無人航空機はロシア製」(2015年10月19日)

ロシア軍はシリア領内で33回の空爆を実施(2015年10月19日)

ロシア軍がラタキア県での空爆で米国など西側諸国の支援を受けた「穏健な反体制派」の第1海外師団の司令官を殺害(2015年10月20日)

ロイター通信はラタキア県での戦闘でロシア軍兵士3人が死亡したと報道、ロシア外務省はこれをただちに否定(2015年10月20日)

ロシア軍の空爆で370人が死亡、うち243人は反体制派戦闘員(2015年10月20日)

ロシア軍の空爆とシリア軍の反転攻勢に伴う戦闘激化を受け、アレッポ市南部で3万5,000人が、ダマスカス郊外県東グータ地方では900世帯が避難(2015年10月20日)

ロシア大統領府はアサド政権支援中止をめぐるサウジとの取引を否定:米ロシアがシリア領内での偶発的衝突回避にかかる措置で合意(2015年10月20日)

アサド大統領の処遇をめぐって足並みの乱れ

シリア紛争解決、とりわけアサド政権の処遇をめぐって、欧米諸国、およびサウジアラビア、トルコ、カタールといった国々の間で足並みの乱れが露呈した。

スペイン、ドイツ、そしてEU全般は、シリアの紛争を解決するうえで、アサド政権との対話が不可避だとの立場をこれまで以上に強めるとともに、米、英、そしてトルコについては、移行期間において、期限付でアサド政権の認めようとする発言が目立つようになった。

しかし、これら3カ国の姿勢は依然としてアンヴィバレントなもので、なかでもトルコは、移行期におけるアサド大統領の存続を認めようとしているとの報道がなされるなか、アサド政権、人民連合党、そしてダーイシュが結託しているといった批判を展開した。

一方、フランス、サウジアラビア、そしてカタールは、アサド政権の退陣を紛争解決に向けた政治プロセスの条件とする姿勢に固執した。

とりわけ、カタールとトルコは、ロシア軍の空爆攻勢でアル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団が劣勢を虐げられていることを受け、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などと今後の対応を協議、支援強化や新たな反体制武装集団連合「シリア解放委員会」の設置に向け準備を行っている、との報道がなされた。

(主な関連記事)

EU外相理事会はロシア空爆を非難しつつも、アサド大統領の処遇をめぐって足並みの乱れ(2015年10月12日)

サウジ・フランス首脳会談(2015年10月13日)

ドイツのメルケル首相「シリアに安定を実現するには、ロシア、地域大国を含んだ対話が必要」(2015年10月15日)

トルコのダウトオール首相「シリア政府、ダーイシュ、PYDは対トルコ国境を分割するために調整している」(2015年10月15日)

サウジアラビア・トルコ外相会談:アサド大統領退陣の必要を改めて確認(2015年10月15日)

フランスのオランド大統領「ロシア軍の空爆はアサドを救うことにはならない」(2015年10月16日)

トルコのダウトオール首相「新たな難民の波を阻止するため、アレッポ県北部に安全地帯を設置すべき」(2015年10月18日)

カタール、トルコは、アル=カーイダ系組織などの代表と協議し、シリア国民連合に代わる新たな政治・軍事組織「シリア解放委員会」設置を準備(2015年10月18日)

ケリー米国務長官はシリア紛争への対応を協議するため、米・ロシア・サウジ・ヨルダン・トルコによる会議を提案(2015年10月19日)

ロイター通信:トルコ政府は6ヶ月の期限付きでアサド大統領の在留を認める用意がある(2015年10月20日)

ヌスラ、ダーイシュがそろってロシアへの抗戦を呼びかける

ロシア軍がシリア各地で激しい空爆を行うなか、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏、そしてダーイシュ(イスラーム国)の報道官で元ヌスラ戦線の報道官でもあるアブー・ムハンマド・アドナーニー氏が、相次いで音声声明を発表、そのなかでロシア軍へのジハード、抗戦を呼びかけた。

(主な関連記事)

ヌスラ戦線指導者のジャウラーニー氏は声明で、アサド大統領とヒズブッラーのナスルッラー書記長の殺害に対して懸賞金を掛ける一方、チェチェン人にロシアへの報復を呼びかける(2015年10月13日)

ダーイシュ(イスラーム国)のアドナーニー報道官は、ヌスラ戦線に続いてロシアと米国へのジハードを主唱(2015年10月14日)

アル=カーイダ系組織、「穏健な反体制派」が合従連衡を活発化させ、ロシア軍の空爆への対処を試みる

シャーム自由人イスラーム運動に代表されるアル=カーイダ系組織と、「穏健な反体制派」と目される諸組織が、ロシア軍に対する抗戦のためとして、新たな連合組織を作るなどの動きを見せた。

(主な関連記事)

アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線が首都統一旅団大隊を吸収合併(2015年10月17日)

ハマー県でアル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」が「カフルヌブーダ作戦司令室」を結成(2015年10月19日)

アレッポのアブー・アマーラ大隊がアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動に正式加入(2015年10月20日)

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