月別アーカイブ: 2011年8月

ダマスカス郊外県、アレッポ県、ダルアー県、ヒムス県、ハマー県、イドリブ県など各地で反体制デモが行われる(2011年8月31日)

反体制運動をめぐる動き ダマスカス郊外県、アレッポ県、ダルアー県、ヒムス県、ハマー県、イドリブ県など各地で反体制デモが行われ、数十人が軍・治安部隊によって逮捕された。 ダマスカス郊外県では、空軍情報部が在米の反体制活動家 … Read More

ダマスカス郊外県、ダルアー、ヒムス、アレッポ、タドムルなど50カ所で反体制デモが実施、米財務省はシリア政府高官3名を新たに「制裁リスト」に追加(2011年8月30日)

アサド政権の動き 『シャルク・アウワト』(30日付)は消息筋の話として、反体制デモ弾圧において重要な役割を果たしているシャッビーハは、報酬の未払いが続けば「仕事」をボイコットすると脅迫していると報じた。またダマスカスに展 … Read More

暫定国民評議会の発足が発表されるも複数の反体制派個人・団体から異議が上がる、アサド大統領はロシア大統領特使のボクダノフ外務副大臣と会談(2011年8月29日)

反体制勢力の動き(足並みの乱れ) トルコの首都アンカラで政権打倒を求める活動家たちを指導するための暫定国民評議会の発足が突如として発表された。 同評議会は、94人のメンバーからなり、うち42人がシリア国内で活動している。 … Read More

シャーム民主主義人権研究センターが反体制デモ参加者に関する統計調査を公表、アサド大統領は政令第108号を発令し新情報法を施行(2011年8月28日)

反体制抗議行動に関する統計調査 国内で活動する反体制系のシャーム民主主義人権研究センター(2010年発足)は反体制デモ参加者に関する統計調査を実施し、その結果を17日付で公表した。 調査は7月1~25日に実施され、無作為 … Read More

ダマスカス県およびダマスカス郊外県で抗議行動開始以来「最大規模」の反体制デモが発生する一方、アラブ連盟和平フォローアップ委員会は緊急会合を開催(2011年8月27日)

反体制運動をめぐる動き ダマスカス県内各地区およびダマスカス郊外県各地で3月に抗議行動が始まって以来「最大」(複数の目撃者)規模とされる反体制デモが発生した。デモでは「運命の夜」の礼拝後にダマスカス県カフルスーサ区にある … Read More

「自由将校旅団」がヒムス県でシリア軍を士官らを襲撃したことを発表、ロシアは欧米諸国のイニシアティブに対抗し国連安保理でシリアに関する新たな決議案を提案(2011年8月26日)

反体制運動をめぐる動き 複数の都市で数万人が反体制デモを行った。フェイスブックの「シリア革命2100」ページはこのデモを「忍耐と貫徹の金曜日」と銘打った。 同ページの画像には、初めて「シリア革命総合委員会」のロゴが添付さ … Read More

反体制風刺画家がダマスカス県で誘拐され暴行を受ける、ロシアと中国は英国が呼びかけた国連安保理の非公式会合をボイコット(2011年8月25日)

反体制活動をめぐる動き 地元調整諸委員会などによると、反体制風刺画家のアリー・ファルザート氏が、早朝(朝2時)、治安機関とシャッビーハによって誘拐され、暴行を受けた。 地元調整諸委員会のウマル・イドリビー報道官によると、 … Read More

ダマスカス郊外県、ダイル・ザウル県、ヒムス県などでの大規模な治安作戦により死者が発生、国民調整委員会は国民評議会結成にあたっての反体制派会合をボイコットしたと発表(2011年8月24日)

反体制運動をめぐる動き シリア治安部隊は各地での反体制デモに対して発砲、少なくとも8人が殺害された。大規模な捜索活動を行い、数十人を逮捕した。 ** ダマスカス郊外県では、23日から体制打倒を求める大規模デモが続くハラス … Read More

イスタンブールで「シリア国民評議会」の発足が宣言、国連人権理事会はシリアでの人権侵害状況の調査に向けた委員会設置を定める決議を33カ国の賛成で可決(2011年8月23日)

反体制運動をめぐる動き ヒムス県では8人が軍・治安部隊の弾圧で殺害された。シリア人権監視団によると、ヒムス市グータ地区に軍・治安部隊が突入した。しかしSANAは、武装集団がヒムス県で14人の市民を誘拐、拷問の末に殺害した … Read More

国連の人権調査チームが訪問したヒムス市で発生した反体制デモへの弾圧により8人が死亡、イラク大統領は現体制を支持するとの書簡をアサド大統領に送付(2011年8月22日)

反体制運動をめぐる動き シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン所長によると、国連の人権調査チームが訪問したヒムス市で反体制デモが発生し、治安部隊とシャッビーハが発砲、犠牲者は8人にのぼった。 デモは国連人権調査 … Read More

アサド大統領が国営放送のインタビューに応じこれまでの抗議行動について語る、イラン外務省高官「米国はあからさまな介入を始めた」(2011年8月21日)

アサド政権の動き バッシャール・アサド大統領は国営のシリア・アラブ・テレビのインタビューに応じ、3月半ば以降の国内の反体制抗議行動について語った。アサド大統領がSANAのインタビューに応じるのは大統領就任以降初めて。 イ … Read More

各地でデモ隊と治安部隊の衝突が続くなか、反体制派組織「シリア国民評議会」発足の動きが生じる(2011年8月20日)

反体制デモをめぐる動き 各地で19日(金曜日)のデモでの犠牲者の葬儀が行われ、夜の礼拝後にはデモが発生した。 ** ヒムス市郊外のラスタン市で夜の礼拝後のデモに参加した人々に治安部隊が発砲、シリア人権監視団のラーミー・ア … Read More

50以上の反体制派団体が参加する「シリア革命総合委員会」が発足、ロシア外務省は西側諸国によるアサド大統領退任要求イニシアティブを拒否(2011年8月19日)

シリアの複数の都市では「勝利の吉報」金曜日と銘打って活動家がインターネット上で行った呼びかけに応じるかたちでデモが発生、数万人が午後の礼拝後に街頭で体制打倒を訴えた。バッシャール・アサド大統領による作戦停止宣言にもかかわ … Read More

オバマ米大統領が初めて明確なかたちでアサド大統領に退任を求める、英、仏、独首脳らは即日これに追従する声明を発表(2011年8月18日)

フェイスブックでシリアの反体制派が「勝利の吉報の金曜日」と銘打ったデモを呼びかけるなか、米英仏独、そしてEUがバッシャール・アサド大統領に初めて明確なかたちで退任を求めるとともに、さらなる制裁発動に動いた。また国連安保理 … Read More

アサド大統領が会見のなかで「治安と安全を回復し、武装デモを収束させる」決意を新たにする一方、シリア情勢に関する西側からの圧力の回避をめぐってロシアとイランが接近(2011年8月17日)

ラタキア市ラムル地区での軍・治安部隊の攻撃が続く一方、ヒムス市など複数の都市でも大規模な捜索が行われ活動家ら100人以上が逮捕された。また国連安保理での会合を控え、ロシア、イランがバッシャール・アサド政権への西側の圧力を … Read More

ラタキア市内各所で軍・治安部隊が激しい銃撃、英外相いわくアサド大統領は自身の正統性を「かろうじて保っている」(2011年8月16日)

戦車によるラタキア市の住宅地区への砲撃も継続され、少なくとも5人が軍・治安部隊によって殺害された。同市への攻撃はこれで4日目に入り、44人以上が死亡、数十人が負傷している。シリア革命調整連合によると、死者の中には13歳の … Read More

タルトゥース市で開催されたアサド大統領を支持する大規模集会に数十万人が参加、PLO書記長はシリア軍によるラタキア市への攻撃を「厳しく非難」(2011年8月15日)

複数の活動家、目撃者によると、ラタキア市など各地での軍・治安部隊による治安回復作戦は15日も継続され、死傷者を出した。一方、バッシャール・アサド政権内では、アレッポ県知事、放送・テレビ総合委員会(情報省所轄)委員長が交代 … Read More

ラタキア市での治安回復作戦にシリア海軍が初めて投入される、ラーマッラー市ではパレスチナ人約300人がシリア国民との連帯を求めるデモ(2011年8月14日)

バッシャール・アサド政権によるラタキア市での治安回復作戦が激化、シリア海軍が初めて投入された。こうしたなか、ダマスカス郊外県ドゥーマー市では住民がアサド大統領の「処刑」を求めた。 反体制デモをめぐる動き 複数の人権活動家 … Read More