Monthly Archives: 7月 2016

シャーム・ファトフ戦線(ヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍がアレッポ市東部の包囲解除とアレッポ市西部の包囲に向けて大規模攻撃を開始、同市南部のシリア軍拠点複数カ所を制圧(2016年7月31日)

アレッポ県では、ファトフ軍(シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団など)が、「アレッポ大血戦」の戦いと銘打って、シリア軍が包囲するアレッポ市東部の封鎖解除と、アレッ … Read More

シリア軍はハマー県、ダイル・ザウル市でダーイシュと交戦(2016年7月31日)

ハマー県では、SANA(7月31日付)によると、シリア軍がマフカル村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。 ** ダイル・ザウル県では、SANA(7月31日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区でダー … Read More

反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区の境界にシリア軍が設置した人道回廊を経由して住民160人以上が避難するなか、シリア軍、ロシア軍はアレッポ市一帯を激しく爆撃(2016年7月30日)

アレッポ県では、SANA(7月30日付)によると、シリア軍が、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部街区との境界に設置した「人道回廊」を通じて、住民数十世帯がシリア政府支配地域に退去、また東部街区で活動していた反体制 … Read More

シリア軍はアレッポ市内の西クルディスタン移行期民政局支配地域からの負傷者の搬出を妨害(2016年7月30日)

アレッポ県では、ARA News(7月30日付)は、シリア軍は西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とシリア政府支配地域を結ぶジャズィーラ通行所を封鎖、シャイム・マクスード地区からの … Read More

イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県各所をシリア軍とロシア軍が激しく爆撃(2016年7月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルタハーリーム村、サルマダー市、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町を空爆し、複数人が死傷した。 ** ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘 … Read More

ダーイシュ系組織がヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の撤退に乗じてダルアー市タスィール町一帯に進軍(2016年7月30日)

ダルアー県では、ARA News(7月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)が、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)のヤルムーク川流域一 … Read More

シリア人権監視団は10ヶ月にロシア軍の爆撃で7,457人が死亡したと発表、うち3分の2はダーイシュ、ヌスラ戦線を含む戦闘員(2016年7月30日)

シリア人権監視団は、ロシア軍がシリア領内での空爆を開始した2015年9月30日から2016年7月29日までの10ヶ月間で、ロシア軍の空爆での死者数が7,457人を記録したと発表した。 同監視団がロシア軍のシリア軍の空爆を … Read More

ヌスラ戦線と共闘してきたシャーム自由人イスラーム運動、トルコマン・イスラーム党が相次いで声明を出し、アル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称を歓迎、「革命組織」の統合を呼びかける(2016年7月30日)

イドリブ県のファトフ軍、アレッポ県の新生ファトフ軍、ラタキア県の「ヤルムークの戦い」作戦司令室を通じてシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と共闘してきたシャーム自由人イスラーム運動、イスラーム・トルクメン運 … Read More

シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の指導者ジャウラーニー氏の正体をめぐって情報錯綜(2016年7月29日)

クッルナー・シュラカー(7月29日付)は、7月28日のビデオ声明で初めて公の場に姿を現したシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の正体に関して、情報が錯綜していると … Read More

シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)は10項目からなる宗教政策を発表(2016年7月29日)

シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)は、アル=カーイダとの関係解消と組織名の変更宣言後初の声明を出し、10項目からなる宗教政策を発表した。 10項目を約言すると以下の通り: 1. コーランとスンナに基づく協 … Read More

リヤド交渉委員会はヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称を条件付きで歓迎、シリア・ムスリム同胞団は「革命を在地化するための措置」として歓迎(2016年7月29日)

リヤド最高交渉委員会は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に歓迎の意を表しつつ、「過去の過ちを正し、真の愛国的計画への統合の実現するための措置」をさらに実行する … Read More

ロシア外務省はヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に関して「自らをどう名づけようと、今までもこれからも違法なテロ組織」と一蹴(2016年7月29日)

ロシア外務省は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に関して、「テロリストがイメージを変えようとするすべての試みが無駄だと証明する必要などない。ヌスラ戦線は、彼ら … Read More

米国はヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に関して「アル=カーイダとの関係解消を宣言しても、アル=カーイダとの関係はある」「彼らは依然としてFTO(外国テロ組織)」と一蹴(2016年7月29日)

米ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に関して「その指導者たちには西側諸国に対する攻撃を行う意思が依然あると考える」と述べた。 … Read More

シリア政府はヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称を「無駄な試み」と非難する一方、ダーイシュと有志連合による民間人を巻き込んだ攻撃を非難(2016年7月29日)

シリア政府は声明を出し、有志連合と「テロ組織」による民間人、経済・福祉インフラを標的とした攻撃を厳しく非難するとともに、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に関して「自らの … Read More

シリア軍、ロシア軍がアレッポ市東部を断続的に爆撃するなか、同地の反体制武装集団は安全回廊を経由した住民の退避を阻止(2016年7月29日)

アレッポ県では、AFP(7月29日付)によると、シリア軍の包囲を受け反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市東部および同市北部のライラムーン地区では、戦闘機(所属明示せず)が朝8時から断続的な空爆を行った。 同地の住民は空 … Read More

ダーイシュはマンビジュ市北西部のブワイル村で民間人24人を処刑する一方、有志連合は同地に近いガンドゥール村を爆撃し、民間人28人を殺害(2016年7月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市北西部に位置するブワイル村に突入し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦の末、同地を制圧 … Read More

デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「アレッポ市東部への人道支援は我々の仕事」(2016年7月29日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が28日にアレッポ市東部に対して「大規模な人道作戦」を行うと発表したことに関して、「ロシアが(人道上局を改善する)用意があることを … Read More

ケリー米国務長官「アレッポ市でのロシアの人道支援策にごまかしがあれば、両国の協力関係は崩壊する」(2016年7月29日)

ジョン・ケリー米国務長官は、シリア軍によるアレッポ市東部の包囲に関して、「アレッポ市でのロシアの人道支援策にごまかしがあれば、(米国とロシアの)協力が完全に崩壊する脅威となるだろう」と牽制した。 ** フランス外務省報道 … Read More

ロシア国防省次官「我々はテロリストが人質にとっている住民や武器を棄てた人々に支援を届けるため何でも行う用意がある」(2016年7月29日)

ロシア国防省のアナトリー・アントノフ次官は、「アレッポ市におけるロシアのオペレーションは純粋に人道的なものだ…。我々はテロリストが人質にとっている住民や武器を棄てた人々に支援を届けるため何でも行う用意がある」と述べた。 … Read More

米主導の有志連合は28日にダーイシュが籠城するマンビジュ市に対して過去最大規模の爆撃を実施したと発表(2016年7月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月28日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。 同発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア … Read More

ロシアのショイグ国防大臣はシリア軍の包囲を受け反体制派が籠城するアレッポ市東部に対して「大規模な人道作戦」を行うと発表(2016年7月28日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、アレッポ市東部に対して「大規模な人道作戦」を行うと発表した。 同大臣によると、アレッポ市東部と外界を結ぶ第4の人道回廊が近く、アレッポ市北部のカースティールー街道に設置され、「武装集 … Read More

米中央軍のオースティン司令官「ヌスラ戦線はたとえ名前を変えたとしても、アル=カーイダの一派で有り続ける」(2016年7月28日)

米中央軍司令官のロイド・オースティン陸軍大将は、シャームの民のヌスラ戦線がアル=カーイダとの関係解消を発表したことに関して、「ヌスラ戦線はたとえ名前を変えたとしても、アル=カーイダの一派で有り続ける」と述べた。 ARA … Read More

シリア国営通信は、ヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消と「シャーム・ファトフ戦線」への改称に関して「ヌスラ」がヴァージョン・アップした最新版で「ファトフ」という名はカタールがおそらく選んだものだ」と酷評(2016年7月28日)

SANA(7月28日付)は、ヌスラ戦線によるアル=カーイダとの関係解消と改称に関して次のように伝えた。 「テロリストであるジャウラーニーが(組織の)名前を変えたが、「ファトフ」という名前を選んだことで、事実を認める罠に自 … Read More

サウジアラビア、カタール、トルコが支援するイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動は、ヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消に歓迎の意を表明(2016年7月28日)

リヤド最高交渉委員会に参加し、サウジアラビアが支援するイスラーム軍はイスラーム・アッルーシュ報道官を通じて声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消に関して、「シリア国民の利益に資する」「この関係解 … Read More

アル=カーイダ総司令部のアブー・ハイル副指導者はヌスラ戦線による関係解消演説の数時間前に音声声明でこれを是認(2016年7月28日)

アル=カーイダ総司令部の副指導者アフマド・ハサン・アブー・ハイル氏は、シャームの民のヌスラ戦線のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏のビデオ声明発表の数時間前に、同戦線の広報機関マナーラ・バイダーを通じて音声声明(htt … Read More

ヌスラ戦線がアル=カーイダとの関係を解消:米国とロシアの爆撃回避と「地域諸国」からの資金獲得が目的か?(2016年7月28日)

シャームの民のヌスラ戦線の最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏はビデオ声明を発表、そのなかでアル=カーイダとの関係を解消し、組織名をシャーム・ファトフ戦線に解消すると発表した。 ジャウラーニー氏が公の場で顔を晒 … Read More

YPG主体のシリア民主軍は有志連合の爆撃支援を受け、マンビジュ市でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯を空爆、また同地では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が … Read More

シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を完全制圧(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権民兵、アラブ系・アジア系の民兵が27日夜から28日朝にかけて、アレッポ市北部のバニー・ザイド地区を総攻撃するとともに、ロシア軍とシリア軍の戦闘機、ヘリコプターが同 … Read More