月別アーカイブ: 2016年4月

レバノン軍ヘリコプターが対シリア国境地帯で反体制武装集団の野戦病院を爆撃(2016年4月30日)

ARA News(5月1日付)によると、レバノン軍ヘリコプター複数機がベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外の無人地帯(シリア国境近く)で反体制武装集団の野戦病院を空爆し、救急車輌の搭乗スタッフ2人を殺害した。 AFP … Read More

シリア人権監視団は爆撃による犠牲者のみを抽出し、過去7ヶ月間で5,799人が死亡したと発表するも、抽出方法は不明(2016年4月30日)

シリア人権監視団は、ロシア軍がシリア領内での空爆を開始した2015年9月30日から2016年4月30日までの7ヶ月間の空爆による死者数が5,799人に上ったことを確認したと発表した。 5,799人の内訳は、シリア人の民間 … Read More

東グータ地方でイスラーム軍を襲撃したラフマーン軍が停戦を申し出る(2016年4月30日)

ラフマーン軍団は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方で28日から続くイスラーム軍との戦闘に関して停戦を受諾し、独立法廷に審判を委ねるとの方針を明らかにした。 AFP, April 30, 2016、AP, April … Read More

カーミシュリー市(ハサカ県)で西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ検問所を狙った自爆攻撃が発生(2016年4月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市ハリージュ地区にある西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ検問所が自爆攻撃を受け、アサーイシュ隊員6人が死亡、少なくとも5人が負傷した。 クッルナー・シュラカー( … Read More

アレッポ市内ではシリア軍ないしはロシア軍によると思われる爆撃で6人死亡する一方、ヌスラ戦線と共闘する反体制派の砲撃で25人が死亡(2016年4月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域(ブスターン・カスル地区、バーブ・ナイラブ地区、カッラーサ地区、ハラク地区、バーブ街道地区など)にシリア軍ないしはロシア軍と思われる戦闘機が … Read More

シリア軍はダイル・ザウル市一帯、スフナ市(ヒムス県)のダーイシュ拠点を爆撃(2016年4月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ハミーディーヤ地区、ガッサーン・アッブード交差点一帯、工業地区、労働者住宅地区、ジャフラ村、ジュナイナ村を空爆し、女 … Read More

ハワール・キリス作戦司令室がアレッポ県北西部でダーイシュと戦闘の末にタッル・シャイール村を制圧(2016年4月30日)

アレッポ県では、ARA News(4月30日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室が県北西部のトルコ国境地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、タッル・シャイール村を制圧した。 AFP, April 30, 2016 … Read More

ロシアのガティロフ外務次官「シリア大統領にテロリストに対する軍の作戦を停止するように求めることなどできない」(2016年4月30日)

ロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官は、「講和規定」の対象地域からアレッポ市が除外されていることに関して記者団に対して「ロシアはテロリストに対してだけ軍事作戦を行っている。我々はシリア大統領にテロリストに対する軍の作 … Read More

米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年4月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。 このうちシリア領内での空爆は7回で、フール町近郊(2回)、マンビジュ市近郊(1回) … Read More

シリア軍は米・ロシアの合意に従い「テロリストによる民間人攻撃抑止」のため、ダマスカス県一帯、ラタキア県北部で24~72時間の「講和状態」の実施を宣言(2016年4月29日)

シリア軍総司令部は声明を出し、一部テロ組織による民間人への攻撃の口実を排除するため、30日早朝から「講和規定」の実施を始めると発表した。 「講和規定」の対象となるのは、ダマスカス郊外県東グータ地方、ダマスカス県、ラタキア … Read More

アレッポ市で、シリア軍の爆撃で子供1人が死亡する一方、ヌスラ戦線は金曜礼拝後のモスク一帯を砲撃し、16人が死亡(2016年4月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市カーティルジー地区、マシュハド地区、スッカリー地区、ブスターン・カスル地区を空爆し、子供1人が死亡した。 またAFP(4月29日付)によると、ア … Read More

ハワール・キリス作戦司令室がアレッポ県のトルコ国境地帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年4月29日)

アレッポ県では、ARA News(4月28日付)によると、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団などからなるハワール・キリス作戦司令室は、トルコ国境地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、カサージク村を制圧した。 ** … Read More

ロシアのボロダフキン駐ジュネーブ国連大使「シリア軍はダーイシュの支配下にあるラッカ県とダイル・ザウル県で軍事作戦を準備している」(2016年4月29日)

ロシアのアレクセイ・ボロダフキン駐ジュネーブ国連大使は、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるラッカ県およびダイル・ザウル県の前線で、ロシア軍の支援のもとに軍事作戦を行う準備を進めていることを明らかにした。 … Read More

米軍主導の有志連合はシリア領内で6回の爆撃を実施(2016年4月28日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月28日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。 このうちシリア領内での空爆は6回で、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(5回)に … Read More

ダーイシュの元ワーリー(執政官)がジュネーブ3会議に国内の反体制派代表として参加していたことが判明(2016年4月28日)

ナーティク・ネット(4月28日付)は、軍事情報局の工作員でダーイシュ(イスラーム国)の元ワーリー(執政官)のマーヒル・アフマド氏が、ジュネーブ3会議第3ラウンドで、シリア国内からの反体制派代表団(フマイミーム・グループ) … Read More

ダマスカス郊外県で、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団がイスラーム軍の拠点、幹部宅を襲撃(2016年4月28日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(4月28日付)によると、東グータ地方のザマルカー町、ジスリーン町、ミスラーバー市、ハムーリーン村、アイン・タルマー村、カフルバトナー町にあるイスラーム軍の拠点や幹部の自宅を、ラフマ … Read More

ロシア国防省は国境なき医師団が支援するアレッポ市内反体制派支配地域のクドス病院爆撃への関与を否定(2016年4月28日)

ロシア国防省は、アレッポ市スッカリー地区のクドス病院に対する26日の空爆に関して、ロシア軍が空爆したとの一部報道を否定した。 クドス病院は、国境なき医師団が支援する病院の一つで、シリア人権監視団によると、同病院への空爆で … Read More

アレッポ県北部ではトルコ軍の越境砲撃を続けるなか、ダーイシュはトルコ軍戦車を破壊したと発表(2016年4月28日)

アレッポ県では、『ハヤート』(4月29日付)によると、トルコ軍が県北西部に越境砲撃を行い、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員11人を殺害した。 また、ARA News(4月29日付)によると、トルコ軍の越境砲撃支援を受ける … Read More

アレッポ市でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などが主導する反体制派の砲撃で33人が、またシリア軍の爆撃・砲撃が31人死亡、アレッポ県北西部での戦闘でもYPG主体のシリア民主軍戦闘員11人、反体制派戦闘員53人が死亡(2016年4月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市内の反体制武装集団支配地域(ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、スッカリー地区、ハイダリー地区、ブアイディーン地区、ジュルーム地区、バーブ街 … Read More

親政権日刊紙『ワタン』社説「汚らわしいテロからアレッポ全土を解放する戦いが始まる時が来た」(2016年4月28日)

『ワタン』(4月28日付)は、社説で「汚らわしいテロからアレッポ全土を解放する戦いが始まる時が来た…。シリア・アラブ軍が総力を動員し、同盟者とともに決戦を準備していることを隠す者などいない」と伝えた。 同紙によると、シリ … Read More

シリア外務省は「武装テロ組織」によるアレッポ市街地への無差別砲撃を非難する書簡を国連に提出(2016年4月28日)

シリア外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送付、そのなかでアレッポ市内の住宅地に対して連日続けられる反体制武装集団の無差別砲撃の実態を報告した。 書簡では、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イ … Read More

アサド大統領はシリアを訪問中のリチャード・ブラック米上院議員と会談(2016年4月28日)

アサド大統領はシリアを訪問中のリチャード・ブラック米上院議員とダマスカスで会談し、シリア国内情勢などについて意見を交わした。 SANA(4月28日付)によると、会談で、アサド大統領は、シリア国内外で続いている「テロには国 … Read More

米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年4月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月27日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。 このうちシリア領内での空爆は7回で、アイン・イーサー市近郊(1回)、マーリア市近郊 … Read More

デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はISSGに交渉と停戦継続に向けた支援を呼びかける(2016年4月27日)

国連安保理はニューヨークでシリア情勢に関する非公式会合を開き、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表がジュネーブからテレビ会議システムを通じて参加し、ジュネーブ3会議第3ラウンドの報告を行い、ISSG(国際 … Read More

アレッポ市スッカリー地区(反体制派支配地域)の病院が爆撃を受け15人が死亡する一方、ヌスラ戦線が主導する反体制派はアレッポ市内のシリア政府支配地域を砲撃し3人が死亡(2016年4月27日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月27日付)によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市スッカリー地区のクドス病院を空爆し、ムハンマド・ムアーッズ医師ら医療スタッフを含む15人が死亡した。 しかし、ARA News(4 … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)はトルコ軍の越境砲撃にもかかわらずアレッポ県北西部で勢力を拡大(2016年4月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、トルコ軍の越境砲撃や米軍主導の有志連合の空爆による支援を受けるハワール・キリス作戦司令室と北西部国境地帯で交 … Read More

ロシアはリヤド最高交渉委員会を離反したシャーム自由人イスラーム運動とイスラーム軍を国際テロ組織に指定するよう国連テロ対策委員会に提案(2016年4月27日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワで国防省が開催した国際安全保障会議で、シリア情勢について触れ、ロシアが「事態に現実的に対処している唯一の外国当事者」と位置づけたうえで、「シリア政府との調整のもとに行われてい … Read More

米軍主導の有志連合はシリア領内で爆撃を実施せず(2016年4月26日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月26日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。 空爆はすべてイラク領内で行われ、シリア領内では空爆は実施されなかった。 CENTC … Read More

ダーイシュがハサカ県南部でYPG主体のシリア民主軍に有毒ガスを使用(2016年4月26日)

ハサカ県では、ARA News(4月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシャッダーディー市近郊のターカ村に対して有毒ガスを装填した砲弾で攻撃を行い、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG … Read More