月別アーカイブ: 2014年10月

諸外国の動き:外国人戦闘員が月1,000人のペースでシリア、イラクに入国(2014年10月31日)

『ワシントン・ポスト』(10月31日付)は、米諜報機関高官の話として、米国など有志連合による空爆にもかかわらず、毎月1,000人の外国人戦闘員がシリアとイラクに潜入し、ダーイシュ(イスラーム国)に加わっていると報じた。 … Read More

レバノンの動き:北部県で武装集団摘発(2014年10月31日)

ナハールネット(10月31日付)によると、北部県トリポリ市スーク・ハドラー地区で、レバノン軍がレバノン人8人とシリア人6人を逮捕、武器弾薬を押収した。 またNNA(10月31日付)によると、レバノン軍は北部県アッカール郡 … Read More

イスラーム国をめぐる動き:「自由シリア軍」、武器配給を受けられずアイン・アラブからトルコに帰国(2014年10月31日)

アレッポ県では、ARA News(10月31日付)がアイン・アラブ市内の信頼できる複数の消息筋の話として、28日にトルコから同市内に入った「自由シリア軍」戦闘員14人が、現地での武器配給を受けられずトルコに帰国した、と報 … Read More

シリア国内の暴力:イドリブでヌスラ戦線とシリア革命家戦線(穏健な反対派)の戦闘続く(2014年10月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサーからなるジハード主義武装集団が、シリア革命家戦線とダイル・サンバル村一帯で交戦した。 ダイル・サンバル村はシリア革命家戦線の拠点。 こ … Read More

諸外国の動き:ヘーゲル米国防長官、「爆撃はアサドを利する」(2014年10月30日追記)

チャック・ヘーゲル米国防長官は記者会見で、米国など有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた空爆に関して「アサドを利することになる」と述べた。 『ハヤート』(11月1日付)などが伝えた。 ** 『ガーディアン』 … Read More

シリア反体制勢力の動き:国民評議会が米国などによるシリア爆撃を非難/国民連合暫定政府閣僚らの給与半額に(2014年10月30日追記)

シリア国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立所属)は声明を出し、イドリブ県アービディーン避難民キャンプに対するシリア軍の空爆(29日)に関して、ダーイシュ(イスラーム国)掃討をめざす米軍など有志連合の「戦闘機がなぜシリ … Read More

諸外国の動き:イスラーム国戦闘員志願の日本人大学院生に関する捜査続く(2014年10月30日)

『毎日新聞』(10月30日付)は、北海道大学大学院の男子学生(26歳)が、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員になるためシリアへの渡航を計画した事件で、学生が警視庁公安部の事情聴取に対し、「渡航を仲介した元大学教授から、イ … Read More

シリア国内の暴力:各地での戦闘続く(2014年10月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯を「樽爆弾」などで空爆した。 またハラスター市では、ウンマ軍に所属する武装集団の司令官が武装集団の襲撃を … Read More

イスラーム国をめぐる動き:ダーイシュ女性部隊30人がラッカへの米軍の爆撃で死亡(2014年10月30日)

クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、米国など有志連合は、29日から30日にかけてラッカ市の「アレッポ州大使館」、旧検閲査察委員会ビル、旧政治治安部ビルなど、ダーイシュの主要拠点を空爆した。 同サイトによると … Read More

シリア政府の動き:外務省はペシュメルガのアイン・アラブ入りに関して、トルコの主権侵害と非難(2014年10月30日)

外務在外居住者省は、アレッポ革命軍事評議会前議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐率いる反体制武装部隊(自由シリア軍)やイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員のアイン・アラブ市への進軍に関して声明を出し、 … Read More

シリア反体制勢力の動き:シャームの鷹師団、ヌスラ戦線とシリア革命家戦線の衝突をめぐって中立を宣言(2014年10月30日)

シャームの鷹旅団のアフマド・イーサー氏(アブー・イーサー)は、イドリブ県、アレッポ県でのシャームの民のヌスラ戦線とシリア革命家戦線の衝突に関して、「シリア北部の内乱を収束」させたいとの意思を表明し、「完全なる中立」を宣言 … Read More

レバノンの動き:大統領選挙再び延期(2014年10月29日)

ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、大統領選挙(第2回投票)のための臨時会(15回目)が定足数に達しなかったことを受け、会合を11月19日に再び延期すると決定した。 臨時会に出席した議員は54人だけだった。 ** ナビーフ … Read More

シリア国内の暴力:ダーイシュがシャーイル油田(ヒムス)を再び襲撃(2014年10月29日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が28日晩にシャーイル・ガス田を襲撃、警備員、国防隊隊員ら30人を殺害し、油田2カ所と丘陵地帯を占拠した。 これに対して、シリア軍を砲撃し、ダーイシュと交 … Read More

シリア国内の暴力:ヌスラ戦線と「穏健な反体制派」の衝突続く(2014年10月29日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月29日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線とハズム運動(いわゆる「穏健な反体制派」)は、アレッポ市を中立化し、同地での戦闘を行わない旨合意した。 しかし、ロイター通信(10 … Read More

アイン・アラブ市をめぐる動き:アカイディー大佐率いる戦闘員がトルコからアイン・アラブ入り(2014年10月29日)

アレッポ県では、トルコ地元匿名筋によると、「自由シリア軍」を名乗る戦闘員約150人が28日深夜から29日早朝にかけて、武器を携行して西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を支援するため、ミュルシトプナル市の国境通行所を通 … Read More

最新論考「世界80カ国から集まる戦闘員:「イスラム国」は爆撃国が育てた」(Wedge)

髙岡豊(中東調査会上席研究員)「世界80カ国から集まる戦闘員:「イスラム国」は空爆国が育てた」 Wedge、2014年10月28日 これまで「イスラム国」を放任し、成長させてきた国が焦りをみせている。2014年8月、アメ … Read More

諸外国の動き:トルコ首相、クルド人によるアイン・アラブ支配に疑義(2014年10月28日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、BBC(10月28日付)にインタビューに応じ、アイン・アラブ市情勢に関して、「穏健な反体制派」が同地を実効支配することが望ましいと述べ、西クルディスタン移行期民政局による同市の実効支 … Read More

米軍などによるシリア爆撃(2014年10月28日)

米中央軍によると、米国など有志連合は、アイン・アラブ市一帯を4度にわたって空爆し、ダーイシュ部隊、拠点などを殲滅・破壊した。 シリア人権監視団によると、米軍などの空爆は、アイン・アラブ市近郊のスーク・フール地区に対して行 … Read More