Monthly Archives: 10月 2012

「シリアにおける移行期間運営、未来のためのビジョン構築」大会が閉幕、アレッポ県では民主統一党民兵がクルド人離反兵からなるユースフ・アズマ大隊と交戦(2012年10月31日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、SANA(10月31日付)によると、サイイダ・ザイナブ町で、ゴミ袋に入れられた爆弾が爆発し、11人が死亡、数十人が負傷した。 またムウダミーヤト・シャーム市では、車に仕掛けられた爆弾が爆 … Read More

軍がダマスカス県内での初の空爆を実施するなか、アレッポ県アイン・アラブ市ではシリア・クルド国民評議会支持者らが民主統一党の実効支配に対する抗議デモを行う(2012年10月30日)

国内の動き アントゥーン・マクディスィー外務在外居住者省報道官は、トルコのダウトオール外務大臣の発言に関して、トルコおよび湾岸諸国がシリア国内での暴力停止をめざす国連の決議に反して、シリアの安定と治安を乱し、トルコ国民を … Read More

シリア・クルド国民評議会のアレッポ支部およびアフリーン支部は声明を出し、西クルディスタン人民議会との協力活動を停止すると発表(2012年10月29日)

国内の動き シリア外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に書簡を提出、そのなかでイード・アル=アドハーの休戦下でダマスカス県ダッフ・シューク地区などで発生したテロ事件への非難決議の採択を求めるとともに、シリア国内へ … Read More

アレッポ県アフリーン市で「自由シリア軍北の嵐旅団」が民主統一党の検問所を制圧、しかし同軍サラーフッディーン・アイユービー大隊は声明のなかで「自由シリア軍と民主統一党の関係が良好」と明かす(2012年10月28日)

国内の暴力 シリア軍・武装部隊総司令部は声明を出し、武装テロ集団が休戦違反を続けている、と発表した。 声明によると、反体制武装勢力は、ダマスカス郊外県カラムーン山地一帯、アルトゥーズ町、ジャブアディーン町、ハラスター市、 … Read More

アレッポ市で自由シリア軍と人民防衛隊の間で戦闘が発生、ハサカ県ではクルド人約300人が自由シリア軍によって拉致されるもその後解放(2012年10月27日)

国内の暴力 シリア軍・武装部隊総司令部は声明を出し、武装テロ集団が26日に続き、27日も休戦違反を続けている、と発表した。 同声明によると、反体制武装勢力は、ダマスカス郊外県のドゥーマー市、ハラスター市、フーシュ・アラブ … Read More

各地で「武装テロ集団」が前日に発表された軍の休戦宣言に違反するかたちで攻撃を実施、アサド大統領がダマスカス県のアクラム・モスクでイード・アル=アドハーの礼拝を行う(2012年10月26日)

国内の暴力 シリア軍・武装部隊総司令部は声明を出し、25日の軍による休戦宣言に明確に違反するかたちで、「武装テロ集団」が各地の軍拠点への攻撃を敢行した、と発表した。 同声明によると、「武装テロ集団」(自由シリア軍)は午前 … Read More

軍武装部隊総司令部がイード・アル=アドハーにあたる10月26日朝から29日まで軍事作戦を停止すると発表、アレッポ市では反体制武装勢力が進軍し「アシュラフィーヤ地区の北部を制圧」(2012年10月25日)

イード・アル=アドハーの休戦をめぐる動き 軍武装部隊総司令部は声明を出し、ブラーヒーミー共同特別代表の休戦案するかたちで、イード・アル=アドハーにあたる10月26日朝から29日まで軍事作戦を停止すると発表した。 同声明に … Read More

ダマスカス郊外県で「イスラーム旅団」が子供を含む25人を惨殺したとされるなか、シリア政府と「ほとんど」の反体制武装勢力がイード・アル=アドハーの休戦を受け入れたと報じられる(2012年10月24日)

イード・アル=アドハー(10月26~29日)の休戦案をめぐる動き アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はアラブ連盟(カイロ)で、シリア政府と「ほとんど」の反体制武装勢力と在内の反体制組織の幹部がイード・アル=アドハーの休 … Read More

アサド大統領が2012年10月23日以前の重犯罪者への恩赦を決定、米大統領選挙の第3回討論会ではオバマ大統領とロムニー共和党候補がシリア情勢をめぐって意見を戦わせる(2012年10月23日)

国内の動き アサド大統領は政令第71号を発令し、2012年10月23日以前の重犯罪者への恩赦を決定した。 同政令は、死刑を無期懲役刑に、無期懲役刑および無期刑を懲役20年に減刑することを定めている。 ただし、武器麻薬密輸 … Read More

イドリブ県で軍・治安部隊がヌスラ戦線・反体制武装勢力と激しく交戦、民主統一党がトルコのアレヴィー派戦闘員から有事の際に対トルコ戦に参加するとの合意を取り付ける(2012年10月22日)

国内の動き 『クッルナー・シュラカー』(10月22日付)は、大統領府筋の話として、アスマー・アフラス大統領夫人が先週、特別機でUAEのアブダビを訪問、ダマスカスに戻ったと報じた(未確認情報)。 同消息筋によると、この訪問 … Read More

ダマスカス県を含む複数県で車爆弾によるテロが発生しいずれも死傷者を生む、一方ベイルートではハサン内務治安軍総局情報課長の国葬が執り行われ「数千人」が参列(2012年10月21日)

国内の動き アサド大統領がダマスカスを訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談した。 ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、記者団に対して、「私と大統領が何を話したかは述べない。この問題(イード・アル=アドハーの … Read More

ムアッリム外相がブラーヒーミー共同特別代表と会談、レバノンではミーカーティー首相がハサン内務治安軍総局情報課長の暗殺を防げなかった責任から辞意を表するも慰留される(2012年10月20日)

国内の動き ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表とダマスカスで会談した。 会談後に外務在外居住者省が発表した声明によると、両者の会談は「建設的」で、地域情勢や国連の人道活動などに … Read More

シャームの民のヌスラ戦線が9月から10月にかけてシリア北部で発生した3件のテロの犯行を主張、レバノンでは内務治安軍総局情報課長のウィサーム・ハサン大佐を含む8人が爆弾テロによって死亡(2012年10月19日)

国内の暴力 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、軍がワーディー・ダイフ地点に近いタッルミンス村、マアッル・シャムサ村に展開する反体制武装勢力を空爆した。 またワーディー・ダイフ地点攻略で、反体制武装勢力の戦闘員1人 … Read More

アレッポ県では軍・治安部隊が反体制武装勢力の「浄化」を継続、一方イドリブ県では反体制武装勢力とシャームの民のヌスラ戦線が共闘しワーディー・ダイフ基地を迫撃(2012年10月18日)

国内の暴力 アレッポ県では、SANA(10月18日付)によると、アターリブ市、サフィーラ市、マンスーラ村、カフル・ハラブ村、バヤーヌーン町、シャイフ・サルマーン市、マーリア市、アレッポ市旧市街各所などで、軍・治安部隊が反 … Read More

クルド民族主義政党および調整17団体はシリア国民評議会組織改編のイニシアチブに与せず、英紙ではイラク人戦闘員が反体制武装勢力掃討のために戦闘に参加していると報じられる(2012年10月17日)

国内の動き シリアの外務在外居住者省は声明を出し、EUによる追加制裁発動に関して、国民とその糧を標的たもので、法的、道徳的根拠を欠く、と批判した。 ** SANA(10月17日付)は、ダマスカス郊外県とアレッポ県での「最 … Read More

シリア国内の反体制武装組織「数十団体」が「合同軍事司令部」を発足することで合意したと報じられる(2012年10月16日)

国内の動き アサド大統領は2012年政令第379号を発し、第10期人民議会議員補欠選挙の投票を12月1日に実施することを決定した。 補欠選挙が実施される選挙区、定数は以下の通り。 1. ハマー県A部門(労働者・農民代表) … Read More

アレッポ市北部のダウワール・シーハーン検問所で軍・治安部隊と反体制武装勢力が交戦するなか、シリア軍が反体制武装勢力弾圧にクラスター爆弾を使用したとの一部報道を否定(2012年10月15日)

国内の動き アサド大統領は2012年大統領決定第18号を発し、反体制武装勢力から奪還したアレッポ市の修復を目的とするウマイヤ・モスク保存修復委員会を設置、ムハンマド・ワヒード・アッカード・アレッポ県知事を委員長に任命した … Read More

シリア軍がアレッポ市のウマイヤ・モスクをタウヒード旅団から奪還、ブラーヒーミー共同特別代表がイランを訪問しアフマディーネジャード大統領を含む同国政府高官らと会談(2012年10月14日)

国内の暴力 アレッポ県では、シリア軍が声明を出し、アレッポ市旧市街のウマイヤ・モスクをタウヒード旅団(自由シリア軍)から奪還したと発表した。 奪還作戦では、火災(13日)が発生し、モスクが部分損壊した。 http://w … Read More

反体制武装勢力がマアッラト・ヌウマーン市付近で進軍する軍・治安部隊の車列を迎撃、エルドアン首相が「拒否権の悪しき行使がシリアでの問題解決を妨げている」としてロシアおよび中国を批判(2012年10月13日)

国内の暴力 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市の南約12キロに位置するヒーシュ村で反体制武装勢力が、ハマー方面から進軍する軍・治安部隊の車列を未明に迎撃した。 この迎撃に際して、反体制武装 … Read More

イドリブ県内のワーディー・ダイフ基地周辺で軍・治安部隊が反体制武装勢力が激しく交戦、またシリア軍がヒムス県の対レバノン国境地帯に地対空ミサイルを配備(2012年10月12日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(10月12日付)は、イスラーム情報監視団(ロンドン)からの情報として、エジプトのスエズ県の「人民抵抗」の指導者として知られるジハード主義者の一人ハーフィズ・サラーマがトルコ経由で10日晩に … Read More

反体制武装勢力がダマスカス・アレッポ街道を約5キロにわたって制圧するなか、ヒズブッラーのナスルッラー書記長が「シリア国内で戦闘員を派遣している」との一部情報を否定(2012年10月11日)

国内の暴力 イドリブ県では、『ハヤート』(10月12日付)など各紙が、複数の活動家・目撃者の話として、反体制武装勢力がマアッラト・ヌウマーン市に近いダマスカス・アレッポ街道を約5キロにわたって制圧した、と報じた。 また反 … Read More

軍・治安部隊と反体制武装勢力がイドリブ県内の各市をめぐって激しい攻防戦を展開する一方、トルコ・ハタイ県の国境付近にシリア領から発射された迫撃砲数発が着弾(2012年10月10日)

シリア政府の動き シリア外務在外居住者省のジハード・マクディスィー報道官は記者会見で、潘基文国連事務総長に対して書簡を送り、そのなかで武装集団に資金・武器支援、教練を行っている国の活動停止を遵守させるための使節団を派遣す … Read More

ヌスラ戦線が前日発生したハラスター市の空軍情報部へのテロの犯行を主張、クルド国民評議会がイラクで軍事教練されたクルド人避難民を活動に導入することを拒否することで合意(2012年10月9日)

国内の動き アサド大統領は2012年政令第358号を発し、サッターム・ジャドアーン・ダンダフを駐イラク大使に任命、同日中に認証式を行った。 ** 進歩国民戦線加盟政党による「政治対話と国民和解は治安と安定回復への我々の道 … Read More

シリア国民評議会事務局長がアサド大統領退任後にシャルア副大統領が「政治的役割を果たすことに反対しない」と発言、サウジアラビアとカタールがシリアの反体制武装勢力への重火器の供与を停止したと報じられる(2012年10月8日)

シリア政府の動き 『ハヤート』(10月8日付)はインターネット版速報で、リヤード・ハッダード駐露シリア大使が、ヒムス県で反体制武装勢力がフサーム・アサド(大統領の甥)を拘束したとの報道を否定した、と報じた。 ** 『クッ … Read More

軍・治安部隊がダマスカス郊外県クドスィーヤー市およびハーマ町の「浄化」を完了、カタールのブン・ジャースィム首相がバッラー大隊による人質殺害予告を自重するよう呼びかけ(2012年10月7日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、SANA(10月7日付)によると、軍・治安部隊がクドスィーヤー市、ハーマ町で反体制武装勢力の「浄化」を完了した。 一方、シリア人権監視団によると、軍によって射殺された男の遺体10体が発見 … Read More

アサド大統領が第4次中東戦争戦勝記念日に合わせて無名戦士廟を訪問するなか、自由シリア軍(バッラー大隊)がイラン人巡礼者48人を人質にシリア軍のグータ地方からの撤退を求める(2012年10月6日)

シリア政府の動き アサド大統領は、第4次中東戦争戦勝記念日に合わせて、カシオン山中腹にある無名戦士廟を訪れ、献花した。 ファフド・ジャースィム・フライジュ国防大臣ら、軍幹部が同行した。 ** ファフド・ジャースィム・フラ … Read More

ダマスカス郊外県で反体制武装勢力がシリア空軍のヘリコプターを撃墜、シリア国民評議会事務局長は記者会見で近く評議会の構成を改編すると発表(2012年10月5日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、各紙によると、反体制武装勢力が、グータ地方で空爆を行っていたシリア空軍のヘリコプターを撃墜、サクバー市に墜落した。 シリア革命総合委員会によると、ヘリコプターに乗っていた兵士(4人)が墜 … Read More

ダマスカス郊外県クドスィーヤー市で発生した「爆弾テロ」により共和国護衛隊メンバー21人が殺害される、国連安保理はシリア軍によるトルコ領内への砲撃を「もっとも強い調子」で非難(2012年10月4日)

シリア政府の動き シリアの外務在外居住者省は、国連安保理議長と事務総長に書簡を送付、そのなかでアレッポ市での同時爆破テロの被害およびアル=カーイダの一派であるシャームの民のヌスラ戦線の犯行だったことを報告、国際社会に対し … Read More

アレッポ市内でヌスラ戦線による連続爆弾テロが発生し多数が死亡、トルコではシリア領内からの越境砲撃により死傷者が発生しシリア側が謝罪(2012年10月3日)

アレッポ市での連続爆破テロ アレッポ県では、SANA(10月3日付)によると、アレッポ市内で反体制武装勢力による3件の爆弾テロが発生し、34人が死亡、122人が負傷した(内務省発表)。 内務省によると、最初のテロは、サア … Read More

トルコのマルディン県当局が声明のなかで治安部隊が「分離主義テロリスト」2名を殺害したと発表、ヒムス県内でヒズブッラーの司令官が反体制武装勢力との戦闘中に死亡(2012年10月2日)

シリア政府の動き シリアの人民議会を代弁する国営紙『サウラ』(10月2日付)は社説で、エジプトのムハンマド・ムルスィー政権に関して、「知性が欠けており、アラブの国家安全保障を破壊しようとしている」と批判した。 ** SA … Read More