月別アーカイブ: 2013年1月

軍がアレッポ市アシュラフィーヤ地区に対して実施した空爆によりシリア・クルド民主統一党の幹部1名が死亡する一方、与野党含む党連合がイスラエル軍戦闘機によるシリア領空侵犯・空爆を非難する声明を発表(2013年1月31日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、SANA(1月31日付)によると、ダーライヤー市、ドゥーマー市、ハラスター市、フジャイラ村、ズィヤービーヤ町、ナブク市などで、軍が反体制武装勢力の追撃を続け、多数の戦闘員を殺傷、拠点・装 … Read More

イスラエル軍戦闘機がゴラン高原シャイフ山北部の高原地域を侵犯し複数施設を空爆する一方、シリア革命反体制勢力国民連立のハティーブ議長が条件付きでアサド政権と対話に応じる意思を示す(2013年1月30日)

イスラエルによる越境空爆 AFP(10月30日付)は、イスラエルの複数の治安筋の話として、シリアからレバノンに入国した車列を(レバノン領内で)イスラエル軍戦闘機が攻撃した、と報じた。 またイスラエルの匿名治安筋によると、 … Read More

アレッポ市の反体制武装勢力占拠区域で60体以上の遺体が放置されているのが発見される一方、ラアス・アイン市での戦闘のため自由シリア軍・サラフィー主義者がトルコから増援部隊を投入していることが明らかに(2013年1月29日)

国内の動き(シリア政府の動き) ワーイル・ハルキー首相は、危機解決政治プログラムの方針に沿って、反体制勢力を含む政治団体、職業諸組合、人民諸組織、NGO、宗教団体、経済団体などに、国民対話大会の形式と内容を検討するための … Read More

仏外務省がシリア革命反体制勢力国民連立を支援するための国際会議を開催、これに対しシリア国内の反体制活動家らがジュネーブで「民主的シリアと市民国家のためのシリア国際会議」を開催(2013年1月28日)

シリア政府の動き クッルナー・シュラカー(1月28日付)は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相兼国内通商消費者保護大臣がドバイに到着したと報じた。 同報道によると、この訪問は数年前にジャミール副首相がUAEで起業した … Read More

シリア最高司法評議会が国民対話に参加する反体制派に対する法的追及の停止を決定する一方、露首相が「アサド政権存続の機会は減少しつつある」としつつ同政権による「致命的な失策」を指摘(2013年1月27日)

国内の動き(シリア政府の動き) SANA(1月27日付)は、シリアの最高司法評議会が、国民対話に参加する反体制政治組織・活動家に対する法的追及の停止を決定したと報じた。 同報道によると、法的追及停止の対象となる組織は、内 … Read More

ジャミール経済問題担当副首相がロシアからシリアに様々な武器が供与されていることを明らかにするなか、シャーム自由人大隊などがイドリブ中央刑務所に突入し「100人以上の囚人を解放」(2013年1月26日)

国内の動き(シリア政府の動き) カドリー・ジャミール経済問題担当副首相兼国内通商消費者保護大臣は、ロシアの声ラジオ(1月26日付)に対して、これまでに締結された契約に従い、ロシアからシリアに様々な武器が供与されている、と … Read More

ヌスラ戦線がダマスカス郊外県サアサア町で爆弾テロを実行し兵士8名が死亡、ラアス・アイン市では人民防衛隊が複数の拠点を自由シリア軍・サラフィー主義者らから奪還(2013年1月25日)

国内の動き SANA(1月25日付)などによると、宗教関係大臣の呼びかけを受け、シリア各地で多数の市民が、サラート・ハージャが行い、国内での治安と安全の回復を祈願した。 ダマスカス県では、旧市街中心に位置するウマイヤ・モ … Read More

軍がヒムス市および同市郊外での「野蛮な攻撃」を激化させるなか、シリア内務省は危機解決政治プログラムに基づいて最近出国した全ての市民に対し「国境の通関で帰国に必要なすべての措置を講じる」と発表(2013年1月24日)

国内の動き(シリア政府の動き) シリア内務省は声明を出し、1月6日のアサド大統領の演説で示された危機解決政治プログラムに基づき、最近の事件を理由に国を去ったすべての市民に対して、その出国の適法性にかかわらず、国境の通関で … Read More

自由シリア軍副司令官が自軍を大会に招聘しなかったシリア革命反体制勢力国民連立を非難、各方面が自由シリア軍・サラフィー主義者と人民防衛隊の戦闘が継続していることへの懸念を表明(2013年1月23日)

国内の動き(シリア政府の動き) ハマー県サラミーヤ市では、21日の自爆テロの犠牲者の葬儀が行われ、多数の住民が参列、挙国一致、治安維持、テロ活動根絶の必要を訴えた。SANA(1月23日付)が報じた。 ** SANA(1月 … Read More

国連事務総長とブラーヒーミー共同特別代表がニューヨークで会談、民主的変革諸勢力国民調整委員会いわくラアス・アイン市への自由シリア軍とサラフィー主義者の侵攻は「アラブ・クルド内戦」への道を開く(2013年1月22日)

国内の動き(シリア政府の動き) ハルキー内閣の危機解決政治プログラム実施閣僚委員会は、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長、ムハンマド・イブラーヒーム・シャッアール内務大臣、および内務省各部局長と会合を開き、在外の反体 … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立はイスタンブールで1月16日から続けられていた大会を閉幕、移行期政府の構想は先送りに(2013年1月21日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アルバイン市、ハムーリーヤ市、バイト・サフム市、ムライハ市、アクラバー村、ザマルカー町などを軍が空爆した。 またダーライヤー市などに対して、軍が砲撃を行った。 … Read More

ムアッリム外相がインタビューのなかでシリア政府高官として初めて「調整」に対話を呼びかける、民主的変革諸勢力国民調整委員会が「シリア領内にテロを輸入」しているとしてトルコ政府を非難(2013年1月20日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市、ドゥーマー市、ダーライヤー市などに対して、軍が空爆を行い、5人が死亡した。 またハッラーン・アワーミード市近郊のバーリカ村に対する軍の空爆で、女 … Read More

ラアス・アイン市で人民防衛隊がサラフィー主義者戦闘員(ヌスラ戦線は含まず)や自由シリア軍と激しく交戦するなか、シリア革命反体制勢力国民連立はカタールから供与された800万ドルを傘下の11組織に配分(2013年1月19日)

シリア政府の動き ハルキー内閣の危機解決政治プログラム実施閣僚委員会が会合を開き、国民対話大会への在外反体制政治組織・活動家の参加を促進・補償するための具体的措置に関して審議を行った。 また鉄道網などを通じた被災者への人 … Read More

アレッポ市ムハーファザ地区で発生した爆発により数十名が死傷するも活動家は政府による犯行と主張、シリア政府は約10,000人の若者から構成される「国防隊」の新設を進める(2013年1月18日)

国内の暴力 アレッポ県では、『ハヤート』(1月19日付)などによると、アレッポ市ムハーファザ地区で爆発があり、建物が崩壊、12人が死亡した。 ワヒード・アッカード県知事は、AFP(1月18日付)に対して、この爆発で3人が … Read More

軍がヒムス市内の複数地区に進軍し「前代未聞の虐殺」を行うなか、ラアス・アイン市では人民防衛隊と自由シリア軍が引き続き交戦(2013年1月17日)

国内の動き(シリア政府の動き) SANA(1月17日付)によると、高等教育省職員がダマスカス県内の本舎でアレッポ大学での爆破テロの犠牲者を追悼する集会を行った。 ** SANA(1月17日付)によると、ダマスカス大学とフ … Read More

全国の大学がアレッポ大学で前日発生した爆破テロの犠牲者らの追悼集会を開く、ハサカ県ラアス・アイン市では人民防衛隊と反体制武装勢力が早朝から戦闘を再開(2013年1月16日)

国内の動き(シリア政府の動き) 1月15日にアレッポ大学で発生した爆破テロの犠牲者87人を追悼するため、シリア国内の大学が全学臨時休講となった。 ** SANA(1月16日付)によると、ダマスカス大学の学生数百人が、大学 … Read More

アレッポ大学に「テロ集団」が発射した迫撃砲が着弾し学生や市民らが死傷するなか、ハルキー首相がイランを訪問しアフマディーネジャード大統領ら同国政府首脳らと会談(2013年1月15日)

国内の暴力 SANA(1月15日付)は、テロ集団が発射した迫撃砲2発がアレッポ大学(アレッポ市)に着弾し、学生や市民多数が死傷した、と報じた。 同報道によると、迫撃砲はアレッポ市ライラムーン地区から発射された、という。 … Read More

イドリブ市で外国による反体制武装勢力への支援反対や国軍支持を訴えるデモ行進が組織される、反体制勢力がトルコ・ハタイ県でイドリブ県地方評議会行政局のメンバーを選出(2013年1月14日)

国内の動き(シリア政府の動き) SANA(1月14日付)によると、イドリブ市で、住民が、武装テロ集団の犯罪・蛮行拒否、トルコなどによる反体制武装勢力への支援反対、国軍支持、治安・安定回復支持を訴えるデモ行進を行った。 * … Read More