Monthly Archives: 5月 2019

イバー・ネットはシリア軍とともに戦闘に参加していた元反体制武装集団がシリア軍の爆撃で多数死亡したと伝え、シャーム解放機構メンバーが瓦礫の下敷きになった彼らを救出する映像を公開(2019年5月31日)

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月31日付)は、シリア政府との和解に応じて戦闘に参加していた反体制武装集団が、フワイズ村で友軍であるシリア軍の爆撃を受け、35人が死亡したと伝えるとともに、シャーム解放機構のメンバ … Read More

トルコ国境に接するアティマ村(イドリブ県)で抗議デモが発生、EUにシリア難民を受け入れるよう求める(2019年5月31日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、トルコ国境に面するアティマ村の通行所近くに住民数百人が集まり抗議デモを行い、シリア・ロシア両軍による爆撃を非難、欧州連合(EU)に対して、攻撃停止に向けて働 … Read More

トルコ軍特殊部隊がハタイ県国境地帯に展開(2019年5月31日)

アナトリア通信(5月31日付)は、トルコ軍特殊部隊が、シリア・ロシア軍によるイドリブ県への攻撃激化を受けてハタイ県に展開したと伝えた。 各地からハタイ県に集結した特殊部隊は軍用車輌50輌からなり、国境地帯に配置されるとい … Read More

ダーイシュがダイル・ザウル県東部のファイドダ村一帯のシリア軍と「イランの民兵」の拠点を襲撃し、同村を制圧(2019年5月31日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊のファイダ村にあるシリア軍と「イランの民兵」の拠点を襲撃、同村を制圧した。 これに関して、ダーイシュに近 … Read More

シャーム自由人イスラーム運動ハサン・スーファーン前総司令官は「個別の理由」により組織を辞めると発表(2019年5月31日)

シャーム自由人イスラーム運動ハサン・スーファーン前総司令官はテレグラムのアカウントを通じて、「いくつかの個別の理由により」シャーム自由人イスラーム運動と同組織が参加する国民解放戦線を辞めると発表した。 AFP, May … Read More

EUはシリア、ロシア、トルコ、イランにイドリブ県での民間人保護を求める(2019年5月31日)

欧州連合(EU)は声明を出し、「シリア政府およびアスタナ会議保障国(ロシア、トルコ、イラン)に対して自らの責任と義務を果たし、民間人を直ちに保護する」よう呼びかけた。 声明のなかでEUは「いかなる事情であれ、女性、子供な … Read More

トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団と地元部族が交戦し、7人が死亡(2019年5月31日)

アレッポ県では、ANHA(5月31日付)によると、トルコの実質占領下にあるアアザーズ市内で反体制武装集団と同市の部族(ウジャイル族)の民兵が衝突し、双方合わせて7人が死亡、多数が負傷した。 AFP, May 31, 20 … Read More

ハマー県北部ではシャーム解放機構、国民解放戦線がシリア軍への攻撃を激化させる一方、シリア軍はトルコ軍の監視所を砲撃(2019年5月31日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから32日目となる5月31日も、シリ … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから377人、ヨルダンから857人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年5月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月31日付)を公開し、5月30日に難民1,234人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは377人(うち女性118人、子供20 … Read More

米主導の有志連合はシリア空爆で「意図せず死亡したとされる民間人」は2019年4月末の段階で1,302人(2019年5月31日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2014年8月から2019年4月までにシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる7件の新たな報告を受け、すでに報告されている122件と併 … Read More

治安当局がダマスカス郊外県の住民の苦情を受け、国防隊幹部3人を拘束(2019年5月30日)

ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(5月30日付)は、治安機関がヤブルード市で国防隊幹部のサアド・ザクザク氏、バシール・クライキル氏、ウマル・サイイド氏を拘束した。 住民からの苦情を受けた措置だという。 AFP, … Read More

ダマスカス県バルザ区の引き渡しに協力した後に拘束されていた反対武装集団幹部3人が東グータ地方への燃料や食糧品の密売で得た富を政府に譲渡し釈放される(2019年5月30日)

サウト・アースィマ(5月30日付)は、ダマスカス県バルザ区でシリア政府との和解に応じた後、拘束されていた反体制武装集団の元幹部3人が最近になって釈放されたと伝えた。 釈放されたのは、アブー・マフジューブ、アブー・フサード … Read More

トルコ軍はハマー県、アレッポ県、イドリブ県の反体制派支配地域に設置している監視所に増援部隊を派遣(2019年5月30日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)、ANHA(5月30日付)は、トルコ軍がイドリブ県カフルルースィーン村の国境通行所を通じて、シリア領内に戦車、装甲車など30輌からなる増援部隊を派遣、同部隊は緊張緩和地帯第1ゾーンと … Read More

イドリブ県などに対するシリア・ロシア軍の爆撃は若干減少するも、民間人6人、反体制派戦闘員16人が犠牲に(2019年5月30日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから31日目となる5月30日も、シリ … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから356人、ヨルダンから945人の難民が帰国、避難民210人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者202人)が帰宅(2019年5月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月30日付)を公開し、5月29日に難民1,301人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは356人(うち女性107人、子供18 … Read More

北・東シリア自治局はフール・キャンプに収容されていたダーイシュ・メンバーの家族148人の身柄をウズベキスタン政府に引き渡す(2019年5月29日)

北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)のカマール・アーキフ報道官は、ハサカ県カーミシュリー市で記者会見を開き、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって拘束・保護され、フール避難民キャンプに収容されていたダー … Read More

ロシアとシリアはルクバーン、フール両キャンプの避難民が「米国に管理された武装ギャング」に人質にとられていると非難(2019年5月29日)

シリア国外難民帰還調整委員会とロシア当事者和解調整センターは共同声明を出し、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のヨルダン国境との緩衝地帯に位置するヨルダン国境のルクバ … Read More

殉教者アフマド・アブドゥー軍団がルクバーン・キャンプの防御を強化するとして泥壁の家200棟を破壊・撤去(2019年5月29日)

ザマーン・ワスル(5月29日付)は、米軍が占領するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動を続ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団が、同地に面するヨルダン北東部国境地帯に位置するルクバーン・キャンプの … Read More

ハマー県北部での戦闘に参加する元反体制派をスハイル・ハサン准将指揮下の民兵が背後から銃殺(2019年5月29日)

レバノン日刊紙『ムドン』(5月29日付)は、匿名情報筋の話として、タッル・フワーシュ村の前線で、シリア軍第5軍団に所属し、反体制武装集団との戦闘に参加していた元反体制武装集団の司令官がスハイル・ハサン准将指揮下の民兵(「 … Read More

トルコのアカル国防大臣はロシアに対してイドリブ県へのシリア軍の攻撃を停止させるよう求める(2019年5月29日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するシリア・ロシア軍の激しい攻撃が続いていることに関して、「我々はロシアとイドリブ県における早急な安定の実現と停戦に向 … Read More

ダマスカスとオマーンの首都マスカットを結ぶ定期旅客便再開(2019年5月29日)

シャーム・ウィングス社は声明を出し、ダマスカスとオマーンの首都マスカットを結ぶ定期旅客便を再開したと発表した。 定期旅客便は週2回、月曜日と木曜日に就航するという。 AFP, May 29, 2019、ANHA, May … Read More

米主導の有志連合はハサカ県で空挺作戦を敢行し、ダーイシュのメンバー15人を拘束(2019年5月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍特殊部隊とともに、県南部のカーナー村で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー約15人を拘束した。 AFP, … Read More

シリア・ロシア軍がイドリブ県などへの攻撃を続け、反体制派戦闘員43人、民間人18人が死亡(2019年5月29日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから1ヶ月目となる5月29日も、シリ … Read More

YPGとシリア政府はダイル・ザウル県タナク油田の施設売却と石油売買で合意(2019年5月28日)

アナトリア通信(5月28日付)は、シリア民主軍を主導する人民防衛隊(YPG)が石油部門でシリア政府との協力関係を強めていると伝えた。 同通信社によると、「YPGはアサド政権と石油部門での協力を拡大した。これは、YPGの支 … Read More

シリアのアル=カーイダにイドリブ県の自治を委託されているシリア救国内閣首班はトルコ軍の駐留に疑念を呈する(2019年5月28日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構にイドリブ県を中心とする支配地域の自治を委託されているシリア救国内閣のファウワーズ・ヒラール首班は、シリア・ロシア軍の激しい攻撃に関して、シリア政府との境界地帯に設置されて … Read More

シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市(ハサカ県)で爆弾が爆発(2019年5月28日)

ハサカ県では、ANHA(5月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市のアッカーシュ交差点(通称「四叉路」)に近いサイファーン公園に仕掛けられていた爆弾が爆発した。 死傷者はなか … Read More

フランス外務大臣「我々はイドリブ県一帯で化学兵器が使用されたことを示す兆候を持っているが、まだ調査は完了していない」(2019年5月28日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣は国民議会(下院)の外交委員会で、「我々はイドリブ県一帯で化学兵器が使用されたことを示す兆候を持っているが、まだ調査は完了していない」と述べた。 AFP(5月28日付)が伝えた … Read More

トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス市で東部自由人連合とシャーム自由人イスラーム運動が交戦(2019年5月28日)

アレッポ県では、ANHA(5月28日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡ジンディールス町の市場で東部自由人連合とシャーム自由人イスラーム運動が交戦した。 一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、27日にシャッラー … Read More

イドリブ県、アレッポ県などへのシリア軍の爆撃は続き、民間人30人が死亡、ダール・ヒクマ病院(カフルナブル市)、ラカーヤー救急医療センターが利用不要に(2019年5月28日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから29日目となる5月28日も、シリ … Read More