月別アーカイブ: 2018年12月

トルコのアカル国防大臣「ロシアのプーチン大統領がイドリブ県の情勢について合意に達したことで、シリアでは新たな人道的な惨事は起きていない」(2019年1月1日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、スライマーン・シャーの棺が移設されているアレッポ県のアシマ村を視察、同地に駐留しているトルコ軍部隊に対して、「トルコ軍はダーイシュ(イスラーム国)との戦いに対して責任を負っている…。今後 … Read More

トランプ米大統領はシリア駐留米軍の撤退期間を4ヶ月に延長することに同意(2018年12月31日)

『ニューヨーク・タイムズ』(12月31日)は、複数の消息筋の話として、12月28日にシリア駐留芸文の撤退を発表したドナルド・トランプ米大統領が、撤退期間を4ヶ月に延長することに同意したと伝えた。 同紙によると、トランプ大 … Read More

エジプトとUAEの治安機関が北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市で活動か?(2018年12月31日)

トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(12月31日付)は、アレッポ県マンビジュ市内にエジプトの治安機関のチームが活動しており、アブドゥルファッターフ・スィースィー政権指導部と何度も連絡を重ねていると伝えた。 同紙はまた、U … Read More

イラク軍戦闘機がシリア領内のダーイシュ拠点(ダイル・ザウル県スーサ町)を越境爆撃(2018年12月31日)

イラク軍合同司令部は声明を出し、イラク空軍のF-16戦闘機複数機が、シリア領内のダイル・ザウル県南東部のスーサ町一帯を爆撃したと発表した。 声明によると、爆撃によって、ダーイシュ(イスラーム国)が会合場所として使用してい … Read More

トルコのNGO組織IHHはイドリブ県内の避難民キャンプを救援するためのキャンペーンを開始(2018年12月31日)

トルコのNGO組織IHH(人道支援基金)は、寒波や豪雨の被害を受けたイドリブ県内の避難民キャンプを救援するためのキャンペーンを開始した。 ドゥラル・シャーミーヤ(12月31日付)によると、キャンペーンはファーティフ協会と … Read More

クウェートのジャールッラー外務副大臣「ダマスカスの大使館業務は、アラブ連盟の決定なしには再開しない」(2018年12月31日)

クウェートのハーリド・ジャールッラー外務副大臣は、シリアの首都ダマスカスでの大使館再開に関して、ジャズィーラ・チェンネル(12月31日付)に対し、「ダマスカスの大使館業務は、アラブ連盟の決定なしには再開しない」と述べた。 … Read More

トルコの実質占領下にあるアレッポ県北部のスーラーン・アアザーズ待ちで国民軍治安部隊の検問所が攻撃を受ける(2018年12月31日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月31日付)によると、トルコの実質占領下にある北部のスーラーン・アアザーズ町で、トルコの庇護を受ける国民軍の総合治安部隊と警察部隊(いわゆる「自由警察」の検問所が何者かの襲撃を … Read More

YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末ダイル・ザウル県南東部の2カ村を制圧(2018年12月31日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハジーン市南東に位置するカハーディー村、バクアーン村を攻撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦した。 一方、ユーフラテス・ポ … Read More

ロシア軍が非武装地帯設置合意以降初めてイドリブ県を爆撃、ロシア国防省発表によるとシリア各地で48件の停戦違反(2018年12月31日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を48件(イドリブ県11件、ラタキア県21件、ハマー県7件、アレッポ県9件)確認したと発表した。 トルコ側の監視チームも15件の停戦違反(イ … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから398人、ヨルダンから896人の難民が帰国、避難民446人が帰宅(2018年12月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月31日付)を公開し、12月30日に難民1,294人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは398人(うち女性120人、子供 … Read More

YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のウスマーン報道官「シリア民主軍は国境を守るためシリア軍と連携を開始した」(2018年12月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のアムジャド・ウスマーン報道官は、トルコが準備しているシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に関して、スプートニク・ニュース(12月30日付) … Read More

スプートニク・ニュースはYPG主体のシリア民主軍がマンビジュ市南東のティシュリーン・ダムをシリア政府に引き渡したと伝える、反体制系サイトはこれを否定(2018年12月30日)

スプートニク・ニュース(12月30日付)は、北・東シリア自治局の武装部隊であるシリア民主軍が、マンビジュ市南東部のユーフラテス川にあるティシュリーン・ダムをシリア政府に引き渡したと伝えた。 同ニュースによると、ダム引き渡 … Read More

アフリーン解放軍団がシャーム軍団検問所を攻撃(2018年12月30日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、29日にムハンマディーヤ村でシャーム軍団の検問所を攻撃し3人を殺害、2人を負傷させたと発表した。 一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会 … Read More

アレッポ市西部一帯で前日に引き続きシリア軍と国民解放戦線が交戦する一方、イドリブ県でシャーム解放機構と国民解放戦線が和解(2018年12月30日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月30日付)によると、トルコの庇護を受ける国民解放戦線が前日に引き続き、アレッポ市西部のラーシディーン地区一帯に進攻したシリア軍と交戦、これを撃退した。 ** ハマー県では、S … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから457人、ヨルダンから693人の難民が帰国、避難民695人が帰宅(2018年12月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月30日付)を公開し、12月29日に難民1,150人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは457人(うち女性137人、子供 … Read More

米主導の有志連合はシリア空爆で「意図せず死亡したとされる民間人」は2018年11月末の段階で1,139人(2018年12月30日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2014年8月から2018年11月までにシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる15件の新たな報告を受け、すでに報告されている194件 … Read More

シリア駐留米軍はハサカ県マーリキーヤ市の倉庫を撤去、イラクに施設を移動(2018年12月29日)

アナトリア通信(12月29日付)は、複数の地元消息筋の話として、ドナルド・トランプ米政権によるシリア駐留米軍の撤退決定を受けて、米軍が28日にハサカ県マーリキーヤ市の倉庫を撤去したと伝えた。 同倉庫には、米軍兵士50人が … Read More