シリア軍はイドリブ県南部のスィンジャール町一帯を制圧、シャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地から15キロの距離まで接近(2018年1月7日)

イドリブ県では、SANA(1月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南部でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦し、スィンジャール町、ムタワッスィタ村、ヒヤーラ村、カファルヤー村、マアッラト・スライア村、ラムラ村、ジャディーダ村、ナッバーズ・カバリー村、スィラーア村を制圧した。

これにより、シリ軍はシャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地から15キロの距離まで接近した。

シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍はまた、カフルナブル市、ジャルジャナーズ町、マアッラト・ヌウマーン市、ガドファ村、タッル・ディブス村、タッル・カルシヤーン村を爆撃、少なくとも2人が死亡した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動は、スィンジャール町西部に位置するタッルダム村およびその近郊の丘陵地帯をシリア軍から奪還した、と発表した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団が県南部のブルジュ・サブナ村に進攻したシリア軍と交戦し、これを撃退した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が指導する「彼らが不正を働いた」作戦司令室に所属する武装集団は、東グータ地方ハラスター市近郊の車輌管理局の解囲をめざすシリア軍部隊と交戦、撃退した。

一方、SANA(1月7日付)によると、反体制武装集団がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、2人が負傷した。

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クナイトラ県では、SANA(1月7日付)によると、シャーム解放機構がバアス市ウンマーリーヤ地区の住宅街を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、ダルアー市で、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属する自由シリア軍第18師団のラッダード・トゥウマ・アブー・ナッブート氏が何者かによって撃たれて死亡した。

AFP, January 7, 2018、ANHA, January 7, 2018、AP, January 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2018、al-Hayat, January 8, 2018、Reuters, January 7, 2018、SANA, January 7, 2018、UPI, January 7, 2018などをもとに作成。

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