アレッポ県アフリーン市一帯にトルコ軍が越境砲撃を続けるなか、YPGは反体制武装集団の拠点都市アフリーン市を砲撃し、病院2棟が被弾、多数が死傷(2018年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍が、西クルディスタン移行期民政局支配下のラージュー村一帯の村々(カッラー・バーバー村、カム・ラーシャ村、ジスル村、イースカー村など)、ジンディールス町一帯の村々(ハリール村、ハッジ・ハスナー村など)に対して越境砲撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、トルコ軍による越境砲撃は70発あまりに及んだという。

ラージュー村一帯上空にはトルコ軍の偵察機が旋回を続けたという。

トルコ軍はまた、反体制武装集団とともにシーラーワー町近郊の国境地帯に設置されているルーバール避難民キャンプを砲撃した。

ANHA, January 19, 2017

ANHA, January 19, 2017

これに対して、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、トルコの支援を受ける反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市を砲撃し、市内の精神病院と産婦人科病院が被弾し、患者13人を含む多数が負傷した(シリア人権監視団によると、負傷者は14人)。

al-Durar al-Shamiya, January 19, 2017

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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