ホワイト・ヘルメットによると、東グータ地方に対するシリア・ロシア両軍の爆撃で40人以上が新たに死亡(2018年2月24日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月24日付)によると、シリア・ロシア両軍が東グータ地方のミスラーバー市、シャイフーニーヤ村、カフルバトナー町、アルバイン市、サクバー市、ハラスター市、ハッザ町、ハムーリーヤ市を爆撃・砲撃した。

ホワイト・ヘルメットによると、これにより、ドゥーマー市で17人、サクバー市で2人、アイン・タルマー市で6人、ハラスター市で2人、ザマルカー町で2人、ハラスター市で3人、アルバイン市で3人、シャイフーニーヤ村で2人、カフルバトナー町で2人、アフタリース村で1人、バイト・サワーで1人が死亡したという。

al-Durar al-Shamiya, February 24, 2018

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なお、グータ広報センター(GMC)によると、18日以降の爆撃・砲撃での死者数は440人に達するという。

一方、シリア人権監視団によると、18日以降のシリア・ロシア両軍による爆撃・砲撃で住民505人(うち子供123人)が死亡したという。

AFP, February 24, 2018、ANHA, February 24, 2018、AP, February 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2018、al-Hayat, February 25, 2018、Reuters, February 24, 2018、SANA, February 24, 2018、UPI, February 24, 2018などをもとに作成。

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