シリア軍がイスラーム軍支配下の東グータ地方ドゥーマー市を爆撃し、30人以上死亡(2018年3月19日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はイスラーム軍の支配下にある東グータ地方のドゥーマー市などを激しく砲撃し、34が死亡した。

同監視団によると、ロシア・シリア両軍が攻撃を激化させた2月18日以降の東グータ地方での死者数は1,420人(うち281人が子供)に達するという。

SANA(3月19日付)によると、シリア軍が東グータ地方のハッザ町、ザマルカー町、アルバイン市、ハラスター市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点に対する攻撃を続けた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月19日付)によると、東部獅子軍が東カラムーン地方でシリア軍の拠点を襲撃した。

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ダマスカス県では、SANA(3月19日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、シャーグール地区、ドゥワイラア地区を砲撃し、1人が死亡した。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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