シリア軍はハジャル・アスワド市、ヒムス県砂漠地帯でイスラエル製の武器弾薬などを押収(2018年5月2日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月2日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地一帯でダーイシュと交戦した。

シリア軍はまた、ハジャル・アスアド市南部でダーイシュが掘削した地下トンネルを発見、イスラエル製の武器弾薬などを押収した。

SANA, May 2, 2018

SANA, May 2, 2018

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ヒムス県では、SANA(5月2日付)によると、シリア軍が県南部の砂漠地帯で反体制武装集団に供与されようとしていたイスラエル製の武器弾薬、機器、薬品を押収した。

SANA, May 2, 2018

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月2日付)によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機が県北部のカフルズィーター市を爆撃し、カフルズィーター病院が被弾し利用不能となった

またこの爆撃で病院スタッフ1人が死亡、多数が負傷、また住民も多数死傷した。

AFP, May 2, 2018、ANHA, May 2, 2018、AP, May 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2018、al-Hayat, May 3, 2018、Reuters, May 2, 2018、SANA, May 2, 2018、UPI, May 2, 2018などをもとに作成。

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