シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室はダルアー市内のシリア政府支配地域にビラを散布し、アサド政権との戦闘と解放を約束(2018年5月31日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室が無人航空機(ドローン)を使用し、ダルアー市内のシリア政府支配地域にビラを散布し、「アサドの悪党どもの不正と抑圧からあなたたちを守り、あなたたちを解放する」と訴えた。

ビラには「我々は自由シリア軍で、安全な祖国とより良い未来のために行動している」と書かれている。

al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018

al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018

al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018

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クナイトラ県では、SANA(5月29日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などの反体制武装集団が、ジャッバー村やバアス市西方の村落を砲撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、28日に結成された国民解放戦線が声明を出し、トルコマン山(ズィヤーラ村一帯)でシリア軍を襲撃し、二つの部隊を殲滅したと発表した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(6月1日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊が、アレッポ市とハナースィル市を結ぶ街道で、政治治安局アレッポ市局長のスーマル・ザイダーン中佐を殺害したと発表した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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